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- 波浪対策 | 株式会社 西海養殖技研
波 浪 対 策 東日本大震災復旧に関する事例紹介 基 本 概 念 1.「波浪に逆らわず、波浪を受流す」フレキシブルな養殖 施設の構造を策定 ※波浪に「対抗」する為に高い安全マージンを施設に設定する事は無意味=想定を超えると崩壊 ※目的は施設の損壊防止ではなく、生産物の散逸や損壊を防止する事が重要 2.「浮体構造物の簡素化」 垂下物重量を軽減する事で波浪による影響を受け難い施設を敷設 ※高浮力は太いロープが必要、浮体施設全てが重厚長大化し、波浪時の抵抗増大➡施設費が高額化 ※生産物の垂下重量や付着物による水中抵抗の軽減を図り、細いセクションでの耐候性を確保 3.被害の早期リカバリー最優先「散逸防止」➡ 「収容器」・ 「早期復旧」➡「 ブロック構造」を採用 ※裸吊りから収容器飼育へ ※養殖設備をブロック化して被害時の損壊拡大を防止、損壊修復時に同一規格資材の使用は優位 波浪被害と復旧を経験してきた漁業者としてのアドバイス 〇台風銀座の九州で鍛えられた真珠養殖施設の「策定」「保全」の知恵(後発の真珠業者として新規漁場開拓にチャレンジ➡従来の真珠漁場とは程遠い外洋性漁場しか残されて無かった➡ロープ・フロー トなどの資材・施設構造・敷設手法などの独自開発により設備の耐候対策は完成➡養殖設備が波浪に耐えても、垂下した生産物が影響を受けては無意味➡自然の猛威に逆らう事の無意味さ痛感➡永続的な養殖と言う経済行為の成立が最前提➡養殖設備のコストには限界がある➡近年の世界規模の気候変動において、従来漁場は通年漁場と言う概念は成立し難い時代➡自然に逆らわずアドバンテージのある時期のみ有効に利用➡異なる漁場への越夏・越冬の様な移動を含めた分業体制を構築➡副産物として漁場環境差による成長促進➡餌料環境差による殻体成長促進と肉質肥満を人為的に操作➡同一漁場環境より優位性を得る) 趣旨:東日本大震災の三陸・常磐沿岸の漁港施設、漁船、定置網や養殖施設等の 復旧に際し、調査結果の解析および、漁場保全対策や増養殖業の振興等を目的として、貝類生産に係る最新技術についての情報提供と活用についての意見交換。 「水産業復興・再生のための調査研究開発推進本部の現地対策推進本部第8回検討会」 テーマ「貝類の種苗生産・養殖技術の最新情報」 平成25年1月31日 主催:東北区水産研究所(塩釜庁舎)
- 付着防御 | 株式会社 西海養殖技研
付 着 防 御 海棲生物の付着防御技術 【付着防御に関するアプローチの違い】 「工業的」 船舶航行時の付着物による水中抵抗の100%排除が目的 化学的 毒性による殺傷忌避 防御効率優先思考 高効率防御 船舶関連産業 亜酸化銅 酸化亜鉛 毒性による 殺傷忌避 での付着防御 殺傷効率優先 殺傷成分溶出効果を高める技術 加水分解 自己 研磨 水和分解 溶出に伴う 海底への沈降と残留 海底生物環境の急激な悪化 「生物的」 従来からある知見 付着環境による収容器内部の生産物へのフジツボ付着防御 付着選環境に択性性のあるフジツボは人為的な止水 流速環境の作出で付着を阻害 【真珠養殖における知見】 抑制作業:挿核時のショックを和らげる為に貝の活性を抑える作業(麻酔が普及する前の技術) (抑制作業で使用する抑制篭内部のアコヤガイ表面にはフジツボは付着しない) ※ 抑制篭:篭の通水穴を制御する事で、通水量を制御、餌・酸素を抑え活性を落とす収容器 ・フジツボ幼生の付着選択には「付着基質周辺の流速」 に関し嗜好性(選択条件)がある (抑制篭内ではフジツボの付着忌避流速であるほぼ止水状態) ・通水量を制限する事で、付着に適さない内部流速を人為的に作出し付着防御を達成 (天然採苗時の誘引技術・養殖時の付着忌避技術が完成) 【付着嗜好(選択性)を活用した技術】 ・「生物の付着嗜好を研究」生物の付着機構の特性を活用した忌避や誘引技術を開発 ・防汚した通水性素材(PE網地)で収容器内の付着期における流速をコントロール。 浮遊幼生が付着基盤に付着する際の「好適付着流速」を阻害。 フジツボキプリス ☆粗い網地目合篭での育成(速い篭内流速)付着物での目詰まりを考慮 好適流速下ではフジツボが付着 マガキ稚貝(フジツボ除去困難) マガキ成貝(貝掃除必須) 失敗例: 「篭替え」「網洗浄」対策→逆に生産物表面への付着環境整備に繋がり、フジツボ幼生の付着器と化す 生産物表面に「優先付着物」として「藻類」が付着している状態→ 「生物コーテイング」 →フジツボの付着は無い 付着除去の優劣 :「付着した藻類は淡水処理で除去は容易」VS「石灰質で固着するフジツボ除去は困難」 ※フジツボ幼生の付着に繋がる「時期」「状態」の把握→「付着警報」指導→フジツボ付着軽減が可能 網篭の目合いを細くする事で収容器内流速を制限し生産物へのフジツボ幼生の付着を阻害 ☆細い網地目合篭での育成(遅い篭内流速)シリコン防汚で目詰まりを無視 1.5分・1.0分・0.5分目合い△提灯 マガキ稚貝(フジツボ付着無し) マガキ成貝(貝掃除不要) 防汚施工技術の改良 「防汚対象」開発時の 防汚対象物の違い 他社 「船舶関連」スタート 鉄部 防汚 船舶船底部 弊社 「漁業資材」スタート 樹脂 防汚 樹脂系網篭 「樹脂コンテナ」 同: モノフィラメントタイプの漁網 下塗り・上塗りの2液で対応 ・ 自己潤滑性の高い(剥離し易い)防汚基盤への接着性の高い 樹脂専用の下塗剤を独自開発 ・シリコン系塗料は吹付塗装が困難とされていたが、新たに吹付塗装可能な上塗剤を開発 ・バインダー樹脂や溶剤の改良で速乾性を達成 「撚糸網」 防汚施工コスト圧縮のため、一液での含侵可能な素材を優先 ・従来技術 忌避薬剤への浸漬保持「防網 染料 」で対応 ・新規技術 物性忌避効果のシリコン系を含浸保持「防汚 塗料 」を開発 ※ 水産業への導入は施工性を含めコスト圧縮技術開発(間接防御など)が進んでいる。 シリコン系防汚塗料の「含浸保持」状態 ※ シリコ-ン塗装コスト低減目的の上塗剤「一液」での含浸塗膜形成を完成。 シリコンの撥水効果を活用した地域海洋環境に優しい防汚技術の紹介 平成19年度 農林水産技術会議 先端技術を活用した農林水産研究高度化事業 「大型二枚貝タイラギの環境浄化型養殖 技術の開発」 (産業技術力強化法第19条の適用を受ける特許出願) 【国等の委託研究の成果に係る記載事項】 有明海における貧酸素水塊形成に起因するタイラギの立ち枯れ対策として、海底から切り離し垂下養殖するチャレンジ が試みられていましたが、付着物の多さで養殖管理は困難を極めていました。 【 関 連 知 財 】 防汚対象素材への直接施工ではなく、事前に防汚施工を施した素材を接触させる事で同様の防汚効果(間接防御) 【 名 称 】 「海洋生物の付着防御器具」 特許第5521154号(P5521154) 【 概 要 】 食用貝であるタイラギの殻体表面に、フジツボ、イガイ、カサネカンザシや粘着ホヤ、複合ホヤ等の海洋性 生物 が付着するのを確実に防御する方法及びそれに使用する防御器具を提供すること。 事前に防汚効果を持たせた通水性素材 を貝の殻体に密着させて使用することで、 (1)付着時期にあるフジツボ浮遊幼生が付着基盤に付着する際の「好適付着流速」を阻害、 (2)付着基盤となる貝殻表面の微生物フィルム形成を阻害することにより、フジツボ、イガイ、カサネ カ ンザシ 等の蛋白質由来の付着「嗜好」を阻害 (3)加えて「粗密な形状」から平滑性を好む粘着ホヤ、複合ホヤ等を防御する 間接防御(タイラギ) 潜砂性タイラギの可食部の短期肥育とアンスラサイトなどの基質を必要としない貝殻外部のフジツボ防御に有効。 極小目合いPEメッシュをシリコンで防汚 殻表面へのフジツボ付着は防御 防汚処理無しメッシュ 間接防御(アコヤ貝) 付加価値の高い真珠貝などに転用 実証済み (フジツボの付着防止効果および穿孔性の寄生虫の穿孔防御にも効果確認) シリコン防汚極小目メッシュでカバー 殻表面へのフジツボ付着は防御 防汚処理無しメッシュ 【 名 称 】 「タイラギを垂下養殖するための養殖用器具」 特許番号第 5288546号 【 概 要 】 垂下養殖において、タイラギを基質内に確実に潜砂させ、タイラギ殻体への付着物を防御し、成長させるた めに使用するタイラギ専用のタイラギ養殖器具を提供する。基質を使用した防汚処理養殖用容器 内にタイラ ギ専用の足糸固定器を設置する。かかるタイラギ垂下養殖用器具を使用すれば、基質中の足糸固定器によ り、アンスラサイトなどの軽量基質を使用しても、砂や砂泥を使用しても、タイラギの基質上への飛出しを確 実に防止することができ、タイラギ殻体へのフジツボなどの海洋生物の付着を防御しつつ養殖を行なうことが できる。 「大型二枚貝タイラギの環境浄化型養殖 技術の開発」成果報告会 国立研究開発法人 水産研究・教育機構による上記事業において開発された以下の知財が、現在、有明海周辺4県のタイラギ養殖実証試験において使用されています。 工 事 中 「実務的効果と環境への貢献」 「作業の省力化と廃棄物減量」 付着物の発生が抑制されることで、網替えや洗浄といった「除去作業の省力化」が期待できます。また、二枚貝養殖などで発生する除去残渣の「減量」に繋がり、処理コストの低減にも役立つことが確認されています。 「タイラギ養殖の実績」 タイラギ養殖の試験では、無処理区(43日間)の付着物重量約5㎏に対し、防汚処理区(67日間)の付着物重量が約1.5㎏に留まるという、付着物重量の大幅な軽減が確認されています。 ※高水温時の洗浄作業は貝に負担 ⇒ 付着 後 除去から事前防御へ 「生物への影響」 「化学的」な「忌避性」(亜酸化銅・酸化亜鉛:殺傷物材=バイオサイド)の未使用 「環境への影響」 「溶出タイプ」である「加水分解型」・「自己研磨型」・「加水分解型」ではない事 付着防止メカニズムが非有機スズ系 ⇒ 非バイオサイド系 ⇒ シリコン系である事 「シリコン系付着防御塗料」の付着防御メカニズム 「非溶出タイプ」で塗膜表面の「物理的」な「撥水性」による付着強度の低減 「従来型」防汚塗料のメカニズム 「溶出型」 化学的生物忌避剤依存 「次世代型」防汚塗料のメカニズム 「非溶出型」 物理的付着強度軽減 〇PEロープとPEフロートの防汚結果 315日経過 719日経過 315 日 ( H21 /4 /22 ~H22 /3 /2) 719 日 (H21 /4 /22 ~H23 /4/10 ) 防汚処理 有り 防汚処理 無し 防汚処理 有り 防汚処理 無し 「提案」 水産業発祥の環境保全型「 付着防御」技術 の応用 〇ボートレース場などに設置された消波装置への 海棲生物付着問題について 現 状 「事後対策」 ⇒ 「付着除 去」 経費 「付着物除去」や「産廃処理」など大きい 「事前対策」 ⇒ 「付着防御 」手法 「化学的」⇒ 「忌避殺傷 」⇒ 「周辺環境」への影響 大きい 「物理的」 ⇒ 物性(撥水性) のみ ⇒ 主要対象 「船舶」金属製 ※ シリコン 塗料 金属 専用の防汚技術(下塗剤)として発達 水産業界 過去 「事後対策」 ⇒ 「付着除 去」 経費 「付着物除去」や「産廃処理」など大きい 現在 「事前対策」⇒ 「付着防御 」手法 「物理的」 ⇒ 物性(撥水性) のみ ⇒ 周辺環境へ影響 無い 「物理的」 ⇒ 物性(撥水性) のみ ⇒ 主要対象 「 水産 資材」樹脂製 ※ シリコン 塗料 樹脂 専用の防汚技術(下塗剤)として発達 ※ 経費のかさむ 「付着対策」 で はなく、「事 前対策」である 「周辺環境に優しい付着防御技術」 を実現 ※水産資材(樹脂製:元々表面の自己潤滑性が高い=剥離し易い)へのシリコン系防汚塗料の吹付施工は、 塗装表面と防汚塗料との密着形成が最大課題、「樹脂専用下塗剤」(プライマー)を独自に開発、実用レベル の塗装の耐久性を確保、消波装置も同様の樹脂(PE・PP)製なので、同レベルの付着防御は可能 ・環境対応メカニズム 従来技術 「化学的」 側面ー環境に有害な付着忌避物質(殺傷目的)を使用する技術 忌避成分溶出 ⇒ 「環境」海底残留汚染 ⇒ 「生物」海底生物殺傷(自浄能力の 喪失) 水産技術 ①「物理的」 側面ーシリコンの撥水性のみによる付着基盤への付着強度低減技術 「ファウルリリース」 付着と剥離(自重抵抗増加)を繰返す ② 「生物的」 側面ー付着基盤に 選択性の有る付着生物の付着選択嗜好性助長技術 「ファウルリリース」 穏かな剥離は海底生物の自浄効果を損わない ・経費問題(メンテナンス) 従来 毎年 必要 装置の上下架経費(重量かさむ) 付着物除去作業(大量付着) 産廃処理(塩分除去問題) 現地で完結しない移動経費と委託経費が発生 提案 装置の防汚処理 (塗料+施工) 上下架経費(本体重量のみ)上架管理 ⇒ 付着物除去も必要なし 現地で作業は完結 ・現地施工 従来は大型のスケルトン資材へのシリコン防汚剤の塗布施工手法はデッイピングのみで現地施工は構造上困難 現在は吹付施工可能なシリコン防汚剤を開発し、現地での防汚と再生施工が可能 ※ 上塗(リコート)可能な塗料を開発し、現場で簡単に防汚性能の再生が可能となった 防汚事例 間接防御 (防汚:セイフティプロS浸漬不織布) 防汚対象 アコヤガイ(施術貝:挿核済み) 付着生物 ホンダワラコケムシ 防汚事例 直接防御 (防汚:セイフティプロHB 直接塗布) 防汚対象 アコヤガイ(施術貝:挿核済み) 付着生物 チゴケムシ 「直接的」 工学的 な基質成分や基質表面形状に求めた試験 ⇒ 成貝で評価 生物的 な選択性や嗜好性に求めた試験 ⇒ 付着期幼生貝で評価 「間接的」 「付着珪藻などによる 優先付着物 」による付着阻害 「優先付着生物の 付着誘引コントロール 」 〇付着に選択性ある生物は 「優先付着物」 によって 「付着可否判断」 付着基盤への 「付着順序」 が重要 紹 介 例 〇 ヒバリガイ 学名:Modiolus nipponicus (Oyama, 1950) ヒバリガイの付着防御試験 (天然種苗稚貝を使用した防汚処理区と未防汚区への強制付着試験) 天然種苗を採苗器でトラップ 付着器を芯として均一に付着 足糸で付着 レンガを使用した付着板 吹付による防汚塗装 ドブ漬けによる防汚 左:直接防汚 右:間接防御 防汚収容器を使用した強制付着 15日経過 直接塗布 間接防御ともに付着防御効果を確認 〇 カワヒバリガイ 学名:Mytiloida Mytilidae Limnoperna fortunei(Dunker,1857)
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- 防御技術 | 株式会社 西海養殖技研
海棲生物の付着防御技術 【付着防御に関するアプローチの違い】 1.「工業的」 化学的毒性による殺傷忌避 防御効率優先思考 高効率防御 船舶関連産業 亜酸化銅 酸化亜鉛 毒性による殺傷忌避での付着防御 殺傷効率優先 殺傷成分溶出効果を高める技術 加水分解 自己研磨 水和分解 有効成分溶出に伴う海底への沈降と残留は海底生物環境の急激な変化も伴う 2.「生物的」 物理的 撥水性 付着選択性のある生物では付着「嗜好」で阻害 水産増養殖業 マガキ等の二枚貝養殖業では特に化学的忌避剤は使用不可 3. 「直接的」 「工学」的な基質成分や基質表面形状に求めた試験⇒成貝で評価 「生物」的な選択性や嗜好性に求めた試験⇒付着期幼生貝で評価 4. 「 間接的」 「付着珪藻などによる優先付着物」による付着阻害 「優先付着生物の付着誘引コントロール」 着底防止フィルター(物理的) 〇 他社塗料は船舶船底部などの「船舶関連」への使用を想定し開発。 〇 当該塗料は樹脂系網篭などの「漁業資材」への使用を想定し開発。 ※ 下塗剤と上塗剤が必要で、材料費・施工費を含め高価になり易い。 塗料を防汚対象素材へ含浸させる事による上塗剤の一液施工法を開発。 バインダー樹脂や溶剤の改良で速乾性を達成。 ※ 水産業での使用は施工性を含めコスト圧縮(1液施工など)が進んでいる。 ※ シリコ-ン塗装コスト低減目的の上塗剤「一液」での含浸塗膜形成を完成。 〇 水産業から見る生物的なアプローチ 【付着嗜好性(選択性)を活用した技術】 ※防汚した通水性素材(PE網地)で収容器内の付着期における流速をコントロール。 ➀浮遊幼生が付着基盤に付着する際の「好適付着流速」を阻害。フジツボキプリス ※ 他社との相違:元々「生物の付着嗜好を研究」生物の付着機構の特性を活用した忌避や誘引技術を開発 【知財情報】 特開2010-57432(P2010-57432A) 平成19年度 農林水産技術会議 先端技術を活用した農林水産研究高度化事業 「大型二枚貝タイラギの環境浄化型養殖技術の開発」 (産業技術力強化法第19条の適用を受ける特許出願)【国等の委託研究の成果に係る記載事項】 【発明の名称】 「海洋生物の付着防御器具」 【概要】 食用貝であるタイラギの殻体表面に、フジツボ、イガイ、カサネカンザシや粘着ホヤ、複合ホヤ等の海洋性生物が付着するのを確実に防御する方法及びそれに使用す る防御器具を提供すること。事前に防汚効果を持たせた通水性素材を貝の殻体に密着させて使用することで、(1)付着時期にあるフジツボ浮遊幼生が付着基盤に付着する際の「好適付着流速」を阻害、(2)付着基盤となる貝殻表面の微生物フィルム形成を阻害することにより、フジツボ、イガイ、カサネカンザシ等の蛋白質由来の付着「嗜好」を阻害(3)加えて「粗密な形状」から平滑性を好む粘着ホヤ、複合ホヤ等を防御する 「生物への影響」 「化学的」な「忌避性」(亜酸化銅・酸化亜鉛:殺傷物材=バイオサイド)の未使用。 「環境への影響」 「溶出タイプ」である「加水分解型」・「自己研磨型」・「加水分解型」ではない事。 付着防止メカニズムが非有機スズ系⇒非バイオサイド系⇒シリコン系である事。 「シリコン系付着防御塗料」の付着防御メカニズム 「非溶出タイプ」で塗膜表面の「物理的」な「撥水性」による付着強度の低減。 従来型防汚剤のメカニズム 別分類 「溶出型」 化学的生物忌避剤依存 次世代型防汚塗料のメカニズム 「非溶出型」 物理的付着強度軽減 【試験確認実施状況】 「生物への影響」 【初期生活段階】 ・アコヤガイで、餌料藻類生長阻害・初期生活段階細胞分割異常を確認 【急性毒性】 ・アサリ、ヒメダカ飼育水に、シリコーン樹脂原体を添加し、試験実施 【畜毒性】 ・マダイ陸上飼育水槽を塗装し、3ヶ月間飼育後、魚体のシリコーン濃度を測定 ・ハマチ海上生簀網を網染し、6ヶ月間飼育後、魚体のシリコーン濃度を測定 「環境への影響」 【海水溶出】 ・陸上飼育水槽を塗装し注水3日後に海水中のシリコ-ン濃度を計測 【初期生活段階毒性試験】 使用するシリコーン樹脂の生物に対する影響を確認する為に、アコヤ貝(受精卵、浮遊幼生、付着稚貝、成貝)、アコヤ貝の初期餌料となる浮遊珪藻を対象として様々な 試験を実施。全ての試験で、生物に何ら影響を及ぼさない事を確認。 試験区 4分割期 対照区 4分割期 シリコーン樹脂を 1,000mg/L 濃度で飼育海水に添加、卵割異常は見られない。 【急性毒性試験】 5L水槽、アサリ、ヒメダカを飼育、シリコーン樹脂原体を添加、試験実施。 アサリ : 49時間および96時間LC50値は共に 1,000mg/L以上であった。 ヒメダカ : 49時間および96時間LC50値は共に 1,000mg/L以上であった。 試験地: (財)日本冷凍食品検査協会 1)魚類急性毒性試験とは、当該物質の魚類への短期的影響から、 生態系への安全性を見ようとするOECDが定めた国際的な試験。 2)LC50値の数値が高いほど、環境安全性が高い。 ※一般に100mg/L 以上であれば毒性はないとみなされ、数値が大 きいほど安全性が高くなります。 【蓄毒性試験】 マダイ 陸上水槽 シリコン系防汚塗料を塗装した陸上水槽で、マダイ3ヶ月間飼育し、マダイ全体をミックスしてし、シリコーン濃度を測定 試験地:山口県下関市水産大学校 ハマチ 海上生簀網 シリコン系防汚染料で網染した海上生簀で、ハマチを6ヶ月間飼育し、筋内部、肝臓部のシリコーン樹脂濃度を測定。 試験地:鹿児島県垂水・三重県尾鷲市 【海水溶出試験】 シリコーン樹脂を塗布した陸上水槽に海水注水、3日後に採水し、原子吸光光度法にて海水中のシリコ-ン濃度を計測したが、検出されなかった 試験地:山口県下関市水産大学校 低コストで付着を防止する技術 【施工法】 (吹付施工による作業および施工コストの軽減) 他社:塗装膜厚を確保する為に高粘度で、施工法として「刷毛・ローラー」による 塗布が中心 当社:バインダーがアクリル系、速乾性、低粘度、下塗・上塗 、「吹付」施工が可能 (含浸施工による作業および施工コストの軽減) 撚糸等 への染料的使用が可能、上塗剤一 液のみの施工可能で コストダウン、水産業で普及 【防御性能保持と再生】 他社:一回当たりの施工コスト高の為、厚膜形成による防御期間の保持 当社:施工コストが安価で、速乾性、上塗剤のみで 防御効果の再生が可能、高い持続性を達成 ※ シリコーン塗料唯一の「吹付施工」可能な製品で、施工の低コスト化 自社製造直販で、中間コストをカットし、水産業にも導入可能な低価格を達成 ■現場導入による効果 ・シリコン物性による付着防御 (付着面の接着強度の低減) ・撥水性による物理的な足糸での付着困難(着底しても剥離) ・シリコン物性による付着防御(バイオフィルム形成阻害) ・タンパク質由来の付着機構を持った生物の付着選択嗜好を活用 ・施工作業および施工コストの軽減 ・シリコン系塗料は高粘度な為、刷毛・ローラー施工が中心であったが 、当該塗料は水産業での高分子素 材への施工を基本に想定し開発した為、バインダー樹脂がアクリル系で、速乾性で、低粘度な為、下塗・上塗共に、「吹付」施工が可能となり、作業および施工コストを軽減 ・防御効果の持続性(効果再生が容易) ・上塗剤のみのリコートによる 「効果再生」が容易 ・環境保全(水草およびプランクトンへの影響) ※ 海苔漁場で唯一の使用実績 (急性毒・畜毒・初期生活段階毒性・海水溶出試験済み)
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service As a manufacturer and distributor of the ``Safety Series'' paint that prevents physical adhesion of marine organisms, we provide consulting services domestically and internationally on ``aquaculture technology'' for the cultivation of useful bivalve molluscs, with the main theme of ``aquaculture technology that preserves the marine environment.'' . For those who are considering new entry into the business, we provide ``appropriateness evaluation'', ``business plan'', ``facility plan'' when formulating plans for commercialization, and ``building peripheral know-how'' and ``prototyping'', ``manufacturing'', and ``sales'' of necessary materials after entering the business. We provide services such as. We have a track record of doing business with many local governments, fishermen's cooperatives, and major domestic and international companies, including overseas research and research. "Planning stage" “Judgment of suitability for aquaculture” "Estimation of necessary expenses" “Implementation stage” "Procurement of necessary materials" "Aquaculture technical guidance" Service name This is a paragraph. Click here and enter your text. Service Name I’m a paragraph. Click here to add your own text and edit me. It’s easy. Request a quote This is a paragraph. Click "Edit Text" or double-click the text box to edit. 名 姓 メールアドレス 送信 有難うございました!