検索結果
45 results found with an empty search
- 穿孔衰弱 | 株式会社 西海養殖技研
穿 孔 衰 弱 穿孔衰弱(貝殻寄生) 「貝殻に穿孔する生物」 殻体へ穿孔して寄生 ⇒ 侵入穴を真珠層で修復する際に体力消耗 → 斃死の要因 寄生虫: (ポリキータ:穿孔性多毛 類=ポリドラ) 閉殻筋(貝柱)部位への穿孔は、外套膜部位の様な 修復機能(真珠質分泌) が無い為、急激に消耗し斃死 稚貝の沖出し漁場など養殖初期の 「 幼貝」期は殻厚が 薄い為、穿孔の影響大 沖出し漁場の「適否」把握 ⇒ 重要 (漁場特性:海底の底質・鉛直交換の有無・垂下層の浮遊幼生密度) ・ 漁場海水の鉛直交換実態の把握 底質が泥 ⇒ 海水の鉛直交換 ⇒ 微細な海底泥が浮泥として上昇する際に浮遊幼生も上昇 (遊泳能力低い) ポリキータ イワガキ 重症 アコヤガイ 穿孔痕 アコヤガイ 軽傷 ヒオウギ 穿孔痕 ヒオウギ 重症 タイラギ 穿孔痕 タイラギ 駆除 治癒痕 穿孔貝: イシマテ(穿孔性の二枚貝) 物理的穿孔を行う貝類ではなく、化学物質を分泌して真珠質の炭酸カルシウムなどを溶出し穿孔する貝類 イシマテの成長と共に穿孔は深くなる ⇒ 閉殻筋(貝柱)部位へ達すると斃死要因となる シロチョウガイ 稜柱層が物理的に剥離(磯焼けでウニが付着藻類と共に齧る)して露出した真珠層部分に穿孔寄生が多い イシマテ 穿孔 露出した真珠質へ穿孔 磯焼けでウニの餌料不足 貝殻に付着した珪藻ごと齧る センコウカイメン: (穿孔性のカイメン類) 化学物質を分泌して、稜柱層を溶解して穿孔しているが、真珠層には穿孔出来ていない(閉殻筋への影響は見られない) センコウカイメン 外部 センコウカイメン 内部 赤点 状の侵入痕群 真珠層で防御? 環境保全型の「殺傷駆除」技術 ( 薬剤を使用しない、濃塩水と淡水の浸透圧差のみを利用) 駆除可能な貝類 ・マガキ・イワガキ・アサリ(完全に閉殻可能) ・アコヤ(浅海生息で比重変動に強い:低比重時には足糸穴付近から粘液を分泌して、低比重水の深入を防御) 駆除不可な貝類 ・ヒオウギ・ ホタテ 海底生息 ⇒ 環境変化に弱い ⇒ 自己防衛本能で変化に敏感 ⇒ 変化時 は自から移動する事で生存 延べ縄式垂下で、自から移動出来ない環境下での養殖なので、 一次的な漁場移動も必要(避難漁場など) ・シロチョウ 幼貝時は足糸付着(流藻などに付着拡散)するが、重量増加すると海底に定着(付着足糸は退化消滅) 稜柱層が剥離(ウニ食害) ⇒ 真珠層が露出 ⇒ 穿孔被害大( 穿孔カイメン・穿孔性二枚貝など) ・クロチョウ 幼貝~成貝 足糸で付着して生活 足糸穴に粘液分泌で防御する能力は無い ・タイラギ・アカガイ・トリガイ 海底基質に潜砂生息 ⇒ 環境変動時は深く潜砂して変化対応 ※ 収容器ごと飽和塩水に浸漬、浸透圧差をもって、周辺環境を阻害する事無く、安全に殺傷する技術 真珠養殖において海洋環境に優しい「付着物対策」技術として定着、「専用処理屋台」など真珠業界で独自に発展 (真珠技術研究会 会報 47号 1964年 飽和食塩水によるポリキーターの駆除について 国立真珠研究所 大村支所 船越 将二 氏) https://jp-pearl.com/wp-content/uploads/2017/12/047_03_02.pdf 種苗貝 初期 段階 捕食: ヒラムシ・サツマボラ (幼貝~成貝) 寄生虫 : ポリキータ (成貝) 被食: マガキ・イワガキ (完全閉殻する貝類)の種苗貝 マガキ カルチ採苗器 淡水処理(淡水全換水orかけ流し 1時間)500L 30連×10本 被食: アコヤガイ・シロチョウガイ・クロチョウガイ ( 完全閉殻可能な貝類) 幼貝~成貝 真珠貝採苗器 淡水処理(淡水全換水orかけ流し 0.5時間)2,000L 台形篭×40篭 ・完全閉殻可能な貝類は、開口し軟体部が露出しなければ、急激な比重変化にも耐性がある(カキ類駆除技術へ応用) ・足糸付着期は足糸口からの「低比重水」の侵入に対しても、短時間であれば、自ら粘液を分泌する事で、防御対応 成貝 2年貝 段階 より大きな浸透圧差の作出(淡水 ➡ 濃塩水 ➡ 淡水)へ浸漬 短時間で駆除効果を高める ・ 処理中に貝が開口すると逆効果、事前の開口防止処置(夏場の冷水浸漬・振動など)が重要 ・付着「藻類」も除去 ⇒「付着藻類」はフジツボなど付着基盤に選択性の有る生物の「付着防御」にも繋がる事に留意 ・「寄生虫駆除」が「付着生物」フジツボ(キプリス幼生) の好む付着基盤の整備に繋がる ⇒ 事前の処理時期検討が重要 ・プランクトンネットによる フジツボのキプリス幼生数の把握による作業時期判断が重要
- 幼生観察 | 株式会社 西海養殖技研
幼 生 観 察 幼生観察について 〇 天然採苗に懸る 「浮遊幼生」と「幼生付着」について ※自然界における貝類の「浮遊」幼生は全て付着に至る事は無い 生物的要素 受精「時期」の違いや受精時の「卵熟度合い」で健常と劣勢が混在している。 環境的要素 付着器への「優先付着物」や「周辺流速環境」の影響を大きく受ける ・透明度が高いと採苗器を設置した水深まで光達し、付着珪藻の優先付着が起こり、種苗の付着に影響が出る ・採苗器を設置した周辺の流速が付着する際の好適付着流速を外れると 種苗の付着に影響が出る 付着器投入のタイミング (浮遊幼生の眼点の出現) 受精後の日数で決まる為、受精時期のばらつきが大きい場合は、付着期間のばらつきも大きい。 付着器投入の目安にはなるが、採苗効率(付着数量)に関しての相関は少ない。 実際の付着器を使用した小規模付着試験の実施が有効(幼生状態より付着器の物理的付着条件が重要) 優先付着物による付着忌避を回避 → 付着試験盤の3日間隔の連続投入で付着のピークを探る 採苗器表面の優先付着物との相関は深い。 天然採苗における成否は如何に採苗器で付着幼生をトラップするかである。 アコヤガイ・マガキ・タイラギ・ヒオウギ養殖における浮遊生物の観測・分析 例 「分析」手法と目的 1) 付着生物分析 付着生物の付着情報の収集整理 貝及び収容器を設置、付着した付着生物の画像から、 付着生物の付着「状況の有無」と「優勢度」(付着初期・盛 期) について確認する。 同定生物 (全13種)優先付着物となる付着物繁殖情報の収集 1.アカフジツボ 2.サンカクフジツボ 3.タテジマフジツボ 4.フサコケムシ 5.チゴケムシ 6.ユウレイボヤ 7.シロボヤ 8.ネンエキボヤ 9.フクゴウホヤ 10.ムラサキイガイ 11.ワレカラ 12.カサネカンザシ 13.ヒトエカンザシ 「マガキ天然採苗」 天然採苗の高効率化 付着器投入のタイミングを探る 垂下層別に毎週、100㎜×100㎜の新しい付着試験盤 を設置、付着幼生数を計数記録 浮遊幼生の生物的評価 付着に至るマガキ種苗の成熟度合い 付着環境 付着阻害要因となる(優先付着物の有無・付着器設置水深周辺の流速) を排除 2)「サンプリング」手法 「 浮遊幼生」 付着前の情報 海水270L を 100μmで鉛直曳きされたネットサンプルから、フジツボ類の幼生、ポリキータ の幼生を計数する。 「付着幼生」付着後の情報 100㎜×100㎜の新しい 付着試験盤 を週一で設置・回収、付着幼生数を計数記録 3)浮遊藻類組成分析 ホルマリン固定海水中の餌料生物(植物プランクトンおよび微小動物プランクトン)を適宜濃縮または希釈のの ち、光学顕微鏡で珪藻類等を属レベルまでの同定および計数する。 同定生物 (全30種) 1.アステリオネラ 2.キート 3.ケラチウム・トリポス 4.ケラチウム・フルカ 5.ケラチウム 6.ケラチウム・フスス 7.コシノディスカス 8.コレスロンsp. 9.スケルトネマ 10.ステファノ 11.ステファノsp. 12.ステファノフィキシス 13.タラシオシラ 14.タラシオスリクス 15.タラシオネマ 16.チンチヌス 17.ディティル 18.ニッチアsp. 19.ニッチアセリアータ 20.ニッチアロンギシマ 21.ノクチルカ 22.バクテリオストラム 23.ビィドゥルフィア 24.ブリューロsp. 25.ブリューロシグマ 26.ペリディニウム 27.ベレロケア 28.ユーカンピア 29.リゾソレニア 30.レプトシリンドルス 「分析目的」 人の積極的な 技術介入による付着生物の低減 (採苗が目的ではない) 初期の目的 (事後除去)丁番部位への付着フジツボによる閉殻困難を軽減する目的 摂餌困難による衰弱斃死対策 (事前防御)フジツボの付着「条件」メカニズム(付着する際の環境条件を解明) 最終の目的 (事前対策)貝掃除作業の中止 「警報」 発令による フジツボの付着「数量」を軽減する目的 ・新たな付着基盤の再整備に繋がる高圧洗浄を避ける事で、フジツボ付着数の低減を実現 ・統一規格の付着計数盤の連続投入による、リアルタイムでの付着物の付着実態を把握:付着分析精度を向上 ・フジツボの付着防御を優先付着生物に起因する付着忌避と付着誘因に分離 付着生物に関する客観的な「評価」手法 目的→養殖実作業における付着生物の「誘因」と「忌避」の要件の把握とその対処による付着低減技術 ・浮遊幼生の採取→種別分類(同定)→ 二枚貝のD型幼生は似ているので種別の同定は困難 ・未確定な浮遊幼生数ではなく、付着計数盤に付着に至った付着幼生数の数値化 具体的な付着に至った付着数の把握 ・周辺環境観測による優先付着物との付着に至る相関関係の解明 ・貝掃除(新たな高圧洗浄)が付着基盤整備に繋がらないための清掃時期のコントロール 〇「付着幼生」について ※ 漁場に存在する 「浮遊幼生」 が全て付着に至る事は無い 浮遊幼生数量と付着幼生数量には相関関係が薄い ※養殖現場では「 浮遊」幼生数 ではなく 「付着」幼生数 で評価 ・海水中の浮遊幼生数量と付着幼生数量には付着に至るまでの幼生成熟度合いの違いによって統一性が無い。 ・受精時期・卵の熟度で大きく異なる。 ・浮遊幼生の付着サインである眼点出現は受精時期に統一性が無いためバラツキがある。) ・逆:人工採苗のメリット:人工採苗は卵の熟度が採卵の成否に大きく関与 タンク内での卵熟操作が重要) ・付着生物は付着環境により、付着に大きく影響を受ける。 ・付着順序 :「優先」付着物による忌避・誘因に起因する付着選択がある ・付着流速・基質形状:付着環境に選択性のある生物は付着に至らない。 〇「浮遊幼生」に関する観察 浮遊幼生の採取 採取は受動的で不確定な部分が多く調査誤差が大きい 分類同定も困難 データは客観性に欠ける ・直接採取:プランクトンネット 鉛直曳(直径面積×推進ḿ=濾過海水総量)ネット メッシュで大きさ別分類採取 ・間接採取:採水器(水中ポンプ)にて深度別に定量採水し、濾過せずに全量を遠沈管にて沈殿採取 プランクトンネットのメッシュ目合いで濾過 全ての 大きさのプランクトンを採水で採取 検鏡する採取サンプルの希釈濃度を統一し、対象貝種の付着幼生数を計数し数値化 植物性プランクトンと動物性プランクトンが混在 二枚貝のD型幼生は似ているので種別の同定は困難 〇「付着幼生」に関する観察 付着幼生の計数 統一規格の付着盤による付着計数は客観性に優れる 付着対象生物の分離が容易計数誤差が少ない 付着計数盤(100㎜×100㎜)に付着したフジツボ付着幼生数を計数把握 「客観性」回収データは付着固定物なので計数誤差は少なく客観性が高い 「作業性」洋上作業は回収のみ 陸上で計数が可能となり、洋上作業性が高い 「経済性」安価に自作可能 特殊な撮影機材などが不要 「東アジアビジネス展開支援事業(実証事業)」 長崎県産業労働部 2015 フィリピン イロイロ島 ( SEAFDEC 東アジア漁業開発センター ) THE DEVELOPMENT AQUACULTURE OF THE SOUTHEAST ASIAN FISHERIES DEVELOPMENT CENTER 「先端農商工連携実用化研究事業」 経産省 中国経産局 - 2012 「シングルシードカキ養殖法・流通の高度化によるかきオールジャパンブランドの確立」 広島県江田島市 (広島県・ヤンマー株式会社・かなわ水産株式会社とコンソーシアム) フジツボの付着計数盤(100㎜×100㎜ 10㎜メッシュ入り)を垂下物の水深別に設置し、フジツボの付着実態を把握 付着幼生の分類と計数 1週間毎に付着盤を追加して、時系列による付着幼生数の実態を把握 (優先付着物によるフジツボ付着忌避が存在する) 付着しても、後発の付着物に巻き込まれ成長出来ずに死滅する事もある。付着だけでなく繁殖力の優劣序列も重要 付着物調査例 付着物観測データの養殖実務への反映実例 フジツボの付着嗜好を人為的に助長する事で生産物への付着防御技術を実用化 マガキシングルシード種苗へのフジツボ付着防御技術(収容器内部の流速制限) 流速以外のデータロガーの光学ウィンドウへの付着物防御に有効 データ誤差を軽減 アコヤ貝の天然採苗(アコヤ貝着底期の浮遊幼生の付着選択性に特化した専用の収容器と付着器)フジツボの付着を排除 天然採苗への応用例 「第1回 Bahrain 天然真珠 資源調査」 一般財団法人 日本国際協力センター (JICE) 2013 課題名-「Bahrain天然真珠産業再生プロジェクト」 Bahrain Mumtalakat Holding Company B.S.C.
- 食害対策 | 株式会社 西海養殖技研
食 害 対 策 有明海でのナルトビエイによる食害が表面化する30年前の1980年代に、奄美大島のマベガイ養殖でナルトビエイの食害被害を経験、2000年代以降、温暖化に伴う漁場水温の上昇を契機に、有明海でクロダイによる食害被害(海苔・マガキ・イワガキ・アサリ)が頻発する様になった。2020年代に入り、東北以北地域でも水温上昇による マダイのホタテ稚貝の 食害被害が深刻化している。 ・弊社は真珠養殖における母貝量産技術として、実戦的な食害対策の知見を蓄積しております。 ・近年は、真珠養殖で開発した貝類に安全なシリコン防汚剤を塗布した食害防御ネットを有用二枚貝の食 害問題に転用する事で実績を上げています。(約40年の経験が有ります。) ※食害防止ネットの導入⇒ネットの付着物対策⇒重量増加(ハンドリング困難)⇒網防汚で対応した実績 〇 食害対策 (Countermeasures against feeding damage) 「捕食-被食」関係 に進展 (気候変動で発生サイクルが重複) 「食害(捕食・寄生)生物」 「捕食-被食」 九州での被害例 ①養殖初期(種苗) 捕食:魚類(クロダ イ・ブダイ・アイゴその他)幼魚 メジナ・オヤビッチャ・アミメハギ 成魚 アイゴ アミメハギ メジナ オヤビッチャ 捕食: 貝類(サツマボラ・ニシ類などの肉食系の巻貝)幼貝~成貝 サツマボラ テングニシ(種苗時) アカニシ(種苗時) ウミニナ 捕食:甲殻類( カニ・エビ・ イシガニなど)稚魚 高水温や比重低下などによる主要な餌料枯渇に起因) イシガニ イシガニ 食害防止メッシュ アミメハギ食害防止メッシュ カモ・シギなどの渡り鳥 干潟 (春秋の渡り の中継地) 潜砂前のアサリ稚貝などを捕食 ②養殖後期(成貝) 捕食:魚類(クロダ イ・イシダイ・ナルトビエイ・ブダイその他)成魚 クロダイ イシダイ ナルトビエイ腹側 ナルトビエイ背側 捕食:生物 ( ヒラムシ:扁形動物 渦虫綱 多岐腸目類) 斃死貝発生時に誘引蝟集し被害大 ヒラムシ シングルマガキ食害 シングルイワガキ食害 カルチマガキ食害 工事中 食害防止 シリコン防汚網蓋 アサリ 防汚メッシュ篭 アカガイ 防汚メッシュ篭 トリガイ 防汚メッシュ篭 マガキ 防汚ヤサイPE篭 工事中 「間接防御」シリコン含浸網地(不織布)を接触させるだけで、直接塗布と同じ付着防御効果 ポリキータ(穿孔性多毛類)侵入による症状例 テキストです。ここをクリックして「テキストを編集」を選択して編集してください。 テキストです。ここをクリックして「テキストを編集」を選択して編集してください。 ヒラムシ(扁形動物 渦虫綱 多岐腸目類)による食害 扁形形状を生かし、開口部分から内部侵入し、内部組織を直接食害 遊泳能力が有り伝播拡散力が大きい ポリキータ(穿孔性多毛類)+稜柱層剥離によるブリスター
- 種苗生産 | 株式会社 西海養殖技研
種 苗 生 産 〇 種苗生産 (Seed production) 「カキ養殖の課題」 ①計画生産(生産量および品質基準の確立:粗放的カルチ養殖➡集約的シングルシード養殖へ) ②技術開発(貝:選抜育種による優良品種作出・専用収容器および付着物対策と省力化) ③経費圧縮(種苗単価の低減:カキ礁の特性であるカキ類の選抜付着と付着物防御効果を活用 ) ④市場開拓(新商品開発と国際流通を見据えたカキ品質の国際規格化) (天然採苗による安価な自家生産のシングルシード種苗と養殖初期からのグレーディング) ・カキ礁➡劣化ホタテ貝殻で天然採苗➡防汚篭内で自ら剥離(省力化)➡疑似シングルシード ・食害防止網篭育成➡大小選別(機械篩)➡計画生産を実現 ・生産物の現状把握=準工業製品的な計画生産性➡「量と質」の明確化➡計画流通の実現 ・国際流通には価値観共有の為の明確なグレーディング規格構築が必須要件 佐賀県鹿島市沖のカキ礁への試験採苗器設置状況と種苗回収状況 2011 協力参加 ※ 本件照会先:独立行政法人 水産総合研究センター 経営企画部 広報室 「カキ礁天然採苗コレクター」設置図 ○コレクター ホタテ貝殻80枚を一連 全長80cm 100連8,000枚 鋼線縫い ○連結方法 連は6mmクロスPEロープ、幹綱は18mm三つ打ちPEロープ 1m間隔、幹綱全長100mを指定場所に重ねて設置 ○設置方法 PEフロート1尺玉 (必要であれば簡易浮標灯) *カキ礁水深2~3m時のコレクター設置回収を想定し、省力化を目指す。 カキ礁(有明海) 【調査の背景】 3月11日に発生した東日本大震災は,地震直後の大津波によって北海道から九州の広い範囲で水産の現場に甚大な被害を与えました。 中でも震源地に近い岩手,宮城両県のカキ,ワカメなど養殖漁業は,海上ならびに陸上施設の大部分が流出・破壊されたため,壊滅的な状況となりました。一方,宮城県はカキ養殖用の種苗シェア約9割をしめる一大産地であったため,影響は被災地だけにとどまらず,全国各地の養殖現場では次年度以降の種苗確保が緊急かつ大きな課題となりました。西海区水産研究所では有明海を重要な研究フィールドとしていますが,この海域の奥部には日本一の面積を誇る干潟に加え,およそ1,000平方キロメートル(東京ドーム21個分)にも及ぶカキの群落(カキ礁:図1)が広がっています。私たちは,これまでカキ礁の環境浄化機能や多様な生態系に係わる役割を調査・研究してきましたが,この度の震災で生じた養殖カキの種苗安定確保に向けた課題に対応するため,①カキ礁における安定採苗手法の開発,および②得られた種カキの養殖用種苗としての評価について試験を実施しました。 【試験の内容・特徴】 1.試験①:カキ礁における安定採苗手法の開発 1)実施日時 2011年5月28日~9月5日(100日間) 2)実施場所 佐賀県鹿島市塩田川河口カキ礁 3) 協力機関 (株)西海養殖技研 ほか西九州地区貝類生産研究グループ8社 4)結果の概要 ・天然種苗コレクターとして多く用いられるホタテ貝殻をカキ礁の上へ直に横置きで100連設置した。 ・100日後にはホタテ貝殻1枚あたり50個以上のカキ種苗(1~2cmサイズ)を採苗できた。 ・横置きのコレクターにはフジツボやイガイなどの動物性付着生物がほとんどつかず良質の種苗が得られる。一方,縦に設置した場合はカキ以 外の生物が多量に着生する事を確認した。 ・カキ礁での採苗は一昨年より3回実施しているが,毎年安定した結果を得られた。 2.試験②:得られた種カキの養殖用種苗としての評価(中間評価) 1)実施日時 2011年5月28日~9月5日(100日間) 2)実施場所 長崎県平戸地区カキ養殖場ほか5地区 3) 協力機関 (株)西海養殖技研 ほか西九州地区貝類生産研究グループ8社 4)結果の概要 ・2010年夏季にカキ礁で採苗され、1年間カキ礁上で養生されたカキ種苗を4月中旬受入と5月下旬期受入の2期に分けた養殖試験に使用した。 ・水温上昇した夏場に成長が一時停滞,大きな問題となっていた宮城県産の種苗で発生する大量死亡(50~60%)は殆ど認められない。 ・宮城県産の種苗では,殻体成長は早いわりに、産卵後の夏場以降の回復と身入りが遅い傾向があり,地域によっては需要が見込まれる年末期 の販売には身入りが間に合わず出荷時期が翌年の春までずれ込む事が報告されている。今回の試験地域では、夏場の殻体成長は遅く小粒なが らも高い生残率と産卵後の夏場以降の回復と身入りが早いことが報告されている。 ・今後,秋~春の出荷時期に再度宮城県産の種苗と成長度(個数/㎏),生残率(個数/付着板),身入り度(肉重量/総重量)等を比較する。 ・さらに今年採苗した種苗を秋以降に養殖試験に使用し,成長度,生残率,身入り度等を比較する。 【成果の活用】 1.養殖用カキ種苗の安定的で多様な入手に役立ちます。 2.今まで大きな問題となっていた養殖カキの夏場に生じる大量死亡、販売早期の身入り不足を解消するなどの対策として有効な技術である可能性 3.今後,カキ礁での採苗技術およびそれらを用いた養殖試験を継続していくことにより,カキ養殖で生じる問題を解決し,様々な養殖形態に対応 小粒ではあるが夏場の斃死が少なく、早期の身入りが期待出来るなど既存のマガキ養殖とは異なる、新たな市場を形成する可能性がある カキ礁にて天然採苗を実施(ホタテ貝殻・樹脂製付着板=脱塊の省力化目的) カキ礁にて天然採苗を実施(種苗コスト削減が目的) ※ カキ礁の特性:①海底から約20㎝まではフジツボの付着が見られない(付着流速環境・懸濁質の粒度が関与) ※ カキ礁の特性:②海底から20㎝まではカキ類(マガキ・シカメ)のみが着底付着 (優先付着物の制限と付着基盤の整備) カキ礁以外で漁場では「天然マガキ種苗」の養生時に、度々フジツボの大量付着が起きる ( フジツボの付着より干出条件を優先) ◎失敗からの見出し ※ マガキのコレクターとしてホタテ貝殻連をシーズンはずれに入手した処、貝殻表面が粉を吹いた状態の貝殻が納品、漁場で天然採苗後、 回収した連を裸吊りで中間育成した際に、付着した種苗の剥離落下が多発(付着強度が低くなっている為か?) ➡ 急遽リカバリーの為に 剥離落下する種苗の回収を目的とし、付着貝殻を防汚ネットに入れて育成 ➡ 連の付着稚貝(裸吊り)の中間育成と同様に篭底面から回収 した剥離落下稚貝を「シングルシード用の防汚網篭で育成」 ➡ 結果は既存のシングルシード種苗と同様に成長 塩酸処理後に1年放置 低比重対応沈下式フラプシー 天然採苗 脱落稚貝を網篭で回収 回収後の仮吊 キャップ形状を形成 剥離脱落した付着板 疑似シングルシード育成 早期に脱落回収した稚貝の形状は通常(人工採苗)のシングルシードと大差ない 貝殻に残った稚貝は丸篭育成へ 〇天然種苗を「安価」に「疑似シングルシード化」 ※ 天然採苗で疑似シングルシードを安価に得る方向へと発想を転換、ホタテ貝殻を人為的に劣化(塩酸処理後に野外放置して表面劣化)した天然採苗器として使用 ➡ 想定通りに付着した稚貝は成長すると自重で貝殻表面から篭底面へ自然に剥離落下(収容器の底面へ付着するので防汚加工は必須)➡ 近年開発導入が始まった樹脂製付着板より種苗の「付着率」は高く、「専用の剥離機器による剥離」作業および「付着板の再生作業」も不要で、「稚貝育成作業の省力化」と「種苗単価の低減」には有効 【付着嗜好性(物理的形状選択性)を活用した浮遊幼生トラップ技術】 潜砂性の二枚貝にも短期間の「付着時期」が有る事を活用 【二枚貝の生態及び付着メカニズム】 1.第一次「浮遊」期 ➀Trochophore(担輪子幼生)浮上遊泳期 狭い範囲 ②Veliger(被面子幼生) D型胎殻形成期 ③D型幼生(胎殻幼生)遊泳期 遊泳に適した運動器官発達 広い範囲 ④Pediveliger(成熟幼生)変体幼生期 足(付着用)の発達 付着準備時期 ⑤「変体幼生」は付着基盤として繊維状の海藻やヒドロ虫類を好む。 2.第一次「付着」期 前期ほふく仔貝(殻長0.26~0.50㎜) 付着基盤の接触が有る場合は「ほふく」よって移動拡散。 3.第二次「浮遊」期 付着基盤の接触が無い場合は、密植を避ける為、自ら足糸を切って落下拡散。 「足糸漂流」-漂流用足糸を伸ばし潮流によって移動拡散。 4.第二次付着期 付着基盤の接触が有る場合は、殻体の成長に伴い、餌料環境の良い場所を求め、 選り強度の ある基質(殻体を安定させる必要)へ、貝自らほふく移動拡散。 後期ほふく仔貝(殻長0.50~1.50㎜) アサリ 天然採苗 ※ 水産業の天然採苗技術を転用し、「防汚メッシュ」+「専用付着器」にてトラップ。 「漁場観察」から、短期間の「付着時期」がある事を発見(浮遊から着底した後、潜砂可能となる大きさまで) 付着条件に形状で選択性がある事を付着器別の付着実証試験から確認(アサリのみのトラップが可能) アカガイ 人工採苗 「付着器形状 別」試験 付着初期の付着器形状別の付着嗜好性と成長に伴う離脱性を観察 付着だけでなく成長に伴う移動拡散時の物理的形状を重視 高密度飼育時の餌料環境の均一性と種苗同士の付着凝集を防止 潜砂可能な大きさまで付着器飼育 → 離脱種苗は「基質」養殖へ マガキ 天然採苗
- 養殖技術 | 株式会社 西海養殖技研
養 殖 技 術 「養殖産業の課題」 ①計画生産(生産実態の把握:粗放的養殖➡集約的養殖:生産量および品質のコントロールと表示基準の確立) ②技術開発(貝:選抜育種による優良品種作出・専用収容器および付着物対策と省力化) ③経費圧縮(種苗単価の低減:生産性向上:選抜付着と付着物防御効果を活用) ④市場開拓(新商品開発と国際流通を見据えた品質の国際規格化) 流通的見地から養殖業に求める供給体制 Top of Page 「産地の生産者と連携した、新しいサプライチェーン構築」 実証事業例の紹介 「先端農商工連携実用化研究事業」 課題名-「シングルシードカキ養殖法・流通の高度化によるかきオールジャパンブランドの確立」 経済産業省 中国経産局 2012 (株)西海養殖技研、 広島県、ヤンマー(株)、かなわ水産(株)でコンソーシアム 〇 生産性向上 (Productivity improvement) ※養殖生産の 「目標」 は、生産した生産物を如何に販売出来るかである。 ・生産効率 「量」 ⇒「生残率」・「製品率」(歩留)・「作業効率」 ・販売効率 「質」 ⇒ 「商品価値向上」 ◎カキ養殖に於ける養殖機械(形状選別機・重量選別機)導入による生産性向上 (実例) 【 従 来 】 ・出荷販売時 「重量選別」⇒「サイズ別」価格で販売(SS・S・M・L・LL)など出荷時の重量選別での判定 ※販売単位が「重量」販売が基本 ⇒ 商品に統一性が無く明確な規格化が困難 「デメリット」 「殻付き」⇒ 「販売品質」出荷販売時の不良品(身入り不足)の明確化困難 (顧客が剥身時に判明) 「生産性」 規格外サイズは全て「廃棄」に繋がり、「生産効率」悪化に直結 「剥き身」 ⇒ 「省力化」 機械による大量選別が可能 ⇒ 剥身ロス(人件費)の低減 剥身作業効率向上 「生産性」 規格外サイズは全て「廃棄」に繋がり、「生産効率」悪化に直結 【 新 規 】 ・養殖初期 「形状選別」 ⇒ 「大きさ」毎に選別(中間育成後) ※「シングルシード種苗」は「経歴」が同じなので大小選別の効果は大きい(成長差持続) 「選別育成」 ⇒ 「サイズ」毎に育成 ⇒ 生産規格毎「形状サイズ」の「平均化=統一化」が目的 ※「種苗」段階からの「サイズ毎選別育成」は最適な養殖密度設定が容易 ・出荷販売時 「重量選別」 ⇒「形状サイズ」規格は統一しているので、平均重量規格外は「身入り不良」と判別が可能 ※「シングルシード種苗」は貝殻重量も平均化するので判定効果は品質に直結 「メリット」 「殻付き」 「販売品質」機械選別により、不良品(身入り不足)を数値で明確化、判定効率向上 「生産性」 規格外の不良品は剥身せずに「再生産」⇒ 出荷効率(生産性)の大幅改善 「剥き身」⇒ 「省力化」機械による大量選別が可能 ⇒剥身ロスの低減 作業効率向上 「 生産性」 規格外の不良品は剥身せずに「再生産」⇒ 出荷効率(生産性)の大幅改善 ◎近年の養殖生産物の海外輸出に関し、明確な規格(サイズ・品質・安全性)化は必須の取引要件 シングルシード 量産システム(形状・重量・グレーディングによる生物生産手法) 形状選別(形・サイズ) 形状・分級機 サイズ選別(大中小) サイズ別に育成 重量選別 重量・分級機 同一サイズなので殻付きのまま身入り度を判別可能 エラー品を再生産する事が可能で高い生産効率向上に寄与する ※ 殻付き牡蠣(生貝)の生産において、従来困難であった品質(身入りの精度)確認を剥身せずに達成可能となった 「数量」「質」共に不明な(粗放的)カルチベーション+裸吊り ホタテ貝殻に付着した「連」の状態で竹(コンポーズ)筏から垂下する養殖方法。 人工採苗による種苗生産 竹筏から連で垂下 ホタテ付着板で連組 貝殻に付着したまま成長 養生 機械による脱塊 厚種 密植状態 手作業による脱塊 ※ 問題点: ・「量」養殖実数の把握が困難( 養殖初期段階の食害 ・ 波浪時の脱落 )➡ 計画生産が困難 ・「質」付着状況に起因する外観および肉質の統一性が低い ・「手間」ホタテ板からの脱塊作業に手間がかかる ※ 出荷時まで養殖実態の把握が困難で計画生産性が低い 「数量」「質」共に明確な(集約的)シングルシード+防汚篭育成 一粒ごとにセパレートした種苗段階から、収容器に入れ、垂下する養殖方法。 FLUPCY 育成 殻体成長を優先 左殻は下 右殻は上 カラム内で高密度飼育 セパレート養殖 形状の平均化 篭養殖でリンペン成長 高密度でも集塊しない 形状選別後定数化 初期のキャップ形状形成 上下の整合性で固着無し 供擦りを必要としない ※ 問題点: ・牡蠣類は収容器の中で貝同士の付着により「集塊」を形成するので、物理的な成長阻害を起し易い ・種苗単価が高価な為、生産歩留まり次第では養殖初期段階から採算割れを起し易い ・収容器が必要な為、余分な資材償却経費が掛かる。 〇国際流通規格 (International Distribution Standards) 「国際流通に適した規格表示可能なマガキ」 ・急速冷凍:IQF( Individual Quick Frozen )ラインの構築 従来の緩慢冷凍 (Giftbook Quick Freezing) に比べ、食品細胞の破壊を抑制、鮮度維持に有利 ・異物混入検査(Contamination inspection )の前処理システム構築 ※ 生産ライン上の異なるメーカーの検査機器の処理スピードの同調(シンクロ)と搬送システムの構築が重要 搬入システム クリーンルーム化 IQFトンネルフリーザー 投入風景 異物検査装置 フリーザー制御盤 異物検査制御盤 セパレーター シンクロ装置 搬送機 重量選別機メーカー IQF重量選別機(供給装置付)150個/min×2乗 18,000個/h 選別(5ランク+規格外)DSG5500W-5R-P400-4K3-YAF07-HP 作動状況 動画 工事中 〇 新商品開発 (New Product Development) 「一口岩牡蠣・夏牡蠣」(従来品と競合しない新商品を安価に生産供給し市場を拡大) ・岩牡蠣の既成概念からの脱却➡小型=養殖期間の短縮=生産性向上➡真牡蠣と同価格帯で市場参入 ・既存の岩牡蠣(大型)との競合回避➡春で終了の真牡蠣の延長商品➡夏牡蠣食市場を新規形成 ・シングルシードにより計画生産及び安定供給形態を構築➡商品流通の「量」が確立 ・独自のグレーディング・キャップ形状により、均一性の高い養殖を実現➡商品流通の「質」が確立 (天然採苗による安価な自家生産のシングルシード種苗と養殖初期からのグレーディング) ・カキ礁➡劣化ホタテ貝殻で天然採苗➡防汚篭内で自ら剥離(省力化)➡疑似シングルシード ・食害防止網篭育成➡大小選別(機械篩)➡計画生産を実現 ・生産物の現状把握=準工業製品的な計画生産性➡「量と質」の明確化➡計画流通の実現 ・国際流通には価値観共有の為の明確なグレーディング規格構築が必須要件
- 穿孔寄生 | 株式会社 西海養殖技研
穿 孔 寄 生 穿孔寄生(ポリキータなどの多毛類の穿孔寄生による衰弱・斃死) 「貝殻に穿孔する生物」 殻体へ穿孔して寄生 ⇒ 侵入穴を真珠層で修復する際に体力消耗 → 斃死の要因 寄生虫: (ポリキータ:穿孔性多毛 類=ポリドラ) 閉殻筋(貝柱)部位への穿孔は、外套膜部位の様な 修復機能(真珠質分泌) が無い為、急激に消耗し斃死 稚貝の沖出し漁場など養殖初期の 「 幼貝」期は殻厚が 薄い為、穿孔の影響大 沖出し漁場の「適否」把握 ⇒ 重要 (漁場特性:海底の底質・鉛直交換の有無・垂下層の浮遊幼生密度) ・ 漁場海水の鉛直交換実態の把握 底質が泥 ⇒ 海水の鉛直交換 ⇒ 微細な海底泥が浮泥として上昇する際に浮遊幼生も上昇 (遊泳能力低い) 工事中 テキストです。ここをクリックして「テキストを編集」を選択して編集してください。
- 品種改良 | 株式会社 西海養殖技研
品 種 改 良 貝種の「品種改良」と取扱い周辺技術について 「品種改良」への想い 旧職時代(1984) に 当時の 水産庁養殖研究所が開催していた移動養殖相談室 において 、自然界における地域 固有系 統母貝 の重要性について指導を受け、全国の真珠養殖及び移動実績の無い地域の固定系統を、可能な限り収集、生 き た貝の ライブラリーを構築し、系統を保存( 継代)、雑種強勢の柱に使用 して 成果に繋げていました。 真珠生産に25年間携わり、天然母貝(購入)から人工採苗母貝 ( 約4億5千万貝 を自社生産)へ移行、 初期目的であ る自給体制 を確立、潤沢な生産貝数を背景に、育成初期段階の 選抜淘汰 が可能となり、挿核使用率や施術貝の生残率 改善を達成し、 経営改善に大きく寄与、 養殖一貫メーカ ーとし て 数少ない成功事例を得た経験が有ります。 安定した事業運営を目的とした「母貝量産技術」の開発、相対評価分析の基礎となる 「評価基準」 を構築しました。 起業独立後、更なる生産性向上を目指し、 新たに 「先天的な遺伝要素」 (遺伝形質に起因する情報) と 「後天的な外因要 素」(異常気象 ・手入作業ミス・移動減耗) を分離 、 健全な母貝「系統作出」と「維持保存」 の為 の「基本情報」とな る「分析評価」 手法を構築しています。 養殖技術を 「生産体系」 と捉えると、 「品種改良」は、 「先天的関与要因」への人為関与のほん の一部 で、生 物生産に は、 「後天的 要素」である数多くの技術 関与(段階毎に)が大きく影響する事を理解しなければなりません。 基礎研究レベルではなく、実践現場において失敗と実践 経験を積み重ね 、日々、 生産性や品質の向上にチャレンジし ています。 異常気象や魚病への人為的な対応技術として、ゲノム編集による育種技術が話題になっていますが、自然界は、種と して絶滅に至らない 限り、穏や か ですが、 「自然淘汰」 と言う形で、適応回復する力を有していると考えます。 これまでも長い年月をかけ、 新たな負荷に 適応して、 「種」 としての生存を継続する 「生物としての対応力」 で、絶滅 を回避してきたと思います。 過去に、急激な養殖結果の変化対応を期待して、過剰な選抜育種を行い失敗(全滅)した経験 が有 ります。 功利優先で 生物の摂理を無視した過剰な選抜は、 「種」 として最優先課題の 「生存力」 をも失う危険性が有ります。 実際に、多様な生存 環境における生物本来の持つ対応力を狭め、失う事の恐ろしさを実業の世界で体験しました。 限定的な育種技術による優先選抜種の自然界への導入が、 自然破壊 に繋がらない様に、慎重な多岐にわたる実証確認が 必要と思 われます。 選抜育種は、自然においては自然淘汰の対象ですが、ゲノム編集などは、自然界において 存在しない 新た な変化を生み、「種」としての子孫継代へも大きな影響を与える可能性が有ります。 自然界においての生存力の強い系統とはバラツキのある系統で「多様性」が残っていなければなりません。 「功利優先」 的な スピード感を求める 選抜技法は、自然界への影響を考慮に入れて 、 陸上養殖など環境コントロー ル 可能 な 「 限定環境下」 において、 慎重にチャレンジ すべきと考えます。 一度自然界を壊すと元には戻りません。 先人の声に「貝と共に生活し貝の声が聞こえる様になれ!」とあります。 利益を上げなければならない養殖行為とは 矛盾した話ですが、 「品種改良」は特に「改良技術」優先ではなく、日々の 貝の 実態把握をもとに、貝との二人三脚で慎重に進める事が重要と考えています。 自然淘汰 (natural selection) 各地 で自然淘汰(生存)、固定(生き残った)された 地域固有系統 ・ 自然界 同種内での生存競争 生存・繁殖に有利な形質 自然選択効果の長期蓄積 変化 新種 自然界における各地固有の天然貝は、種の生存の為に、貝自らが自然界において、環境変化に対応して、生き残って 来た貝種(固有系統= 自然界の選抜種 )と 捉えています。 ・ 生存繁殖 有利は保存 不利は除去 遺伝的変異が選択 各地 で自然淘汰(生存)、固定(生き残った)された 地域固有の系統 原種(original species) 改良元種、野生型個体 品種分類(infraspecific taxon) 人工飼育下で改良(選別交配)形質が固定化した個体集団 ・ 野生種 (wild species) 自然淘汰 地域固有の有用形質を継承 天然系 地域固定の有用株を分離選抜 継代栽培 ( 雑種強勢の 交雑の柱) ・ 選抜種 (selected species)人工交配 優良種(期間 生残 数量に優位性)の選抜集団 選抜系 優良種(期間 生残 数量に優位性)を 人為的に選抜育種 ( 雑種強勢の 交雑の柱) ・ 交雑種 (crossbreed)異種間または異亜種間の交配で生まれた個体集団 雑種系 異なる系統(性質)が人為的な漁場移動などで 自然界において交雑 F1品種 一代交配種 一代雑種 ※ 人工飼育下で選別交配がなされていない野生下で変異した集団は「突然変異個体」 改良目的(Purpose of improvement) ・有用形質を特定した 新たな系統作出 が目的ではなく、使用主力系統の 近交弱性問題を解決 する為に、別 種(生息地 域の異なる地域の固定系統)との交配による 「強勢を目的」 雑種強勢 の柱として導入 改良功罪(Merits and Demerits of Improvements) ・遺伝的多様性喪失 限定生産 抵抗性 狭小 全滅危険性 ・環境破壊 病害発生 薬量増加 ※注意:目先の功利優先の安易な遺伝子改良は、簡単には後戻り不可 ※ 飼育環境コントロール精度の高い陸上飼育では なく、実戦的な洋上育成への導入を目的 品種改良は時間が掛かる 即効性 ⇒ 交配以外の現状業務の見直し改善 業務改善(Business improvement) 環境変化に対応 基本 的な業務ハ ンドリング技術の改善改良 ・採苗技術:卵の成熟度を上げる・浮遊幼生の淘汰・飼育密度・餌料培養技術向上 ・養殖技術:高水温時の育成技術 防汚技術導入によるメンテナンスフリー 剥離採取や篭掃除 ストレス低減 品種改良の進め方 ◎品種改良の目的・方向性の明確化 ◎育種に関する知識レベル(基礎知識を含めた)の統一 1.現状貝種の内容把握 a.貝種別の 結果 分析(浜揚げ結果から 養殖場毎に貝種毎の特性を明確 にする) b.貝種別の 経過 分析( 斃死状況と漁場観測を関連付け 貝種毎の特性を明確にする) c. 生産効率の検討 (各所での貝種毎の成長・歩留まりを含めた 必要貝数の算出 ) 2.各養殖場の 推奨貝種の選定 作業 3.推奨貝種に基づく今後の 育種貝種の方向性 を討議 4.目的別育種計画の立案( 高品質・対高水温・対温度変化・対赤変化等の目的別育種貝種 ) 真珠養殖における人工採苗の現状 〇人工採苗技術の一般化による功罪 不確定な選抜基準による安易な交配 客観的な先天的遺伝形質選抜技術が未発達 採卵母貝の重要性を軽視 系統保存に値する価値 目的とする有用形質の再現性の可否 浮遊幼生時の不良淘汰を実施 貝数重視ではなく、優良種苗のみの選抜育成が主目的 種苗 専業業者 生産販売が主目的(貝数と大きさ優先) 販売した時点で事業成立 販売後の評価には無関心 真珠生産業者 種苗生産事業 採苗貝種毎に浜揚げ結果を評価 真珠品質と直結 真珠生産事業成立には必須部分 現代真珠産業の背景 「事業形態」 〇免許制度(母貝・真珠)による分業 目的 母貝 販売価格の上昇を優先( 大きさ=重さで格差) 大きな貝を生産し 販売した時点で終了 真珠 優良真珠生産に繋がる「高い生残率」「高い優良真珠の出現率」 貝の大きさばかりではない 弊害 分業により情報連携(母貝種と生産真珠との相関)が断絶(母貝産業と真珠産業の最終目的の解離) 真珠価格変動と母貝価格変動が解離(真珠価格が高騰しても母貝価格へ反映しない) 「市場形態」 ※市場のクローバル化に伴い未成熟な中国需要の急増で、国内真珠生産は「品質優先」から「功利優先」へ変化 成熟市場:真珠の価値は、珠の「サイズ」ではなく「品質」で決定 新規市場:品質表示が無い 珠サイズ差は明瞭グレード (品質に関しては鑑定書による証明などが重視傾向) 真珠 大珠サイズの高騰で生産は大珠志向=より大型の母貝の需要増 母貝 急激な中国市場拡大に伴う大型母貝の需要増、早期採卵などチャレンジするが増産困難 生物生産なので小サイズから大サイズまで連続して出現 需要と母貝価格の上昇は大型のみ 生産漁家の減少 高齢化・母貝体質弱体化・大型母貝需要の偏向などにより経営困難 廃業・離職 中国も市場成熟に伴い珠サイズ別価格決定から「巻き」「照り」を重視した品質重視の需要へ移行しつつある 真珠の流通経路の変化 中国市場を背景に仲買を通さず日本国内で直接仕入れ活発 玉石混合の品質で混乱 無核淡水真珠に比べ、有核で高い真円率の日本産厘珠需要が増加傾向にあり、小サイズ母貝の需要回復を期待 「選抜 淘汰」 物理的 浮遊幼生の物理的な淘汰(浮遊幼生のフルイによる成長不良貝切捨て)による優良(健全)種苗の選抜 生物的 親貝系統の組み合わせによって子の世代の強健さが変化 「雑種強勢」と「近交弱性」 優良真珠作出に寄与(経営資源として)する有用な種苗貝のみを選抜して継代育種 「選抜育種」 「選抜基準」 (急速・過度な選抜は生物としての生存幅をも狭める) ・ピース専用貝 (真珠の価値向上をピース貝の選抜精度で高める目的) 色目 干渉色(反射色なので光源波長で変化)と実体色(唯一の遺伝形質である黄色色素の強弱)の理解不足 照り 透明度 一層あたりの積層厚の平均化で深部まで透過 再現は後天的要素も大きく関与 巻き 分泌量増加への選抜効果の発現には継代時間が掛かる ※1対1 の様な極端な選抜でも成果 ピース専用貝の系統保存ではなく、 掛け合せ系統母貝の保存継代が重要 ・挿核専用母貝 色目 母貝真珠層色目は形成される真珠の色目への影響は少ない 耐性 高水温耐性・低水温耐性・水温変化耐性(降雨による急激な変化:水温上昇期・水温下降期) 空間 閉殻筋大きさによる挿核空間の大小 遺伝形質 選抜可能 巻き 分泌量増加への選抜効果の発現には短期間で効果 ※ 極端な選抜は危険 同一形質の精度を高める同一種による継代保存は 健全な母貝形質の保存継代が重要 〇採苗技術 飼育精度 陸上飼育技術・餌料培養技術 による卵熟技術の確立 受精技術 生殖細胞切出し法・アンモニア媒性技術 〇系統保存 掛け合せ個体の数 1対1 工事中 〇三倍体 アコヤガイでは授精力は無いが生殖細胞は形成される為 現状の技術ではアドバンテージを得られていない 「成長増大」生殖細胞自体は形成される為、未処理の二倍体に比べ、特別大きくなることは無い 挿核作業による異物(卵母細胞)混入による細胞蝟集(シミ)は起きる 従来通り卵抜き(成熟しないので抜き難い) や抑制作業(卵を持たせない操作)は必要 工事中 系統の品種改良より、生産した種苗の人為的淘汰(浮遊幼生の裾切り)の方が、その後の生存率・成長度には影響は大きい 〇有価性を高めた選抜種の養殖には、高度な管理技術が必須 選抜育種は万能ではない ⇒ 有価性の高い貝が揃っているだけ 先天的要因 目的を持って遺伝形質の精度を高める 品種改良 (選抜種・雑種強勢) ⇓ 後天的要因 環境変動や人為的操作ミスに耐え得る 高度な管理技術精度が必要とされる 高精度系統は、生育環境幅も狭く、想定外の環境変化では全滅の可能性が有る事を理解 養殖管理技術が伴わなければ、常に危険性と隣り合わせ(飼育精度の高い陸上飼育向き) 勘違い 環境変化に強い ⇒ 全滅しない ⇒ 系統精度が低くバラツキが有るだけ 工事中 真珠養殖における「優良真珠」作出を目的とした真珠母貝の「品種改良」について 原種(地域固定種)選抜育種(⇒雑種交配による強勢)雑種強勢 ヘテローシスheterosis 雑種強勢育種法 現状の「品種改良」は「選抜育種法」と呼ばれる人為的な選抜掛け合せによる「雑種強勢」 「天然貝」 ・特定の地域環境の下、地域で固定された形質(主に生残)を持った地域固有系統が各地に存在 ※養殖目的で、外部から持込み実績のない海域の自生アコヤガイを地域系統として、人工採苗で継代、系統保存 ※北限・南限に生息する地域固定系統を収集して、 人工採苗で継代、系統保存 「人工貝」 ・有用形質(成長に関する優位性など)を実貝の成長度分析により抽出 ⇒ 多大な時間と労力が必要 ⇒ 人為的に系統作出 ・天然貝の中から特異な形質を持った個体を抽出 ⇒ 選抜して系統を固定 ⇒ 有用形質強化を目的に既存系統と交配し作出 〇「雑種強勢」 (heterosis) ※ 人為的選抜による 人工採苗による育種系統の垂直継代は 系統の 弱体化を招き易い ・同一系統の時系列で保存した凍結精子を使用した「戻し交配」での強化 ・人為的に作出した系統の「固定」と「保存」には、多大な時間と労力が必要 「四国・三重」地区 漁家経営が主体 真珠免許と母貝免許で明確に分業 結果情報伝達の弊害 採卵母貝は母貝業者任せ 先天的要因として掛け合せ親貝の系統把握と管理は重要 〇目的 母貝養殖業(国内真珠母貝の確保) 真珠養殖業(核入れ後の施術貝の斃死軽減) 外套膜下がり(後退症)や高水温での斃死(異常斃死ではない)に耐性を持たせる取り組み 交雑相手を 国外に求める 中国系統 × 国内系統 ⇒ 中国ハーフ 2000年以降 「長崎・熊本」地区 経営規模が大 ⇒ 一貫メーカーが多い 逃げ場の無い養殖結果がリアルに伝達 採卵母貝は真珠業者がコントロール 養殖結果情報と直結した掛け合せ親貝の系統把握と管理は重要 〇目的 (核入れ後の施術貝の生残確保) 体質強化の為に既に国内固定系統による雑種強勢が積極的に行われていた 交雑相手を 国内に求める 地域系統 × 国内系統 ⇒ 国内ハーフ 1985年以降 (珠の巻きや照りを強化)+温暖化対策 白蝶真珠養殖などで海外系統導入実績 交雑相手を 国外に求める 中東系統 × 国内系統 ⇒ ペルシャ系ハーフ 1995年以降 〇実際に導入した交雑貝種 系統 「ペルシャ系」 「バーレーン」 バーレーン王国 ( Kingdom of Bahrain) 2013 調査訪問 「第1回 Bahrain 天然真珠 資源調査」 一般財団法人 日本国際協力センター (JICE) 2013 課題名ー「Bahrain天然真珠産業再生プロジェクト」 Bahrain Mumtalakat Holding Company B.S.C. 世界遺産指定に伴う資源調査として現地天然真珠漁場を調査 潜水して漁場観察・母貝採取・試験剥身 実態調査 資源枯渇傾向 貝資源量の実態把握と原因究明 ◎「高水温」耐性:日本漁場に比べ通年高水温下で生存 ◎「餌量変化」耐性:閉殻筋が日本国産(健常時)に比べ全肉重量比率で1.5倍ほど大きい ◎「穿孔生物」耐性:剥身した際に内側真珠層に穿孔穴の治癒痕のある貝が多い特に真珠層が厚い(老成貝で3㎜位) 現地でパールベットと呼ばれる天然真珠漁場は日本国内の磯焼けに似た海況で ウニの食害(ウニの餌不足によりア コヤ貝殻表層の付着珪藻を摂餌)稜柱層ごと齧る為、下地の真珠層が露出、露出部分の真珠層は穿孔性の生物(穿孔カ イメン・多毛類)の侵入が容易、生存する為には真珠質の分泌で修復が必須 結果生き残った真珠質分泌量の多い貝に よる繁殖が繰り返され、現地特有の形質として固定と推察 ※海域の異なる漁場で採取した真珠貝を剥身した結果、グリコーゲンの充実した貝は若年貝のみで、特に経年した貝と 思われる老成貝にはグリコーゲンの充実は見られなかった 生存を目的として、二次的なグリコーゲン充実・蓄積で はなく即効性にある「閉殻筋容量拡大」で対応か? 健常な貝 健常な貝 真珠層剥離・穿孔性二枚貝 穿孔カイメン(赤い点)痕 アコヤガイ 天然採苗 チャレンジ 2013.05.14 Bahrain 天然種苗付着試験用の人工杉葉(ブラックリーフ) 防汚台形篭への付着器及び温度ロガー(赤)のセッティング 防汚台形枠への付着器セッティング パールベッド(アスカール沖の漁場)へ2篭セッティング 「ラアス・アル ハイマ」 アラブ首長国連邦(Ras al-Khaima)2013 調査訪問 アコヤ 課題名ー「Ras Al Khaimah,U.A.Eに於ける真珠養殖実態と養殖技術の調査」RAK PEARLS訪問 日本技術導入による現地真珠養殖会社を見学 天然貝資源は豊富で現地採取 現地メンバーによる大サイズ単核の挿核 大量生産に向け安定した母貝供給体制構築を目的とした人工採苗施設の建設 採苗技術のあるパートナー模索中との事 ・真珠養殖に使用する母貝は現地天然母貝を採取しての挿核 大きさで分類するが老成貝と若年貝が混在 ・使用する母貝は殻体に対し閉殻筋容積が大きく、真珠養殖に適した人工的な核入れ位置の空間は狭い ・天然母貝使用法としては老成貝に比して閉殻筋容積の小さい「若年貝」を選別し「極小サイズ核」挿核は有効と推察 ・挿核施術の精度向上の為には人工採苗による同じ貝齢の貝の生産が最優先と思われる 「アブダビ」 アラブ首長国連邦( Emirate of Abu Dhabi)1992 調査訪問 アコヤ ※過去に アブダビ産の天然貝の育種を経験 特別な選抜・交雑は行わず日本国内で「純粋種」を4代継代したくらいから閉殻筋の小型化が確認された(日本環境に対応?)当時遺伝子解析技術は無く選抜因子の特定困難 「日本国内系」 他海域の天然貝や人工採苗貝の持込みの無い漁場の天然貝を地域固有の「固定系統」とし人工採苗で垂直継代し育成 保存 掛け合せの柱としトップクロスで人工採苗 天候変動や人為的ミスなどの後天的要素を排除した「浜揚げ結果」との相関分析 ※継代による弱体化(近交弱性)を排除するため母集団の大きさを優先保存育成する事で系統保存 育種に多大な経費 ⇒ ジーンバンク設立で対応(浜揚げ結果分析による優良交配種の評価 後天的因子の排除手法の構築)優良交配種の遺伝子を採卵母貝の精子冷凍で時系列種ごとに保存 優良結果は戻し交配(ライブラリー化し遡って交配可能) 近年は遺伝形質分析による有用遺伝子を抽出しマーキング 数値情報として可視化 工事中 〇選抜育種 (selective breeding) ※当時(20年位前) 工事中 S63 養殖移動相談室 国立真珠研究所研究報告 https://jp-pearl.com/filecategory/kokuritsu/ ・品種評価基準 先天的要因(遺伝形質のみの評価・後天的要因の排除) 後天的要因(環境・人為的操作) ・品種管理技術 優良形質の出現率 ・選抜育種法 ランダムに起こる偏移を待ち、探す ランダムではなく、貝種別に存在する特性を選抜する ・ゲノム編集育種法 ※当時(20年位前) 未だ 解析手法で実証を伴わない フィールドでの発現は一因性ではない 選抜効果の「有価性」の実証証明には年月を必要とする ・当時の論点 ※当時(20年位前) ※狙った変異を起こす 狙った変異とは何か? ・貝種別に存在する特性からゲノム解析を行い特性のゲノム情報を入手 ・母貝系統管理(純粋種の系統保全)(ジーンバンク=-20℃ではゲノム解析には適さない) ・実在する「有用貝種」ライブラリーを分析し、有用遺伝子を特定、抽出しライブラリーを構築 ・品種改良 ※ターゲットとなる有用形質を有した固有系統の発見が優先 地域で固定された固有形質を持った系統を探す事から始まる 地域純粋種(交雑の危険性排除=他所からの移動持込み) 地域純粋種の「固定」純粋種の継代保存(精子凍結・垂直継代採苗) 〇雑種強勢育種法 ( heterosis breeding) ※「同一系統」や「近親種間」の連続交配(垂直継代)⇒連続 ⇒ 「近交弱性」 (生育劣化)が表面化 「選抜育種」 真珠養殖におけるターゲット(有用形質)とは何か 天然貝(無作為)を用いた真珠生産⇒不安定(大量生産には不向き)安定した産業になり難い(大型資本投下のリスク大) 気候変動によって種苗「量」確保が困難 「人工採苗」 実際の「種」別アコヤガイを用いた「生産結果」を分析 ・高水温耐性(近年の海水温上昇に伴う斃死対策) ・優良真珠生産 高い真珠質分泌力 ⇒ 「巻き」 ・黄色色素(唯一の遺伝形質)のコントロール 干渉色への関与 ⇒ 「色目」 品種改良のスピードアップ 開発済み 〇人工採苗技術(卵熟・排卵誘発)の進歩による「 周年複数回 採卵」が可能 従来は採卵可能な二年貝で年に一度の卵熟期を待ち人工交配 最新技術 〇ゲノム編集(欠失型) ( genome editing truncated form )
- 事業実績 | 株式会社 西海養殖技研
事 業 実 績 「防汚技術を採用した環境保全型養殖」 国 内 事 例 〇シングルシードマガキ養殖実証事業 「先端農商工連携実用化研究事業」 経産省 中国経産局 - 2012 課題名-「シングルシードカキ養殖法・流通の高度化によるかきオールジャパンブランド の確立」 (広島県・ヤンマー株式会社・かなわ水産株式会社とコンソーシアム) 「東日本震災復興支援」 岩手県(大船渡・三陸山田) 宮城県(仙台・気仙沼) 2012 ~ 課題名-「マガキシングルシード種苗中間育成」「新養殖施設の開発」 「環境保全型マガキ養殖試験」 宮崎(JF青島・内海・フィッシャーマンズ) 2016 ~ 課題名-「カキ類養殖適否試験」 閉鎖浅海地区 〇タイラギ養殖研究に採用 「環境保全型タイラギ種苗中間育成」 長崎(全国水産技術者協会・西海区水研) 2016 ~ 課題名-「タイラギ種苗中間育成業務」委託事業 「環境保全型タイラギ養殖試験」 兵庫(高砂市役所・JF高砂・伊保漁協水産研究会) 2016 ~ 課題名-「タイラギ養殖適否試験試験」 浅海地区 〇外来付着生物防御対策に採用 「ヨーロッパザラボヤ対策事業」 北海道(函館・宗谷・室蘭・二海郡) 青森(拓新設計) 2014 ~ 課題名-「養殖篭」・「天然採苗器」への付着物対策 〇養殖浮体構造物への付着物防御に採用 「養殖施設の付着物防御対策」 2013 ~ 課題名-「 二枚貝中間育成装置へ の付着物防御」 ヤンマー造船 (株)岩手・広島・福岡・熊本・大分 課題名-「養殖筏の付着物防御対策」 水研機構 2010~ 「移動生簀」水工研 2011 〇養殖収容器の付着物対策に採用 課題名-「収容器への付着物対策」 水研機構 京大大学院 ヤンマー(株) 福岡県・熊本県 海 外 事 例 〇「物理的海棲生物付着防止塗料を活用した環境保全型養殖技術」の海外展開 「バーレーン王国の資源調査」FS事業に採用 「第1回 Bahrain 天然真珠 資源調査」 一般財団法人 日本国際協力センター (JICE) 2013 課題名-「Bahrain天然真珠産業再生プロジェクト」 Bahrain Mumtalakat Holding Company B.S.C. 「東アジアビジネス展開支援事業(実証事業)」 長崎県産業労働部 2015 THE DEVELOPMENT AQUACULTURE OF THE SOUTHEAST ASIAN FISHERIES DEVELOPMENT CENTER 課題名-「ミミガイへの穿孔性多毛類侵入防御対策」 フィリピン (東アジア漁業開発センター) 課題名-「クエ養殖池の鉛直攪拌装置へのフジツボ防御対策」 台湾 「力佳綠能生技有限公司」 調査研究委託事業 「第1回 U.A.E 養殖真珠技術調査」 アラブ首長国連邦 Ras AlKhaimah RAK PEARLS 2013 課題名-「Ras Al Khaimah,U.A.Eに於ける真珠養殖実態と養殖技術の調査」 「第1回 ミャンマー南部 漁業実態調査」 YMF 課題名-「ミャンマーに於ける漁獲漁業と養殖漁業の実態調査」 2013 「実証試験補助役務」 課題名-「実証試験フィールドの提供および保守作業補助業務」 海外大手バイオサイドメーカー 「防汚効果の持続性に関する実証試験」 課題名-「経過観察記録および周辺環境データの収集」 国内大手施工管理会社・国内塗料メーカー
- 操作ミス | 株式会社 西海養殖技研
操 作 ミ ス 〇人工採苗に起因する大量斃死について(過去の大量斃死事例の紹介) ※ 「人工採苗」における最優先課題 「人工採苗」の目標は「天然繁殖」に劣らない「健常」な種苗生産 「健全な数多くの採卵母貝」と「健全な卵熟育成」という人工採苗 に懸る「生物生産の基本」を遵守 功利主義に走るあまり生物生産の基本を無視した掛け合わせ個体数の少ない種苗生産は人間の「驕り」 近交弱性 ピース細胞専用貝として、掛け合わせ♂♀個体数が25対25を下回った採卵による、「生残率低下」と「矮小化」を経験 ※「採苗生産の3つの事業形態」 「種苗生産」は「養殖結果」と解離してはならない (実際のユーザーとして40年にわたり真珠生産に使用した結 果と感想) 【自社水揚高の向上が目的】 採苗精度(生残率など)が自社業績に直結 「民間の一貫メーカー」 ( 種苗・養殖・加工・販売)は常に採苗に逃げ場の無い結果がフィードバックされる ・安定した 事業成立 を前提とした 「計画生産」 に伴う 「系統管理」 と 「継代保存」 は必須の基本要件 ・ 事業規模が大きく成る程、 事業成果に直結した採苗段階からの連携コントロール が必須 【種苗の生産販売が目的】 生産販売数量が 自社業績に直結 「 民間の種苗販売会社」 は受注種苗を 販売終了で自社事業が成立 ・販売先の養殖成果(業者責任)とは解離 ・販売する種苗に系統は存在するが、「系統管理」は採卵母貝入手先 まかせで、養殖データの連携は無 ・購入する養殖業者の自己責任で系統貝種を選定するが、自社漁場特性とのマッチングは期待出来ない 【種苗の生産が目的】 事業計画に基づく計画数量確保が優先 「公的 機関」 は事業計画された 配布(放流)数量達成で事業評価が成立 ・配布先の養殖成果(業者責任)とは解離 ・地元養殖業者からの採卵母貝の入手が主で、系統・継代ともに養殖データの連携は無い 〇 気候変動に伴う斃死対策 (Countermeasures against mortality due to climate change) 夏場の高水温期間の長期化など、 同一漁場における「通年漁場」としての成立が困難な時代が到来 「水温変動」に関する対策 ・水温上昇に連動する心拍数と呼吸活性の上昇に伴う「体力消耗」と海中溶存酸素量の減少が複合し影響大 ・短期間での急激な水温上昇時期の網篭掃除や分殖作業、密植は、体力の無い稚貝の大きな斃死原因に繋がる ・夏場は大きな貝から斃死⇒ 呼吸活性>貧酸素 、高水温になり難い外洋性漁場での大型貝の越夏は生残率高い ・夏場の高水温対策(特に種苗生産)として、下記のアプローチで対策実績を上げています ①「負荷軽減」高水温時に貝の負担となる、網篭洗浄や分殖などの海事作業を回避する ※網篭の防汚で、高水温時の洗 浄・篭替などの貝への負荷を回避。貧酸素対策として収容密度を低く設定 ②「漁場移動」適性水温漁場への「越夏」移動 生残重視(餌料環境優先からの脱却)高水温時の溶存酸素量低下 ※高水温になり易い内湾奥などの浅海閉鎖環境から、急激な水温上昇変化の少ない外洋性 漁場へ事前に移動 ③「垂直移動」内湾でも水深が深く鉛直交換のある漁場では、同一漁場で深吊により避難 ※鉛直交換の少ない漁場では底部の貧酸素水塊の形成のモニタリング必須 ④「魚種変換」ヒオウギ養殖の北上(冬場の水温上昇で越冬が可能=温暖化対応) ※ ホタテ養殖南限の代替へ期待
- 分析評価 | 株式会社 西海養殖技研
分 析 評 価 分 析 目 的 「水揚げ高向上」に繋がる「有用データ情報」構築に繋がる分析評価 水産物生産に準工業製品的な計画生産性を実現 Plan(計画)・ Do(実行)・Check(評価)・Action(対策・改善)での継続的手法改善で 実戦的な業務改善情報を構築 「健全な真珠母貝の生産供給体制の構築と保全」 分 析 背 景 (経済的) 市場拡大 増産 計画生産 (天然漁獲⇒人工増殖) 資金調達 株式上場 経営監査「在庫評価」 基準 が必要 生産数量評価 生産段階毎の在庫評価 自然減耗 異常斃死(特別損失計上) 分析評価 基準策定 時系列変動の評価と分析手法を構築 高い計画生産性を実現 (技術的)分析評価手法の確立 健全な養殖運営を行う上での技術的な「比較評価」 基準が必要 「先天的な遺伝要素」(遺伝 形質に起因する情報)と「 後天 的な外因要素」(異常気 象・手入作業ミス・ 移動減耗)を 分離 基本データ間の比較分析する事で相関関係を解明 約20年間の継代変化を時系 列変動として、 比較分析する事 で 新たな系統 作出に必要な独自の 比較評価 手法 を構築 ※ 人工採苗で生産した貝(25年間・約4億5千万貝)の「育成データベース」を開発した経験 分 析 評 価 項 目 データベース(階層型) 採 苗 段 階 経歴( 採卵母貝の系統)過去の浜揚げ実績との相関 交配(雌雄別の交配個体数)基本 ・最低交配個体数 ♂ 25個× ♀ 25個・一桁台で後継の遺伝形質(生存)継代に影響大 受精(受精率=極体発生率 ⇒ 洋梨形率70%以下は廃棄) 変態(細胞分裂 Cell division ⇒ 卵割異常 Egg splitting abnormality) 遊泳(浮上幼生の分離) 給餌(飼育密度当りの必要細胞数換算) 摂餌(胃内容物の透過色による三段階評価・優・良・可 消化吸収による健康状態の判断) 成長(体長の計測・分布 健全貝数の把握 不良貝メッシュろ過による裾切淘汰) 密度(成長に伴う密度調整・ 生残(密度当りの幼生数の変化) 奇形(殻体変形・べラム奇形) ※浜揚実績との相関・継代評価・量産・計画生産する価値の評価 継代打ち切りの判断 ) 母 貝 段 階 母貝育成時 育成情報 漁場環境 餌料 生残率 成長度・分布 抑 制 段 階 (挿核時の珠シミ原因に繋がる生殖層のコントロール) 抑制 ・秋抑制(卵を持たせない)操作期間が重要 ・春仕立(卵を抜く)操作時期が重要 挿 核 段 階 個人(過去の個人実績の評価:珠成績の相対評価情報) 漁場(特性:餌量:水温)漁場別の特徴 時期(環境:水温) 母貝(挿核時の使用抑制母貝のサイズ(大きさ:重量:匁) 系統(掛け合わせ系統貝種+育成漁場) サイズ (大きさ:重量:匁) 細胞(使用細胞貝の系統・実績) 挿核・ 使用核サイズ (大きさ :直径分厘) ・母貝使用率(=ハネガイ率) ・処理スピード ・脱核率 ・挿核位置 浜 揚 段 階 サイズ (浜揚珠サイズ:直径㎜) 分布 珠質(品質のグレード分類:①②③) 不良珠の分類: (真円度:真円率=直径を10点計測 誤差範囲を設定) (珠傷:突起・ディンプル・シミ) 珠表面の分類 ・面照り ( 積層真珠層の 透明度 物理的な光の侵入と反射) (照りに反映:一層あたりの積層厚の均一化=照射・反射光に乱反射が無く光線が深く侵入) ・面ガサ(積層サイクルとの関係) 原核サイズに対する真珠質分泌 ・巻き厚(適正使用核サイズの評価:両面㎜) ・増重率(真珠質の分泌総量の数値化:原核サイズが大きくなると珠サイズ㎜は減少) 技 術 概 況 ・選抜育種による成績向上は可能 当時の選抜技術では選抜因子抽出基準 が不明確 期待する再現精度にバラツキ ・先天的要因と後天的要因の分離解明に取り組んだレベル ・採苗失敗や異常斃死に繋がる要因の特定は可能 ・当時のレベルでは、 後天的なコントロールミスに起因する修正(継代作業の打ち切りなど)が有効な手段 ・遺伝形質表現手法の確立 ⇒ 再現性の向上精度を高める必要 評 価 概 念 相対評価 同年の貝種ごとの成績評価には向いているが、時系列の異なる年度比較には不向き (集団の中の順位で評価)特定集団内での比較 特定する集団のレベルが問題 相対比較 ⇒ 客観的評価 時系列で変動 外部要素 同一年度・同一貝種における採苗施設ごとの比較 施設単位の後天的要因(基本的な採苗技術レベル・人為的コントロール=淘汰基準)による成績格差が明確化 種苗格差を生む ①採苗施設の運営母体の違いによる「生産目標」の違い 「種苗会社」 ⇒ 種苗生産 ⇒ 種苗販売 ⇒ 「貝数」と「大きさ」 重視 ⇒ 「 種苗」の販売で事業成立 「母貝会社」 ⇒ 種苗生産もしくは委託生産⇒ 母貝育成 ⇒ 母貝販売 ⇒ 「貝数」と「大きさ」 重視 「真珠会社」 ⇒ 種苗生産 ⇒ 健全な種苗の生産 ⇒ 母貝育成 生残向上に直結する 健全な母貝の生産(優良な経営資源) 核入れ作業後は単価上昇 ②「先天的要因」採卵母貝(遺伝形質)について 「種苗会社」 ⇒ 母貝業者任せ 「真珠会社」 ⇒ 自社生産から選出 明確な選出目的 垂直継代を含め自社管理保存 「明確な履歴」 高い再現性 ③「後天的要因」母貝育成技術など外因的要素について 「種苗会社」 ⇒ 受注した数量の種苗を生産納品した段階で、事業成立 (養殖結果との相関分析で大きな差) 「真珠会社」 ⇒母貝の大きさと重さのみで購入・生残など不確定要素が多く 対処法の確立は困難 育成段階毎の淘汰実態= 最終成績への反映などの評価に向いている 絶対評価 系統保存に関する評価に向いている (評価基準に則って評価)個々の成績の客観的評価 目標達成の度合いが評価基準 外部要素を含めた時系列比較 採苗段階ではなく最終成績(品質・生産性)における遺伝形質の反映を評価 同一貝種の年度比較 選抜育種による近交弱性など継代変化が明確化 評 価 対 象 生物生産における評価対象の捉え方 採苗段階単独の評価(自画自賛) 無意味 最終成績(品質・生産性)との相関 評価範囲 マクロ ミクロ 年度ごとの系統貝種比較 デ ー タ 評 価 例 実例 真珠の「巻き」に関する「分析」と「評価」手法 試験設定 ・「巻き厚」の「相対評価」の要件:「供試貝」と「使用核」のサイズを高い精度で統一 ・核の直径を10点計測で高精度選別 ⇒ 巻きの比較示準となる同一サイズ核を作製 評 価 検 定 例 真珠の「 巻き」の表現方法 1. 「万貝重量」 (従来表示) 例 「使用核万貝」=「使用核総匁」 X 乙貝数 × 10000 例 「剥き落万貝」= 「剥落珠総匁」 X 乙貝数 × 10000 例 「①剥落万貝」=「①剥落総匁」 X 乙貝数 × 10000 長所:貝数の違う珠の重量を同一基準(10000個換算)で比べられる。-生産量の表示に適する 。 短所: 原核の情報(重量・歩留 )を反映していないので、それぞれは情報の断片しか表示出来ない。 2. 「増重率」 (従来表示) 例 「増重率」 = {剥落万貝-残存見合い原核万貝( 使用核万貝 × 生残率 × 歩留率 )÷ 剥落万貝 長所 : 浜揚げ珠の原核重量を使用核重量や歩留まりから推測し、巻き上った真珠質の重量比率から珠の巻く力を 貝種別に比較する事が出来る。-貝種別の原核からの伸び率の比較が可能。 短所: 当然、挿核サイズが小さいと重量比率が高くなる傾向がある。また、あくまで残存核が仮想である為 脱核サイズが極端に偏った場合誤差は大きい。 参考 別紙の表のように使用原核サイズに対し過去の増重率から浜揚げサイズを予測可能 3. 「増重量」 (従来表示) 例 「増重量」 = 剥落万貝 - 残存見合い原核万貝( 使用核万貝 × 生残率 × 歩留率 ) 長所:巻き上った真珠質の重量の多い少ないのみの表示は単純に珠の巻く力(真珠質の分泌量)を貝種別 に比較する事が可能。-核サイズに関係なく貝種別の真珠質の分泌量の比較が可能 。 短所:重量では比較可能、直径の伸びは比較不可。 参考 過去の同時期、同貝種、同重量の分泌予測が可能。また、その仕事の限界を知る事が可能。 4. 「平均直径」㎜別 (新表示) 例 「 平均直径」 ㎜別 = ³ √ { 3 × 8 ×( ㎜別1個当珠重量匁 ) } ÷( 0.0757 × 4 × π ) ㎜別「1個当珠重量匁」= ㎜別重量匁÷珠個数 0.00075699匁=1㎜³ 長所:サイズ別の平均直径を100個の珠の重量から換算可能。- 珠の直径の分散値を比較可能。 *実際に5・6㎜の珠を個別にノギスで計測し求めた平均値との誤差は殆どない。 短所:球体の公式が基本、真球に近い1級品の分析は可能、2級品以下の凸凹体の分析には不向き 。 参考 珠の全サイズの平均値を比べる事が出来る。現在は各サイズ毎の平均サイズまで表示可能。 5. 「膜厚値」㎜別 (新表示) 例 膜厚値=平均直径-残存見合い換算原核直径 長所:サイズ別真珠層の膜厚値を100個の珠の重量から換算可能。-珠のmm別膜厚値を比較可能。 短所:球体の公式が基本である為、真球に近い①の珠の分析は出来るが、②以下の凸凹体の分析には不向き 。 :核サイズ毎に同じ重量が巻き上がると立証されて、初めて成り立つ理論である。 「珠シミ」分析評価 挿核母貝(雌貝・雄貝)別 挿核位置(A点・C点)別 珠シミ原因 確認試験 ※試験条件 (雌雄選別 抑制仕立 挿核技術者は同一 秋季挿核 2個入 同一サイズ核使用) 挿核時に生殖細胞(精子 卵母 残牀も含む)の侵入が一番少ないと思われる「雄貝のA点」が珠シミの少ない 挿核時における生殖細胞(異物)の混入は血球蝟集に繋がり珠シミ発生に大きく関与 遺伝頻度 系統と幼生評価 環 境 変 動( 構 造 分 析 ) 「水温変化による漁場分類と特性」 漠然とした経験ではなく、客観的な資料を基に、様々な気象変化に伴い自分の漁場がどの様に変化するのかを明確に知 る 必要がある!(弱点と長所) 気象変化による個々の漁場変化の特性を把握し、水温変化に由来すると思われる部分 (高低 の危険水温帯、急激な水温変化、貧酸素水塊の形成)の斃死を漁場特性と貝種特性によるマッチングで回避出来 ないかを考 える。 従来の漁場の概念 従来 内湾性漁場(波静かで餌も多く珠も捲く) 近年 夏の高水温や冬の低水温が問題視されるようになり、外洋性漁場(波は荒く餌も少なく珠も捲 かないが斃 死が少ない。)への越夏越冬の移動養殖が必要となってきた為、外洋性漁場を開拓し、使用してきた。 1.「内湾性漁場」「外洋性漁場」以外に、分類出来ないか?(各漁場の水温変化には特性が無いのか?) 深度別に水温変化を1時間毎の連続計測してみると漁場、深度毎に水温変化に特性が在ることが判る。 変化に由来すると思われる要因毎に分析すると以下の内容で分類出来る。 時期別 「気象」A -(水温と気温の差が大きく、気温の日較差の大きい時に以下の影響を受ける漁場) 「気象」B -(水温と気温の差が大きく、気温の日較差の小さい時に以下の影響を受ける漁場) 「気象」C -(水温と気温の差が小さく、気温の日較差の大きい時に以下の影響を受ける漁場) 「気象」D -(水温と気温の差が小さく、気温の日較差の小さい時に以下の影響を受ける漁場) 要因別 「日照」 -(最高水温のピークが昼過ぎに1回) 「潮の干満 」-(潮の干満に由来し最高水温のピークが1日に2回) 「降雨・積雪」 -(局地・直接的に短期間で変化し易い) 「潮流」 -(黒潮の蛇行により、高比重の外海水接岸の影響を受ける) 「風向」南型 -(漁場が陸地と近くの北側が陸地で南側が開けていると南風で水温上昇) 「風向」北型 -(漁場が陸地と近くの南側が陸地で北側に開いていると北風で水温下降) 「陸水」-(後背地の降雨・積雪により間接的に陸水・冷水の影響を長期間受ける) 2.分類の実例:夏場の高水温(気温≧水温)時の好天時期を分類 A.「深部まで日照影響型の水温変化をする漁場」開放系の漁場 開放日照型 B.「垂下層まで日照優先で深部は潮流影響型の水温変化をする漁場」 湾口潮流型 C.「表層のみ日照の影響型で垂下層以下は潮流影響型漁場」 湾奥干満型 漁場型分類 表層日格差 垂下層日格差 深吊層日格差 漁場 開放日照型 a-1. 大(日照) 大(日照) 大(日照) 島子 大江 浦田 a-2. 大(日照) 大(日照) 小(日照) 野釜 岡丸 湾口潮流型 b-1. 大(日照) 大(日照) 小(潮流) 阿漕 湾奥干満型 c-1. 大(日照) 小(干満) 大(干満) 皆割石 c-2. 小(日照) 大(干満) 大(干満) 若松 b-2. 大(日照) 小(日照) 小(干満) 田の下 3.異常斃死時期の漁場分析の例 時期=梅雨から夏にかけての水温上昇時 気象=高圧帯が長期間安定し梅雨前線の北上を妨げる 前兆=2週間位安定した晴天が続く 表層の日較差が非常に大きくなる(常に水温より気温の方が高い)=躍層の出現 水深毎の水温が明確となる=躍層の明確化 要因=1日の水温差が3℃以上になと貝に対する負担が大きくなる =生息に不適な水温(生活水温を越えた27℃以上の警戒水温)に長期さらされる。 =台風等の風雨が水温の急上昇を促す 時期=夏から秋にかけての水温下降時 気象=高圧帯が長期間安定し秋雨前線の南下を妨げる 前兆=2週間位安定した晴天が続く =水温の低下が殆どない(大気温度と海水温度が同じ) =低層の日較差が小さくなる=躍層の出現 =水深毎の水温が明確となる=躍層の明確化 要因=海水の上下層の交換が殆ど行われない =台風等の風雨による水温の急低下が海水の上下層の交換を促す 結果=貧酸素層が形成され易い =交換が無ければ底の貧酸素層が次第に厚くなり貝の垂下層に達し悪影響を及ぼす。 =長期間交換が無い=風雨等での海水上下層の逆転現象があれば悪影響。 =短期間交換が無い=風雨等での海水上下層の逆転現象があれば好影響 4. 従来の常識と例外的な事実例 伊万里-阿漕 従来、深吊り層においては表層に比べ、水温変化が少なく安定していると言われ、夏場に深吊 りにて高水温をかわす等の考えが生まれていたが、漁場によっては表層よりも水温は高く、日 格差も2℃以上もある漁場があることから、深吊りは逆効果を生む漁場があることが判った。 島原-口之津、五島-大平 夏場、比較的高水温の影響を受けない外洋性の漁場とされてきたが、実際には日較差が大きく高 水温の影響を受けていた事が判った。 水温下降時、九州南部から黒潮の蛇行によって黒潮が遠のくと、低水温の外海水の接岸で漁場水 温が急下昇する事が判った。 冬場、比較的高水温の影響を受けない外洋性の漁場とされてきたが、九州南部に黒潮の蛇行が近 づくと高水温の外海水の接岸で漁場水温が急上昇する事が判った。 天草-島子 日較差、月較差共に少なく安定している為、夏冬共に安定した漁場であると言われてきたが、10 年間の平均値と年度別・月別水温を比較する事によって、年度変化は大きい漁場で年によっての 差が大きい事が判った。 成 長 分 散 (経営分析)例
- 会社情報 | 株式会社 西海養殖技研
Company information Saikai Laboratory of Aquaculture and Technology Co., Ltd. Location [ main office office ] 851-3406 8-8 Torikago, Seihi-cho , Saikai City, Nagasaki Prefecture [Examination site] 〒851-3212 Nagaura Jisaki, Kinkai -cho, Nagasaki City Capital 3,000,000 circle Established July 27, 2009 Representative Mihoko Kitahara Bank: Eighteenth Shinwa Bank Japan Finance Corporation Contact ℡ 090-9567-1833 Fax 0959-28-1237 Business details [Research project 】 1. Development of aquaculture technology and facilities 2. Selection of superior varieties 3. Evaluation method construction 4. Measures against deposits Sales business】 1. Marine antifouling paint “Safety Pro Series” 2. Aquaculture materials (manufacture and sale of antifouling materials and one-off materials) 3. Large intermediate-grown seedlings (mainly edible bivalves) ] 1.Environmental survey 2. Intermediate training 3. Antifouling of aquaculture materials Qualification (National Research Development) Fisheries Research and Educational Organization General Competition (Nomination Competition) Eligibility Fukuoka Prefecture Competitive bidding qualification (goods and services) Nagasaki Prefectural Public Safety Commission Tool dealer business license “New business field pioneer certification” based on Article 12, 3-2, Paragraph 1 of the Construction Regulations of the Nagasaki Prefecture Local Autonomy Act Japan Society of Professional Engineers (Fisheries Division) Real Estate Transaction Manager Kyushu Bureau of Health and Welfare, Narcotic Raw Materials Exporter/Business Notification Acceptance Certificate Dangerous goods handling class 1, 2, 3, 4, 5 Nutritionist Cook license Small boat operator 2nd class Affiliated organizations Cross-ministerial research and development management system Affiliated research institutions Affiliated researchers (Germany) Small and Medium Enterprise Organization Matching Site J-GoodTech Nagasaki Environment and Energy Industry Network Learn More Main business partner track record Hokkaido (Germany) Hokkaido Research Organization Hakodate Fisheries Experimental Station Muroran Cultivation Fisheries Experimental Station Soya District Fisheries Technology Promotion Center JF Ochibe Fisheries Cooperative Association JF Esashiwai Fisheries Cooperative Association Aomori Prefecture (Government) Aomori Prefectural Industrial Technology Center Fisheries Research Institute Kinyagami Fishnet Co., Ltd. Takushin Sekkei Co., Ltd. Iwate Prefecture Coastal Region Promotion Bureau Miyako Fisheries Promotion Center Ofunato City Nagahama Bay Aquaculture Association JF Sanriku Yamada Fisheries Association Miyagi Prefecture (National Research Institute) Tohoku Fisheries Research Institute Miyagi Prefecture Agriculture, Forestry and Fisheries Department Miyagi Prefecture Fisheries Technology Center Kesennuma Fisheries Experiment Station Taiko Co., Ltd. Asaya Co., Ltd. Ibaraki Prefecture (National Research Institute) Fisheries Engineering Research Institute JIRCAS International Research Center for Agriculture, Forestry and Fisheries Chiba Prefecture Furukawa Electric Co., Ltd. Information Communication and Energy Research Institute Kanto Regional Development Bureau Lower Tone River River Office Tokyo LONZA JAPAN Fuji Film Co., Ltd. Furukawa Electric Co., Ltd. National Fisheries Engineers Association ADEKA Co., Ltd. Kinoshita Pearl Co., Ltd. Aquatec Japan.Inc First Stem Sell Japan Co.,Ltd PGS-Japan K.K. (KK) CT&C Nitto Kasei Co., Ltd. Ienter Co., Ltd. Kanagawa (National Research Institute) Fisheries Research and Educational Organization (National Research Institute) Central Fisheries Research Institute Kanagawa Prefectural Fisheries Technology Center JF Yokohama City Fisheries Cooperative Association Yokosuka City Eastern Fisheries Cooperative Yokosuka Branch Shizuoka Prefecture Hamamatsu Photonics Co., Ltd. Central Research Laboratory Mie Prefecture (National Research Institute) Aquaculture Research Institute Owase City Fish Town Promotion Division JF Toba Isobe Fisheries Cooperative Union Sankasho Branch Ito Shoten Co., Ltd. Wakayama Prefecture Kinki University Fisheries Research Institute Shirahama Experimental Station Ishikawa Prefecture Ishikawa Prefecture Fisheries General Center JF Ishikawa Prefecture Fisheries Cooperative Nanaka Branch Kyoto Prefecture Kyoto Prefectural Fisheries Office Kyoto Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Technology Center Marine Center Kyoto University Graduate School of Developmental Genome Science Laboratory JF Kyoto Fisheries Cooperative Association Purchasing Department Osaka Prefecture Japan Marine Biological Research Institute Co., Ltd. Kimoto Electronics Co., Ltd. Yanmar Co., Ltd. Hyogo Prefecture Takasago City Living Environment Department, Hyogo Prefecture JF Takasago Fisheries Cooperative Takasago Fisheries Cooperative Fisheries Research Group Iho Fisheries Cooperative Fisheries Research Group Kamajima Suisan Co., Ltd. Shimane Prefecture JF Nakaumi Fisheries Cooperative Moriyama Aquaculture Business Youth Group Okayama Prefecture Tobi Yanmar Co., Ltd. Hiroshima Prefecture (National Research Institute) Seto Inland Sea Fisheries Research Institute Hiroshima Prefecture Fisheries and Marine Technology Center Hiroshima Prefecture Western Industrial Technology Center Fukuyama University Faculty of Biotechnology Department of Marine Biology Hiroshima Yanmar Shoji Co., Ltd. Kanawa Suisan Co., Ltd. Osafune Kaisan Hamamoto Suisan Co., Ltd. JF Ono Town Fisheries Cooperative Association JF Etajima City Fukae Fisheries Cooperative Association Yamaguchi Prefecture Bassel Chemical Co., Ltd. Kudamatsu City Cultivation and Fisheries Center Yonekura Co., Ltd. Ehime Prefecture Yokozaki Seisakusho Co., Ltd. Aishin Sanki Co., Ltd. Kagawa Prefecture Kagawa Prefecture Fisheries Experiment Station (Public Financial Instruments Law) Fisheries Promotion Fund Cultivation Seedling Center JF Takamatsu Eastern Fisheries Cooperative Association Tokushima Prefecture WDB Co., Ltd. Environmental Bio Research Institute Fukuoka Prefecture Fukuoka Prefecture Fisheries and Marine Technology Center Ariake Sea Research Institute JF Fukuoka Prefecture Ariake Sea Fisheries Cooperative Federation JF Fukuoka City Fisheries Cooperative Karadomari Branch Nisshin Sangyo Co., Ltd. Fuyo Marine Development Co., Ltd. Oita Prefecture Oita Prefecture Agriculture, Forestry and Fisheries Research and Guidance Center Fisheries Research Department Yanmar Co., Ltd. Central Research Laboratory Marine Farm Yanmar Shipbuilding Co., Ltd. JF Oita Prefecture Fisheries Cooperative Nakatsu Branch Maruto Suisan Miyazaki Prefecture Fishermans Co., Ltd. Kumamoto Prefecture Kumamoto Prefecture Fisheries Research Center Northern Regional Headquarters Fisheries Division Kumamoto S atoumi Creation Association Kumamoto Prefecture Pearl Cultivation Association Asami Pearl Matsumoto Pearl Matsumoto Suisan Co., Ltd. Mystia Co., Ltd. JF Arao Fisheries Cooperative JF Kumamoto Sea Water Culture Fisheries Association & nbsp; Amida Fisheries Cooperative Saga Prefecture Saga Prefecture Ariake Fisheries Promotion Center Nagasaki Prefecture (National Research Institute) Saikai Fisheries Research Institute Nishimura Shokai Co., Ltd. Nagasaki Pearl Aquaculture Fisheries Cooperative Association Kaneko Pearl Aquarium Co., Ltd. Shinkamigoto Town Cultivation and Fisheries Promotion Council Kagoshima Prefecture Kagoshima Prefecture Fisheries Technology Development Center Hokusatsu Regional Promotion Bureau Kagoshima City Agriculture, Forestry and Fisheries Department Production Distribution Division Forestry and Fisheries Section Okinawa Prefecture Okinawa Environmental Research Co., Ltd.
- 安全性 | 株式会社 西海養殖技研
安 全 性 シリコーン樹脂の海棲生物に対する影響 【 試 験 確 認 実 施 状 況 】 「 生 物 へ の 影 響 」 〇初期生活段階試験 アコヤガイの初期生活段階試験として細胞分割状態の確認試験 餌料藻類の飼育水にシリコーン樹脂原体を添加し、試験実施 〇急性毒性試験 アサリ、ヒメダカ飼育水に、シリコーン樹脂原体を添加し、試験実施 〇畜毒性試験 マダイ陸上飼育水槽を塗装し、3ヶ月間飼育後、魚体のシリコーン濃度を測定 ハマチ海上生簀網を網染し、6か月間飼育後、魚体のシリコーン濃度を測定 「 環 境 へ の 影 響 」 〇海水溶出試験 陸上飼育水槽を塗装し注水3日後に海水中のシリコーン濃度を計測 【 初 期 生 活 段 階 毒 性 試 験 】 試験区 4分割期 対照区 4分割期 試験方法 使用するシリコーン樹脂の生物に対する影響を確認する為に、アコヤ貝(受精卵、浮遊幼生、付着稚貝、成貝)、アコヤ貝の初期餌料となる浮遊珪藻を対象として様々な試験を実施。全ての試験で、生物に何ら影響を及ぼさない事を確認。 試験結果 シリコーン樹脂を1,000mg/L 濃度で飼育海水に添加、卵割異常は見られない。 試験地 田崎真珠株式会社 養殖本部 あこや研究開発課 【 急 性 毒 性 試 験 】 試験方法 5L水槽中で、アサリ、ヒメダカを飼育し、シリコーン樹脂原体を添加 試験結果 アサリ :49時間および96時間LC50値は共に1,000mg/L以上 ヒメダカ :49時間および96時間LC50値は共に1,000mg/L以上 試験地 (財)日本冷凍食品検査協会 1)魚 類急性毒性試験とは、当該物質の魚類への短期的影響から、生 態系への安全性を見ようとするOECDが定めた国際的な試験。 2)LC50値の数値が高いほど,環境安全性高い。 ※一般に100mg/L 以上であれば毒性はないとみなされ、数値が大 きいほど安全性が高くなります。 【 畜 毒 試 験 】 マダイ 試験方法 シリコン系防汚塗料を塗装した陸上水槽 でマダイを3ヶ月間飼育、マダイ 全体をす り潰して、シリコーン濃度を測定。 試験地 国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産大学校 ハマチ 試験方法 シリコン系防汚染料で網染めした海上生簀でハマチを6ヶ月間飼育し、筋 内部、 肝部のシリコーン樹脂濃度を測定。 試験地 鹿児島県垂水・三重県尾鷲市 【 海 水 溶 出 試 験 】 試験方法 シリコーン樹脂を塗布した陸上水槽に海水注水、3日後に採水。 試験結果 原子吸光光度法にて海 水中のシリコ-ン濃度を計測 したが、検出さ れなかった。 試験地 国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産大学校