
付 着 対 策
時代は付着除去から付着防御へ
「生物」と「海」の共存
「海棲生物」は「自然環境」下において、互いの「生存」「繁殖」の条件の下で、棲み分けて「共存」
・付着生物は固着すると移動不可、水温・餌料・食害など限定環境下、「生存」「繁殖」
・付着条件に選択性の有る生物、餌の種類・量・環境(流速)が確保される場所を選択
・単独優先の周年繁栄ではなく「付着」・「増殖」・「繁殖」・「浮遊」時期のズレで異なる付着生物が「共存」
・自然界において生物生存の周期的バランスと地域的自然環境下での「生物間」における「共存」関係が構築
「 人 」と「海」の共存
養殖漁業は「自然」との「共存」が最優先課題
・人為的な「養殖行為」は生物バランスの取れた地域自然界への介入
・無作為の養殖施設の敷設や垂下養殖は、環境保全への負荷を高め、既存の自浄環境バランスを破壊
・養殖功利優先の「付着物除去」や「忌避物質」(殺傷損壊)による付着物防御は海底の自浄能力を喪失
・付着防御技術の進化 生物に有害な「化学的」メカニズムから無害な「物理的」」メカニズムへの変換
人工的な「養殖行為」=「自家汚染」の自覚が必要
・養殖設備は付着生物の好適な生存環境と合致すれば格好の「付着基盤」となる
・貝類は海中の浮遊ブランクトンを食べ成長 「排泄物」は海底へ沈降 富栄養化
・「物理的除去付着物」の海底への沈降堆積(除去残牀など有機質の過剰堆積)
・「化学的防汚剤」使用 忌避殺傷成分の溶出沈殿 海底堆積 底生生物死滅
・養殖施設への「ムラサキイガイ」 海水温28℃以上 大量斃死 海底へ沈降堆積 富栄養化
・高水温時 溶存酸素量低下 好気性細菌 活動低下 海底自浄能力の低下
海底の自浄能力を超えない穏かな付着物沈降
養殖漁場の海底環境保全
「付着物防御」
「環境保全型の付着物対策」
化学的(忌避・殺傷)から物理的(撥水性強化・付着強度低減)へ
従来の海棲生物付着(藻類・イガイ・フジツボ・ザラボヤなど)の事前防御技術は、主に忌避剤(重金属)を
使用した化学的な付着阻害で、水質・底質汚染を招きやすいことが問題でした。本製品はシリコンの撥水性に着
目・活用し、溶出や沈殿がほとんどない、物理的な付着防止効果を利用した環境負荷のすくない、安心・安全な
技術です。(次世代型の付着物防御概念=ファウルリリース) 従来の忌避剤タイプの付着阻害剤は、薬剤が消耗
すると海棲生物が付着しはじめますが、本製品を使用すると、塗布面の撥水性により生物の付着強度が低下する
為、海棲生物は塗布面への付着と自重による剥離・落下を繰り返し、長期防汚効果が期待できます。養殖漁場で
は、付着物が一度にかつ大量に落下沈殿する場面※が度々あります。その際、急激な有機物負荷が局所的にかか
るため、自浄能力を超過して漁場環境の悪化につながるといわれています。本製品を使用すると、自浄能力を超
えない程度で連続的におだやかな付着生物の沈降を促進し、良好な漁場環境を維持する仕組みになっています。
養殖環境への配慮 「ファウルリリース」概念 自然環境との共存


※夏場の高水温(28℃~)による付着生物(イガイ)の大量斃死や、付着物の物理的除去による付着物の落下・沈殿など
「付着防御」技術 環境保全型 海棲生物付着防止剤「セイフティプロ」紹介


外来種ヨーロッパザラボヤ対策(ホタテ)北海道

フジツボ付着対策(マガキ養殖)宮城県
工事中
