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  • 付着防御 | 株式会社 西海養殖技研

    付 着 防 御 海棲生物の付着防御技術 【付着防御に関するアプローチの違い】 「工業的」  船舶航行時の付着物による水中抵抗の100%排除が目的    化学的 毒性による殺傷忌避 防御効率優先思考 高効率防御 船舶関連産業 亜酸化銅 酸化亜鉛  毒性による 殺傷忌避 での付着防御 殺傷効率優先 殺傷成分溶出効果を高める技術 加水分解 自己 研磨 水和分解 溶出に伴う 海底への沈降と残留 海底生物環境の急激な悪化 「生物的」  従来からある知見 付着環境による収容器内部の生産物へのフジツボ付着防御    付着選環境に択性性のあるフジツボは人為的な止水 流速環境の作出で付着を阻害 【真珠養殖における知見】       抑制作業:挿核時のショックを和らげる為に貝の活性を抑える作業(麻酔が普及する前の技術)      (抑制作業で使用する抑制篭内部のアコヤガイ表面にはフジツボは付着しない)       ※ 抑制篭:篭の通水穴を制御する事で、通水量を制御、餌・酸素を抑え活性を落とす収容器      ・フジツボ幼生の付着選択には「付着基質周辺の流速」 に関し嗜好性(選択条件)がある        (抑制篭内ではフジツボの付着忌避流速であるほぼ止水状態)      ・通水量を制限する事で、付着に適さない内部流速を人為的に作出し付着防御を達成       (天然採苗時の誘引技術・養殖時の付着忌避技術が完成) 【付着嗜好(選択性)を活用した技術】       ・「生物の付着嗜好を研究」生物の付着機構の特性を活用した忌避や誘引技術を開発      ・防汚した通水性素材(PE網地)で収容器内の付着期における流速をコントロール。 浮遊幼生が付着基盤に付着する際の「好適付着流速」を阻害。 フジツボキプリス ☆粗い網地目合篭での育成(速い篭内流速)付着物での目詰まりを考慮 好適流速下ではフジツボが付着 マガキ稚貝(フジツボ除去困難) マガキ成貝(貝掃除必須) 失敗例: 「篭替え」「網洗浄」対策→逆に生産物表面への付着環境整備に繋がり、フジツボ幼生の付着器と化す 生産物表面に「優先付着物」として「藻類」が付着している状態→ 「生物コーテイング」 →フジツボの付着は無い 付着除去の優劣 :「付着した藻類は淡水処理で除去は容易」VS「石灰質で固着するフジツボ除去は困難」      ※フジツボ幼生の付着に繋がる「時期」「状態」の把握→「付着警報」指導→フジツボ付着軽減が可能        網篭の目合いを細くする事で収容器内流速を制限し生産物へのフジツボ幼生の付着を阻害 ☆細い網地目合篭での育成(遅い篭内流速)シリコン防汚で目詰まりを無視 1.5分・1.0分・0.5分目合い△提灯 マガキ稚貝(フジツボ付着無し) マガキ成貝(貝掃除不要) 防汚施工技術の改良 「防汚対象」開発時の 防汚対象物の違い   他社 「船舶関連」スタート  鉄部 防汚 船舶船底部    弊社 「漁業資材」スタート  樹脂 防汚 樹脂系網篭     「樹脂コンテナ」  同: モノフィラメントタイプの漁網      下塗り・上塗りの2液で対応      ・ 自己潤滑性の高い(剥離し易い)防汚基盤への接着性の高い 樹脂専用の下塗剤を独自開発      ・シリコン系塗料は吹付塗装が困難とされていたが、新たに吹付塗装可能な上塗剤を開発      ・バインダー樹脂や溶剤の改良で速乾性を達成     「撚糸網」      防汚施工コスト圧縮のため、一液での含侵可能な素材を優先      ・従来技術 忌避薬剤への浸漬保持「防網 染料 」で対応       ・新規技術 物性忌避効果のシリコン系を含浸保持「防汚 塗料 」を開発       ※ 水産業への導入は施工性を含めコスト圧縮技術開発(間接防御など)が進んでいる。 シリコン系防汚塗料の「含浸保持」状態 ※ シリコ-ン塗装コスト低減目的の上塗剤「一液」での含浸塗膜形成を完成。 シリコンの撥水効果を活用した地域海洋環境に優しい防汚技術の紹介 平成19年度 農林水産技術会議 先端技術を活用した農林水産研究高度化事業   「大型二枚貝タイラギの環境浄化型養殖 技術の開発」  (産業技術力強化法第19条の適用を受ける特許出願) 【国等の委託研究の成果に係る記載事項】   有明海における貧酸素水塊形成に起因するタイラギの立ち枯れ対策として、海底から切り離し垂下養殖するチャレンジ  が試みられていましたが、付着物の多さで養殖管理は困難を極めていました。 【 関 連 知 財 】  防汚対象素材への直接施工ではなく、事前に防汚施工を施した素材を接触させる事で同様の防汚効果(間接防御)   【 名 称 】 「海洋生物の付着防御器具」 特許第5521154号(P5521154) 【 概 要 】 食用貝であるタイラギの殻体表面に、フジツボ、イガイ、カサネカンザシや粘着ホヤ、複合ホヤ等の海洋性 生物 が付着するのを確実に防御する方法及びそれに使用する防御器具を提供すること。 事前に防汚効果を持たせた通水性素材 を貝の殻体に密着させて使用することで、 (1)付着時期にあるフジツボ浮遊幼生が付着基盤に付着する際の「好適付着流速」を阻害、 (2)付着基盤となる貝殻表面の微生物フィルム形成を阻害することにより、フジツボ、イガイ、カサネ カ ンザシ 等の蛋白質由来の付着「嗜好」を阻害 (3)加えて「粗密な形状」から平滑性を好む粘着ホヤ、複合ホヤ等を防御する 間接防御(タイラギ) 潜砂性タイラギの可食部の短期肥育とアンスラサイトなどの基質を必要としない貝殻外部のフジツボ防御に有効。 極小目合いPEメッシュをシリコンで防汚 殻表面へのフジツボ付着は防御 防汚処理無しメッシュ 間接防御(アコヤ貝) 付加価値の高い真珠貝などに転用 実証済み (フジツボの付着防止効果および穿孔性の寄生虫の穿孔防御にも効果確認) シリコン防汚極小目メッシュでカバー 殻表面へのフジツボ付着は防御 防汚処理無しメッシュ   【 名 称 】  「タイラギを垂下養殖するための養殖用器具」 特許番号第 5288546号  【 概 要 】 垂下養殖において、タイラギを基質内に確実に潜砂させ、タイラギ殻体への付着物を防御し、成長させるた めに使用するタイラギ専用のタイラギ養殖器具を提供する。基質を使用した防汚処理養殖用容器 内にタイラ ギ専用の足糸固定器を設置する。かかるタイラギ垂下養殖用器具を使用すれば、基質中の足糸固定器によ      り、アンスラサイトなどの軽量基質を使用しても、砂や砂泥を使用しても、タイラギの基質上への飛出しを確      実に防止することができ、タイラギ殻体へのフジツボなどの海洋生物の付着を防御しつつ養殖を行なうことが      できる。 「大型二枚貝タイラギの環境浄化型養殖 技術の開発」成果報告会  国立研究開発法人 水産研究・教育機構による上記事業において開発された以下の知財が、現在、有明海周辺4県のタイラギ養殖実証試験において使用されています。 工 事 中 「実務的効果と環境への貢献」 「作業の省力化と廃棄物減量」 付着物の発生が抑制されることで、網替えや洗浄といった「除去作業の省力化」が期待できます。また、二枚貝養殖などで発生する除去残渣の「減量」に繋がり、処理コストの低減にも役立つことが確認されています。 「タイラギ養殖の実績」 タイラギ養殖の試験では、無処理区(43日間)の付着物重量約5㎏に対し、防汚処理区(67日間)の付着物重量が約1.5㎏に留まるという、付着物重量の大幅な軽減が確認されています。 ※高水温時の洗浄作業は貝に負担  ⇒  付着 後 除去から事前防御へ 「生物への影響」 「化学的」な「忌避性」(亜酸化銅・酸化亜鉛:殺傷物材=バイオサイド)の未使用 「環境への影響」 「溶出タイプ」である「加水分解型」・「自己研磨型」・「加水分解型」ではない事 付着防止メカニズムが非有機スズ系 ⇒ 非バイオサイド系 ⇒ シリコン系である事 「シリコン系付着防御塗料」の付着防御メカニズム 「非溶出タイプ」で塗膜表面の「物理的」な「撥水性」による付着強度の低減 「従来型」防汚塗料のメカニズム 「溶出型」 化学的生物忌避剤依存 「次世代型」防汚塗料のメカニズム 「非溶出型」 物理的付着強度軽減 〇PEロープとPEフロートの防汚結果 315日経過 719日経過          315 日 ( H21 /4 /22 ~H22 /3 /2)            719 日 (H21 /4 /22 ~H23 /4/10 )       防汚処理 有り        防汚処理 無し       防汚処理 有り       防汚処理 無し       「提案」 水産業発祥の環境保全型「 付着防御」技術 の応用 〇ボートレース場などに設置された消波装置への 海棲生物付着問題について    現 状 「事後対策」 ⇒ 「付着除 去」 経費 「付着物除去」や「産廃処理」など大きい      「事前対策」 ⇒ 「付着防御 」手法 「化学的」⇒ 「忌避殺傷 」⇒ 「周辺環境」への影響 大きい                 「物理的」 ⇒ 物性(撥水性) のみ ⇒ 主要対象 「船舶」金属製                      ※ シリコン 塗料 金属 専用の防汚技術(下塗剤)として発達     水産業界     過去 「事後対策」 ⇒ 「付着除 去」 経費 「付着物除去」や「産廃処理」など大きい    現在 「事前対策」⇒ 「付着防御 」手法 「物理的」 ⇒ 物性(撥水性) のみ ⇒ 周辺環境へ影響 無い                      「物理的」 ⇒ 物性(撥水性) のみ ⇒ 主要対象 「 水産 資材」樹脂製                      ※ シリコン 塗料 樹脂 専用の防汚技術(下塗剤)として発達    ※ 経費のかさむ 「付着対策」 で はなく、「事 前対策」である 「周辺環境に優しい付着防御技術」 を実現     ※水産資材(樹脂製:元々表面の自己潤滑性が高い=剥離し易い)へのシリコン系防汚塗料の吹付施工は、     塗装表面と防汚塗料との密着形成が最大課題、「樹脂専用下塗剤」(プライマー)を独自に開発、実用レベル     の塗装の耐久性を確保、消波装置も同様の樹脂(PE・PP)製なので、同レベルの付着防御は可能    ・環境対応メカニズム   従来技術   「化学的」 側面ー環境に有害な付着忌避物質(殺傷目的)を使用する技術                 忌避成分溶出 ⇒ 「環境」海底残留汚染 ⇒ 「生物」海底生物殺傷(自浄能力の 喪失)   水産技術 ①「物理的」 側面ーシリコンの撥水性のみによる付着基盤への付着強度低減技術                  「ファウルリリース」 付着と剥離(自重抵抗増加)を繰返す        ② 「生物的」 側面ー付着基盤に 選択性の有る付着生物の付着選択嗜好性助長技術                  「ファウルリリース」 穏かな剥離は海底生物の自浄効果を損わない    ・経費問題(メンテナンス)    従来  毎年 必要  装置の上下架経費(重量かさむ) 付着物除去作業(大量付着)  産廃処理(塩分除去問題)             現地で完結しない移動経費と委託経費が発生   提案      装置の防汚処理 (塗料+施工) 上下架経費(本体重量のみ)上架管理 ⇒ 付着物除去も必要なし           現地で作業は完結  ・現地施工   従来は大型のスケルトン資材へのシリコン防汚剤の塗布施工手法はデッイピングのみで現地施工は構造上困難   現在は吹付施工可能なシリコン防汚剤を開発し、現地での防汚と再生施工が可能    ※ 上塗(リコート)可能な塗料を開発し、現場で簡単に防汚性能の再生が可能となった 防汚事例 間接防御  (防汚:セイフティプロS浸漬不織布) 防汚対象 アコヤガイ(施術貝:挿核済み)   付着生物 ホンダワラコケムシ  防汚事例  直接防御 (防汚:セイフティプロHB 直接塗布)              防汚対象 アコヤガイ(施術貝:挿核済み)              付着生物 チゴケムシ 「直接的」   工学的 な基質成分や基質表面形状に求めた試験 ⇒ 成貝で評価   生物的 な選択性や嗜好性に求めた試験 ⇒ 付着期幼生貝で評価 「間接的」   「付着珪藻などによる 優先付着物 」による付着阻害   「優先付着生物の 付着誘引コントロール 」    〇付着に選択性ある生物は 「優先付着物」 によって 「付着可否判断」  付着基盤への 「付着順序」 が重要 紹 介 例 〇 ヒバリガイ 学名:Modiolus nipponicus (Oyama, 1950) ヒバリガイの付着防御試験 (天然種苗稚貝を使用した防汚処理区と未防汚区への強制付着試験) 天然種苗を採苗器でトラップ 付着器を芯として均一に付着 足糸で付着 レンガを使用した付着板 吹付による防汚塗装 ドブ漬けによる防汚 左:直接防汚   右:間接防御 防汚収容器を使用した強制付着 15日経過 直接塗布 間接防御ともに付着防御効果を確認 〇 カワヒバリガイ 学名:Mytiloida Mytilidae Limnoperna fortunei(Dunker,1857)

  • 株式会社 西海養殖技研 海洋環境保全技術と付着物対策 | 付着物対策

    株式会社 西海養殖技研 海洋環境保全技術と付着物対策 弊社は海洋環境に優しい次世代型付着物防御技術を基本とし、オリジナル防汚塗料の製造直販・防汚資器材の販売・養殖業に対する技術指導を主として行っております。 Saikai Laboratory of Aquaculture and Technology Co.,Ltd 株式会社 西海養殖技研 会社紹介   「養殖資材の開発・提供」「漁場の活用指導」「養殖技術開発の請負」と言う三部門を経営の柱とし「新規漁  場 開 拓」「施設建設」「自動機器導入開発」「育種評価法構築」「付着物対策」「各種研究事業」などのコンサ  ル テ ィ ング を展開し ています。環境に優しい有害な忌避物質を使用しない非溶出型の次世代型「海棲生物付着  防 止塗 料 セイフ ティプロ シ リーズ」と「貝種ごとの防汚技術導入ノウハウ」を独自に開発し、製造販売元とし  て 提供し て います。  40年に及ぶ養殖 実務経験と上場企業での組織経験を活かし、有用な経営資源に繋がる分析  と 評価を得意として います。                      代表取締役 北原 実穂子 会社紹介 Business content Manufacture and sale of the in-house developed physical marine organism adhesion prevention paint “Safety Pro Series” and the product.make use We publish our environmentally friendly aquaculture know-how and provide consulting services for the manufacture and sale of antifouling containers and antifouling materials needed by governments and companies both domestically and internationally, as well as the development of aquaculture technology. Regarding shellfish cultivation technology that conserves the marine environment, we have a large number of applications across the country for use as antifouling paints and original antifouling aquaculture materials, such as single seeds for sea oysters, scallops, clams, Pacific oysters, and Japanese oysters. As a manufacturer and distributor of antifouling paints, we are considering international expansion in the future, and are expanding export sales through trading companies as part of our ``overseas expansion of environmentally friendly aquaculture technology that utilizes paints that physically prevent adhesion of marine organisms.'' We are currently planning and preparing a sales system. In recent years, we have also been involved in antifouling defense nets to prevent jellyfish from entering the primary cooling water intakes of thermal power plants, long-term antifouling of power transmission cable sheaths, and commissioning of static demonstration tests of antifouling materials in the sea. We also support major companies in developing new businesses in the fisheries field. Click here for details 業務内容 製品情報 Product Info (Safety Pro Series) In recent years, damage caused by deposits such as barnacles and sea squirts has become serious, and paint manufacturers are Antifouling paint is on sale. However, existing antifouling paints contain repellents that contain toxins or contaminate the seabed environment, which is thought to have an impact on aquaculture. Therefore, our company uses repellent-free products.We have developed the "Safety Pro" series of antifouling paints that have no effect on aquaculture products, and have received high praise from aquaculture sites for their antifouling performance compared to products from other major companies. Click here for details 養殖・試験情報 Aquaculture/test information The results of our aquaculture and testing using the Safety Pro series are published on our old website. Click here for details お問い合わせ

  • お問い合わせ | 株式会社 西海養殖技研

    inquiry Contact (inquiry) 〒851-3406 8- Torikago, Seihi-cho, Saikai City, Nagasaki Prefecture 8 TEL 090-9567-1833 FAX 0959-28-1237  kkitaha@lily.ocn.ne.jp Name(氏名) Email(メールアドレス) Message(本文) Thanks for submitting! Send Access (Office location)

  • 幼生観察 | 株式会社 西海養殖技研

    幼 生 観 察 幼生観察について 〇 天然採苗に懸る 「浮遊幼生」と「幼生付着」について    ※自然界における貝類の「浮遊」幼生は全て付着に至る事は無い     生物的要素  受精「時期」の違いや受精時の「卵熟度合い」で健常と劣勢が混在している。       環境的要素  付着器への「優先付着物」や「周辺流速環境」の影響を大きく受ける     ・透明度が高いと採苗器を設置した水深まで光達し、付着珪藻の優先付着が起こり、種苗の付着に影響が出る     ・採苗器を設置した周辺の流速が付着する際の好適付着流速を外れると 種苗の付着に影響が出る    付着器投入のタイミング     (浮遊幼生の眼点の出現)     受精後の日数で決まる為、受精時期のばらつきが大きい場合は、付着期間のばらつきも大きい。    付着器投入の目安にはなるが、採苗効率(付着数量)に関しての相関は少ない。    実際の付着器を使用した小規模付着試験の実施が有効(幼生状態より付着器の物理的付着条件が重要)    優先付着物による付着忌避を回避 → 付着試験盤の3日間隔の連続投入で付着のピークを探る                       採苗器表面の優先付着物との相関は深い。    天然採苗における成否は如何に採苗器で付着幼生をトラップするかである。 アコヤガイ・マガキ・タイラギ・ヒオウギ養殖における浮遊生物の観測・分析 例 「分析」手法と目的   1) 付着生物分析 付着生物の付着情報の収集整理      貝及び収容器を設置、付着した付着生物の画像から、 付着生物の付着「状況の有無」と「優勢度」(付着初期・盛     期) について確認する。     同定生物 (全13種)優先付着物となる付着物繁殖情報の収集      1.アカフジツボ 2.サンカクフジツボ 3.タテジマフジツボ 4.フサコケムシ 5.チゴケムシ      6.ユウレイボヤ 7.シロボヤ      8.ネンエキボヤ    9.フクゴウホヤ 10.ムラサキイガイ 11.ワレカラ 12.カサネカンザシ 13.ヒトエカンザシ     「マガキ天然採苗」      天然採苗の高効率化  付着器投入のタイミングを探る      垂下層別に毎週、100㎜×100㎜の新しい付着試験盤 を設置、付着幼生数を計数記録           浮遊幼生の生物的評価 付着に至るマガキ種苗の成熟度合い      付着環境  付着阻害要因となる(優先付着物の有無・付着器設置水深周辺の流速) を排除   2)「サンプリング」手法      「 浮遊幼生」 付着前の情報      海水270L を 100μmで鉛直曳きされたネットサンプルから、フジツボ類の幼生、ポリキータ の幼生を計数する。     「付着幼生」付着後の情報       100㎜×100㎜の新しい 付着試験盤 を週一で設置・回収、付着幼生数を計数記録      3)浮遊藻類組成分析     ホルマリン固定海水中の餌料生物(植物プランクトンおよび微小動物プランクトン)を適宜濃縮または希釈のの     ち、光学顕微鏡で珪藻類等を属レベルまでの同定および計数する。     同定生物 (全30種)       1.アステリオネラ  2.キート 3.ケラチウム・トリポス 4.ケラチウム・フルカ       5.ケラチウム  6.ケラチウム・フスス 7.コシノディスカス 8.コレスロンsp.       9.スケルトネマ  10.ステファノ    11.ステファノsp. 12.ステファノフィキシス      13.タラシオシラ  14.タラシオスリクス   15.タラシオネマ 16.チンチヌス      17.ディティル  18.ニッチアsp.   19.ニッチアセリアータ 20.ニッチアロンギシマ      21.ノクチルカ  22.バクテリオストラム   23.ビィドゥルフィア 24.ブリューロsp.      25.ブリューロシグマ  26.ペリディニウム      27.ベレロケア 28.ユーカンピア      29.リゾソレニア  30.レプトシリンドルス  「分析目的」  人の積極的な 技術介入による付着生物の低減 (採苗が目的ではない)   初期の目的  (事後除去)丁番部位への付着フジツボによる閉殻困難を軽減する目的 摂餌困難による衰弱斃死対策         (事前防御)フジツボの付着「条件」メカニズム(付着する際の環境条件を解明)                  最終の目的   (事前対策)貝掃除作業の中止 「警報」 発令による フジツボの付着「数量」を軽減する目的    ・新たな付着基盤の再整備に繋がる高圧洗浄を避ける事で、フジツボ付着数の低減を実現   ・統一規格の付着計数盤の連続投入による、リアルタイムでの付着物の付着実態を把握:付着分析精度を向上   ・フジツボの付着防御を優先付着生物に起因する付着忌避と付着誘因に分離   付着生物に関する客観的な「評価」手法     目的→養殖実作業における付着生物の「誘因」と「忌避」の要件の把握とその対処による付着低減技術    ・浮遊幼生の採取→種別分類(同定)→  二枚貝のD型幼生は似ているので種別の同定は困難   ・未確定な浮遊幼生数ではなく、付着計数盤に付着に至った付着幼生数の数値化 具体的な付着に至った付着数の把握   ・周辺環境観測による優先付着物との付着に至る相関関係の解明   ・貝掃除(新たな高圧洗浄)が付着基盤整備に繋がらないための清掃時期のコントロール 〇「付着幼生」について   ※ 漁場に存在する 「浮遊幼生」 が全て付着に至る事は無い 浮遊幼生数量と付着幼生数量には相関関係が薄い   ※養殖現場では「 浮遊」幼生数 ではなく 「付着」幼生数 で評価   ・海水中の浮遊幼生数量と付着幼生数量には付着に至るまでの幼生成熟度合いの違いによって統一性が無い。   ・受精時期・卵の熟度で大きく異なる。   ・浮遊幼生の付着サインである眼点出現は受精時期に統一性が無いためバラツキがある。)   ・逆:人工採苗のメリット:人工採苗は卵の熟度が採卵の成否に大きく関与 タンク内での卵熟操作が重要)   ・付着生物は付着環境により、付着に大きく影響を受ける。   ・付着順序 :「優先」付着物による忌避・誘因に起因する付着選択がある   ・付着流速・基質形状:付着環境に選択性のある生物は付着に至らない。 〇「浮遊幼生」に関する観察    浮遊幼生の採取 採取は受動的で不確定な部分が多く調査誤差が大きい 分類同定も困難 データは客観性に欠ける   ・直接採取:プランクトンネット 鉛直曳(直径面積×推進ḿ=濾過海水総量)ネット メッシュで大きさ別分類採取   ・間接採取:採水器(水中ポンプ)にて深度別に定量採水し、濾過せずに全量を遠沈管にて沈殿採取 プランクトンネットのメッシュ目合いで濾過 全ての大きさのプランクトンを採水で採取 検鏡する採取サンプルの希釈濃度を統一し、対象貝種の付着幼生数を計数し数値化 植物性プランクトンと動物性プランクトンが混在 二枚貝のD型幼生は似ているので種別の同定は困難 〇「付着幼生」に関する観察   付着幼生の計数 統一規格の付着盤による付着計数は客観性に優れる 付着対象生物の分離が容易計数誤差が少ない   付着計数盤(100㎜×100㎜)に付着したフジツボ付着幼生数を計数把握     「客観性」回収データは付着固定物なので計数誤差は少なく客観性が高い    「作業性」洋上作業は回収のみ 陸上で計数が可能となり、洋上作業性が高い    「経済性」安価に自作可能 特殊な撮影機材などが不要 「東アジアビジネス展開支援事業(実証事業)」 長崎県産業労働部 2015 フィリピン イロイロ島 ( SEAFDEC 東アジア漁業開発センター ) THE DEVELOPMENT AQUACULTURE OF THE SOUTHEAST ASIAN FISHERIES DEVELOPMENT CENTER 「先端農商工連携実用化研究事業」 経産省 中国経産局 - 2012  「シングルシードカキ養殖法・流通の高度化によるかきオールジャパンブランドの確立」                      広島県江田島市 (広島県・ヤンマー株式会社・かなわ水産株式会社とコンソーシアム) フジツボの付着計数盤(100㎜×100㎜ 10㎜メッシュ入り)を垂下物の水深別に設置し、フジツボの付着実態を把握  付着幼生の分類と計数   1週間毎に付着盤を追加して、時系列による付着幼生数の実態を把握 (優先付着物によるフジツボ付着忌避が存在する)   付着しても、後発の付着物に巻き込まれ成長出来ずに死滅する事もある。付着だけでなく繁殖力の優劣序列も重要 付着物調査例 付着物観測データの養殖実務への反映実例 フジツボの付着嗜好を人為的に助長する事で生産物への付着防御技術を実用化 マガキシングルシード種苗へのフジツボ付着防御技術(収容器内部の流速制限) 流速以外のデータロガーの光学ウィンドウへの付着物防御に有効 データ誤差を軽減 アコヤ貝の天然採苗(アコヤ貝着底期の浮遊幼生の付着選択性に特化した専用の収容器と付着器)フジツボの付着を排除 天然採苗への応用例 「第1回 Bahrain 天然真珠 資源調査」 一般財団法人 日本国際協力センター (JICE) 2013       課題名-「Bahrain天然真珠産業再生プロジェクト」 Bahrain Mumtalakat Holding Company B.S.C.

  • 真珠養殖 | 株式会社 西海養殖技研

    真 珠 養 殖 「真珠産業」     「母貝養殖」     ・人工採苗技術の発達による種苗の安定生産技術の発達   「真珠養殖」     ・真円有核技術開発以降に大きな量産技術の進展はない   「加工販売」       ・ 漂白・調色技術の発達によって、販売価格は低下、真珠そのものの需要は増大     ・安価で購入可能な価格帯の形成により真珠市場は世界規模で拡大     ・珠数が多く利益率(加工による珠出世)が高いネックレス販売が主体へ変化       利益増大に伴う加工販売が真珠生産(安価な加工材料)までをコントロール      (不況下における小規模経営体は生産した真珠の総量現金化が事業継続の必須要件)      ・漂白・調色が容易な「薄巻」で突起の無い珠 を加工を前提として 安価に仕入・加工に変化      「産業構造」矛盾       加工された真珠と無加工の真珠が同じ範疇で販売されている     世界初の真珠の一貫生産(旧職での体験)      採苗・核製造・挿核・浜揚げまで全てに直接関与しての真珠生産     目先の功利優先の珠作り ではなく、更なる品質向上に繋がる珠創り を目指す   次世代の夢である究極の真珠 の作出にチャレンジ     目標 「核・母貝など最高品質の原材料使用と最新の養殖技術による更なる最高品質の珠創り」        「加工(漂白・調色)を必要としない高品質真珠に繋がる技術開発」再生医療技術の導入     手段 最高の原材料(真珠核・母貝)と技術(採苗・育成・挿核) Best of the best       (一貫したコンセプトに基いた品質コントロール・明確なトレーサビリティ)              ・真珠核:真珠核原貝の入手・真珠核加工・選別(高真円度・シミ・キズ・ヒビ・ギラ・スワリ)      ・母 貝:系統作出(優良 母貝選別・人工採苗)・母貝育成(挿核用母貝・細胞貝)     ・挿 核:抑制・仕立て・挿核・養生    ・養 殖:沖出し・養殖・浜揚げ・珠選別(サイズ・形状・面・テリ)   「真珠」の宝石としての定義       「加工を必要としない生まれながらに完成された唯一の宝石」     生物が創る部分への技術的関与の余地が残されており更なる品質向上が可能     「 珠創りの基本」 真珠貝の良好な真珠形成に 繋がる 貝の為の「手入れ」「養殖技術の研鑽」    価値判断の変化        情報量の増加とともにユーザーサイドが価値判断する時代へ変化   次世代の真珠創り      「人の心を魅了する究極の真珠を創る」     旧来のネームバリューではなく真珠の魅力向上で勝負 次世代真珠市場形成のテーマ      工事中・・・ アコヤガイ(Pinctada fucata martensii) 「再生医療技術を真珠養殖業に適用する可能性の検討業務」 「再生医療技術を適用したCoat真珠核を使用しての真珠養殖試験」 および 「試験結果により得られた真珠の価値総 合的検証」 富士フイルム株式会社 高機能材料開発本部  課題名-「Recombinant Peptideの真珠養殖業への適用可能性の検討」   -2018~2022   ※供試原核製造、母貝育成、挿核施術、養殖管理、浜揚げ結果分析、外部環境要因との分離、 効 果影響及 び試 験精度の判定、相関分析など 「Recombinant Peptide Coat核による 大珠作出チャレンジ 」 (株)西海養殖技研-2022~ 低エンドトキシンコラーゲンのナノコーティング技術 6月中旬挿核 14匁 フジフィルムCoat核3.0分(9.09㎜) 翌年2月中旬浜揚げ 約240日経過 剥身時 直径11.1㎜ 巻き厚(両面 2.01㎜ 片面1.005㎜) 挿核時 14匁 ➡ 浜揚時 47匁(通常は25匁前後)  貝柱重量17.3g(通常は8g前後) 当年物としては類を見ない大きさに成長 挿核時3.0分核9.09㎜➡剥身時 直径10.7㎜ 巻き厚(両面 1.61㎜ 片面0.805㎜)  表面(鏡面クラス) 照り(高輝度) 重心位置ずれ無し(高真円度) 血球細胞蝟集を改善目的とした対策「Coat核 」技術による対応 「従来技術」 真珠核 Coat核(抗生剤)と Blank(未処理) 「パールサック形成初期の 血球細胞蝟集 」 パールサック内 試験剥き 蝟集映像化 二値化映像 (挿核後60日経過に試験剥身) 血球蝟集痕が顕著 浜揚げ時の珠染みに繋がり、商品化には漂白作業が必須 Coat核(FF核) 左:Coat核 右:Blank Blank サイズ別 比較 「新規技術」 Recombinant Peptide Coat核 「Recombinant Peptide Coat核」FUJIFILM製   核原貝から厳選製作 Recombinant Reptide FUJIFILMにてcoat処理 Coat核 ( 挿核後60日経過に試験剥身) 血球蝟集痕が殆ど見られない為、漂白作業は高い確率で不要となる 従来Coat核との違い 「パールサック形成初期の メリット」 ※使用条件-挿核母貝の 抑制効果が強い 従来 Coat核 「抗生剤」のCoat核 核と切開面の間に空間が生じ異物混入が起こる 殺菌薬効による白血球蝟集痕の軽減   (殺菌薬効による蝟集痕の軽減 ) 抗生物質は毒性があるので抑制効果が 低い と弊害大 近年のオゾンでの卵抜き手法には適合 母貝小型化による挿核直前までの育成には不適 一級品(低明度) 花珠(低明度) 断面:核表面に蝟集痕あり 真珠層(蝟集痕を含む) 明度は統一性が低い 新規 Coat核 「再生医療技術」を適用したCoat核 核と切開面の密着度が高く空間への異物混入が少ない 核を 異物として認識しない〔白血球蝟集が起こらない) (蝟集痕が高い確率での軽減) 挿核母貝の抑制効果が 高く なければ突起珠増加 旧来の秋抑制などの「長期抑制」で高い効果 抑制開始の11月期までに大型母貝育成が必須 一級品(高明度) 明度は 均一性が高い 断面:核表面に蝟集痕無し 真珠層(全て真珠質) 花珠(高明度) ※ 一級品(花珠)面テリ巻きが優れていても、蝟集痕があると実体色として影響し明度が低く暗いイメージが出る。 ※ 剥き落した珠を 0.25㎜サイズ別に並べた状態 珠質向上を目的としたFF核使用による「当年物」実証試験 小サイズ母貝の有効利用を目的とした「厘珠」試験 ・母貝産業 高水温・魚病による生産歩留まりの低下 「小サイズ母貝」の有効利用需要増加 ・真珠産業 市場熟成による珠質重視へ  厘珠サイズ(5㎜)高値 1.5分(4.5㎜)核による挿核歩留まり効率の高さ  「真珠生産者の所感」 ・使用するだけで、特別な技術を必要とせず一級品以下の不良品出現率が飛躍的に低くくなった。 ・当年物真珠の場合、特にシミが全く無い真珠は「浜値価格」向上に繋がる。  ・出荷時の等級選別作業が大きく軽減(原核サイズ統一の場合、フルイのみで巻厚選別) ※ Coat核の品質が重要 同一核サイズ(全量10点計測0.01㎜誤差以内・高真円度) 「真珠ユーザーの所感」   真珠の魅力向上  ・唯一(生物が育む+剥き落して完成) 宝石としての真珠持つ神秘性への原点回帰    ・ 明確なトレーサビリティと、加工を必要としない完璧な真珠としての高い信頼    ・ネックレス連に期待(同一ロットによる今までに入手不可な統一性の高い品質) 「パールサック形成初期の 巻き に関するデメリット」※条件-挿核母貝の 抑制効果が弱い(失敗例) 従来のCoat核は使用する抗生物質の毒性に起因して、抑制効果が弱い(低活性)と脱確率が高くなる傾向が確認されていたが、 抑制効果が弱いと 富士フィルムCoat核は毒性が無いので、脱確率が低い反面、メスキズ周辺の活性が高く、血球蝟集が進み、ハネ珠と呼ばれる珠突起や、メス通しに起因(ピースの残漿細胞片が活性化し真珠質形成)する突起キズのある珠(尾引き珠)が極端に増える傾向が確認された 雑物侵入に伴う血球蝟集痕も形成され易く、通称ハネ珠が極端に増える傾向が確認された 無核真珠と同様にピース細胞の活性化により真珠質の異常分泌が促進され丸みのある尾ひき珠が多い  従来の抗生剤タイプのCoat核は、抑制の利いた活性の低い貝には、抗生剤=毒性が強く作用する為、脱核が多い傾向が見られた。近年の挿核用母貝は「母貝生育の遅延」で貝サイズが小さく挿核直前まで母貝サイズを大きくする必要がある為、活性の高い母貝が多く用いられている。「抑制」作業では無くオゾンによる「卵抜き」が主流となっている。従来の抗生剤タイプのCoat核との相性は良いが、毒性の無い富士フィルムCoat核を使用し「珠シミ」を軽減するには不向きで、珠シミを軽減するには長期の深い抑制操作が必須である事が判った。 真珠核原貝(Mother of Pearl Nucleus) 優良な真珠核を求めて   調査理由   ・1993年にワシントン条約対象種として米国からの製核用原貝の輸出規制問題が発生    ・米国産の核原貝輸出制限の深刻化が懸念   ・真珠核生産原料である核原貝の国内在庫材料不足による国内真珠核の価格高騰(前年比2倍)   浮かび上がったテーマ   ・真珠生産の一貫メーカーとして日本国内における真珠核の安定生産と真珠養殖業者への安定供給が必須   ・戦前:中国産「ささ貝」と言われる原貝で真珠核を生産   ・戦後:中国産から米国産へシフト(国交断絶・日米間の輸出入のバランス・米国天然真珠業者の新規参入)   ・真珠核の品質が中国産原貝は米国産原貝に劣るとの定説(根拠がない)   ・新たな供給先として中国産原貝の 資源現状を正確に把握 する必要   ・実際に中国産の真珠核原貝を使用し真珠核を生産、品質・生産効率を分析、実際に真珠養殖に使用し実証試験   ・日本の求める真珠核品質の基礎知識の伝達   ・中国国内への真円真珠生産に繋がらない様に 半製品としてのサイコロ状まで現地加工に留める   ・原貝輸出 ⇒ 現地での加工による2次産業化・人件費安価・輸送コストの圧縮・半製品としての関税圧縮   ・日本国内の真珠核産業の保護 優良真珠核原料の輸入先の多様化による安定生産確保 「真珠核 原材料調査 」中国 湖北省産 -1994 中国における真珠核生産実態の調査(199 4 湖北省 湖南省) ①「中国直営型」    共産党直接支配下にある郷鎮(小規模企業共同生活集団)内部に新しく核生産部門を設け、人民政府の指導の下、 日 本より技術指導を受け、独自で 核を生産販売しようとする中国主体の経営体  ②「日中合弁型」    日本の製核会社が共産党直接支配下にある企業局と合弁(出資比45:55し、現地での工場施設、材料供給、労働力 の提供を中国側に依存し、米国よ りの材料調達、製品加工技術指導、工場運営、監督、及び日本国内での製品販 売を日本側が受け持つという日本主導型の経営体 「真珠核 原材料 調査」米国 ミシシッピ州産 -1993 ③「米中合弁型」    米国の核原貝採取業者が共産党直接支配下にある企業局と合弁(出資比45:55し、米国内より2級品の材料を模 造 真 珠原料向けに加工販売しようと する米国主導型の経営体 真珠生産者(加工・販売)サイドから見た不良核について 「不良核」キョロ核  ギラ核  ヒビ核  ワレ核 低真円度  - 1994 部分的な反射 反射光形状 使用原貝部位に起因 反射輝度の3DG レンズ状反射 透過光分析 表面の乱反射 二値化映像 ※ 真珠核の「品質数値化」による核の「グレーディング」により、「最高品質の核」を使用する事で、面テリの均一化の精度(核のバラついた反射光が真珠層を透過して、真珠に影響) を高める(真珠層を厚く巻かせる事以外、現在の加工技術でも不可能) シロチョウガイ (Pinctada maxima) 工事中 工事中 クロチョウガイ(Pinctada margaritifera) マベガイ(Pteria Penguin) テキストです。ここをクリックして「テキストを編集」を選択して編集してください。 アワビ(Abalone pearls) 「真珠養殖 チャレンジ 」 -1984~ アコヤガイ(Pinctada fucata martensii) アコヤ 1個入 アコヤ 2個入 挿核技術継承(メス通し・切開位置)オゾンによる卵抜きのみ(抑制の利いていない貝) 挿核技術継承 (メス通し・核送り)大サイズ核の脱核軽減 工事中 「付着除去」から「付着防御」へ  付着したフジツボなどの 除去作業を機械化  (高圧洗浄・ハンドクリーナー・グラインダー) 寄生虫(ポリキータ)対策 浸透圧差による濃塩・淡水による殺虫処理 高水温時の衰弱貝に関する除去・殺虫作業の弊害 付着させない事前対策 安価で防御効果の高い「 間 接 防 御 」技術

  • 種苗生産 | 株式会社 西海養殖技研

    種 苗 生 産 〇 種苗生産 (Seed production) 「カキ養殖の課題」 ①計画生産(生産量および品質基準の確立:粗放的カルチ養殖➡集約的シングルシード養殖へ) ②技術開発(貝:選抜育種による優良品種作出・専用収容器および付着物対策と省力化) ③経費圧縮(種苗単価の低減:カキ礁の特性であるカキ類の選抜付着と付着物防御効果を活用) ④市場開拓(新商品開発と国際流通を見据えたカキ品質の国際規格化) (天然採苗による安価な自家生産のシングルシード種苗と養殖初期からのグレーディング) ・カキ礁➡劣化ホタテ貝殻で天然採苗➡防汚篭内で自ら剥離(省力化)➡疑似シングルシード ・食害防止網篭育成➡大小選別(機械篩)➡計画生産を実現 ・生産物の現状把握=準工業製品的な計画生産性➡「量と質」の明確化➡計画流通の実現 ・国際流通には価値観共有の為の明確なグレーディング規格構築が必須要件 佐賀県鹿島市沖のカキ礁への試験採苗器設置状況と種苗回収状況 2011 協力参加 ※ 本件照会先:独立行政法人 水産総合研究センター 経営企画部 広報室 「カキ礁天然採苗コレクター」設置図 ○コレクター ホタテ貝殻80枚を一連 全長80cm 100連8,000枚 鋼線縫い ○連結方法  連は6mmクロスPEロープ、幹綱は18mm三つ打ちPEロープ 1m間隔、幹綱全長100mを指定場所に重ねて設置 ○設置方法  PEフロート1尺玉 (必要であれば簡易浮標灯) *カキ礁水深2~3m時のコレクター設置回収を想定し、省力化を目指す。 カキ礁(有明海) 【調査の背景】  3月11日に発生した東日本大震災は,地震直後の大津波によって北海道から九州の広い範囲で水産の現場に甚大な被害を与えました。 中でも震源地に近い岩手,宮城両県のカキ,ワカメなど養殖漁業は,海上ならびに陸上施設の大部分が流出・破壊されたため,壊滅的な状況となりました。一方,宮城県はカキ養殖用の種苗シェア約9割をしめる一大産地であったため,影響は被災地だけにとどまらず,全国各地の養殖現場では次年度以降の種苗確保が緊急かつ大きな課題となりました。西海区水産研究所では有明海を重要な研究フィールドとしていますが,この海域の奥部には日本一の面積を誇る干潟に加え,およそ1,000平方キロメートル(東京ドーム21個分)にも及ぶカキの群落(カキ礁:図1)が広がっています。私たちは,これまでカキ礁の環境浄化機能や多様な生態系に係わる役割を調査・研究してきましたが,この度の震災で生じた養殖カキの種苗安定確保に向けた課題に対応するため,①カキ礁における安定採苗手法の開発,および②得られた種カキの養殖用種苗としての評価について試験を実施しました。 【試験の内容・特徴】  1.試験①:カキ礁における安定採苗手法の開発   1)実施日時 2011年5月28日~9月5日(100日間)   2)実施場所 佐賀県鹿島市塩田川河口カキ礁   3) 協力機関 (株)西海養殖技研 ほか西九州地区貝類生産研究グループ8社   4)結果の概要 ・天然種苗コレクターとして多く用いられるホタテ貝殻をカキ礁の上へ直に横置きで100連設置した。    ・100日後にはホタテ貝殻1枚あたり50個以上のカキ種苗(1~2cmサイズ)を採苗できた。    ・横置きのコレクターにはフジツボやイガイなどの動物性付着生物がほとんどつかず良質の種苗が得られる。一方,縦に設置した場合はカキ以      外の生物が多量に着生する事を確認した。    ・カキ礁での採苗は一昨年より3回実施しているが,毎年安定した結果を得られた。  2.試験②:得られた種カキの養殖用種苗としての評価(中間評価)   1)実施日時 2011年5月28日~9月5日(100日間)   2)実施場所 長崎県平戸地区カキ養殖場ほか5地区   3) 協力機関 (株)西海養殖技研 ほか西九州地区貝類生産研究グループ8社   4)結果の概要    ・2010年夏季にカキ礁で採苗され、1年間カキ礁上で養生されたカキ種苗を4月中旬受入と5月下旬期受入の2期に分けた養殖試験に使用した。    ・水温上昇した夏場に成長が一時停滞,大きな問題となっていた宮城県産の種苗で発生する大量死亡(50~60%)は殆ど認められない。    ・宮城県産の種苗では,殻体成長は早いわりに、産卵後の夏場以降の回復と身入りが遅い傾向があり,地域によっては需要が見込まれる年末期     の販売には身入りが間に合わず出荷時期が翌年の春までずれ込む事が報告されている。今回の試験地域では、夏場の殻体成長は遅く小粒なが     らも高い生残率と産卵後の夏場以降の回復と身入りが早いことが報告されている。    ・今後,秋~春の出荷時期に再度宮城県産の種苗と成長度(個数/㎏),生残率(個数/付着板),身入り度(肉重量/総重量)等を比較する。    ・さらに今年採苗した種苗を秋以降に養殖試験に使用し,成長度,生残率,身入り度等を比較する。 【成果の活用】  1.養殖用カキ種苗の安定的で多様な入手に役立ちます。  2.今まで大きな問題となっていた養殖カキの夏場に生じる大量死亡、販売早期の身入り不足を解消するなどの対策として有効な技術である可能性  3.今後,カキ礁での採苗技術およびそれらを用いた養殖試験を継続していくことにより,カキ養殖で生じる問題を解決し,様々な養殖形態に対応      小粒ではあるが夏場の斃死が少なく、早期の身入りが期待出来るなど既存のマガキ養殖とは異なる、新たな市場を形成する可能性がある カキ礁にて天然採苗を実施(ホタテ貝殻・樹脂製付着板=脱塊の省力化目的) カキ礁にて天然採苗を実施(種苗コスト削減が目的) ※ カキ礁の特性:①海底から約20㎝まではフジツボの付着が見られない(付着流速環境・懸濁質の粒度が関与) ※ カキ礁の特性:②海底から20㎝まではカキ類(マガキ・シカメ)のみが着底付着  (優先付着物の制限と付着基盤の整備) カキ礁以外で漁場では「天然マガキ種苗」の養生時に、度々フジツボの大量付着が起きる  (フジツボの付着より干出条件を優先) ◎失敗からの見出し ※ マガキのコレクターとしてホタテ貝殻連をシーズンはずれに入手した処、貝殻表面が粉を吹いた状態の貝殻が納品、漁場で天然採苗後、   回収した連を裸吊りで中間育成した際に、付着した種苗の剥離落下が多発(付着強度が低くなっている為か?) ➡ 急遽リカバリーの為に  剥離落下する種苗の回収を目的とし、付着貝殻を防汚ネットに入れて育成 ➡ 連の付着稚貝(裸吊り)の中間育成と同様に篭底面から回収  した剥離落下稚貝を「シングルシード用の防汚網篭で育成」 ➡ 結果は既存のシングルシード種苗と同様に成長   塩酸処理後に1年放置 低比重対応沈下式フラプシー 天然採苗 脱落稚貝を網篭で回収 回収後の仮吊 キャップ形状を形成 剥離脱落した付着板 疑似シングルシード育成 早期に脱落回収した稚貝の形状は通常(人工採苗)のシングルシードと大差ない 貝殻に残った稚貝は丸篭育成へ 〇天然種苗を「安価」に「疑似シングルシード化」 ※ 天然採苗で疑似シングルシードを安価に得る方向へと発想を転換、ホタテ貝殻を人為的に劣化(塩酸処理後に野外放置して表面劣化)した天然採苗器として使用 ➡ 想定通りに付着した稚貝は成長すると自重で貝殻表面から篭底面へ自然に剥離落下(収容器の底面へ付着するので防汚加工は必須)➡ 近年開発導入が始まった樹脂製付着板より種苗の「付着率」は高く、「専用の剥離機器による剥離」作業および「付着板の再生作業」も不要で、「稚貝育成作業の省力化」と「種苗単価の低減」には有効 【付着嗜好性(物理的形状選択性)を活用した浮遊幼生トラップ技術】 潜砂性の二枚貝にも短期間の「付着時期」が有る事を活用 【二枚貝の生態及び付着メカニズム】 1.第一次「浮遊」期   ➀Trochophore(担輪子幼生)浮上遊泳期 狭い範囲   ②Veliger(被面子幼生) D型胎殻形成期   ③D型幼生(胎殻幼生)遊泳期 遊泳に適した運動器官発達 広い範囲   ④Pediveliger(成熟幼生)変体幼生期 足(付着用)の発達 付着準備時期   ⑤「変体幼生」は付着基盤として繊維状の海藻やヒドロ虫類を好む。 2.第一次「付着」期  前期ほふく仔貝(殻長0.26~0.50㎜)     付着基盤の接触が有る場合は「ほふく」よって移動拡散。 3.第二次「浮遊」期   付着基盤の接触が無い場合は、密植を避ける為、自ら足糸を切って落下拡散。         「足糸漂流」-漂流用足糸を伸ばし潮流によって移動拡散。 4.第二次付着期    付着基盤の接触が有る場合は、殻体の成長に伴い、餌料環境の良い場所を求め、 選り強度の   ある基質(殻体を安定させる必要)へ、貝自らほふく移動拡散。 後期ほふく仔貝(殻長0.50~1.50㎜) アサリ 天然採苗 ※ 水産業の天然採苗技術を転用し、「防汚メッシュ」+「専用付着器」にてトラップ。 「漁場観察」から、短期間の「付着時期」がある事を発見(浮遊から着底した後、潜砂可能となる大きさまで) 付着条件に形状で選択性がある事を付着器別の付着実証試験から確認(アサリのみのトラップが可能) アカガイ 人工採苗 「付着器形状別」試験 付着初期の付着器形状別の付着嗜好性と成長に伴う離脱性を観察 付着だけでなく成長に伴う移動拡散時の物理的形状を重視 高密度飼育時の餌料環境の均一性と種苗同士の付着凝集を防止 潜砂可能な大きさまで付着器飼育 → 離脱種苗は「基質」養殖へ マガキ 天然採苗

  • 養殖技術 | 株式会社 西海養殖技研

    養 殖 技 術 「養殖産業の課題」 ①計画生産(生産実態の把握:粗放的養殖➡集約的養殖:生産量および品質のコントロールと表示基準の確立) ②技術開発(貝:選抜育種による優良品種作出・専用収容器および付着物対策と省力化) ③経費圧縮(種苗単価の低減:生産性向上:選抜付着と付着物防御効果を活用) ④市場開拓(新商品開発と国際流通を見据えた品質の国際規格化) 流通的見地から養殖業に求める供給体制 Top of Page 「産地の生産者と連携した、新しいサプライチェーン構築」 実証事業例の紹介 「先端農商工連携実用化研究事業」 課題名-「シングルシードカキ養殖法・流通の高度化によるかきオールジャパンブランドの確立」 経済産業省 中国経産局 2012 (株)西海養殖技研、 広島県、ヤンマー(株)、かなわ水産(株)でコンソーシアム 〇 生産性向上 (Productivity improvement) ※養殖生産の 「目標」 は、生産した生産物を如何に販売出来るかである。  ・生産効率 「量」 ⇒「生残率」・「製品率」(歩留)・「作業効率」  ・販売効率 「質」 ⇒ 「商品価値向上」 ◎カキ養殖に於ける養殖機械(形状選別機・重量選別機)導入による生産性向上 (実例)  【 従 来 】 ・出荷販売時 「重量選別」⇒「サイズ別」価格で販売(SS・S・M・L・LL)など出荷時の重量選別での判定          ※販売単位が「重量」販売が基本 ⇒ 商品に統一性が無く明確な規格化が困難 「デメリット」 「殻付き」⇒ 「販売品質」出荷販売時の不良品(身入り不足)の明確化困難 (顧客が剥身時に判明) 「生産性」  規格外サイズは全て「廃棄」に繋がり、「生産効率」悪化に直結        「剥き身」 ⇒ 「省力化」 機械による大量選別が可能 ⇒ 剥身ロス(人件費)の低減 剥身作業効率向上 「生産性」  規格外サイズは全て「廃棄」に繋がり、「生産効率」悪化に直結 【 新 規 】 ・養殖初期 「形状選別」 ⇒ 「大きさ」毎に選別(中間育成後)          ※「シングルシード種苗」は「経歴」が同じなので大小選別の効果は大きい(成長差持続) 「選別育成」 ⇒ 「サイズ」毎に育成 ⇒ 生産規格毎「形状サイズ」の「平均化=統一化」が目的          ※「種苗」段階からの「サイズ毎選別育成」は最適な養殖密度設定が容易 ・出荷販売時 「重量選別」 ⇒「形状サイズ」規格は統一しているので、平均重量規格外は「身入り不良」と判別が可能          ※「シングルシード種苗」は貝殻重量も平均化するので判定効果は品質に直結 「メリット」 「殻付き」 「販売品質」機械選別により、不良品(身入り不足)を数値で明確化、判定効率向上 「生産性」  規格外の不良品は剥身せずに「再生産」⇒ 出荷効率(生産性)の大幅改善       「剥き身」⇒ 「省力化」機械による大量選別が可能 ⇒剥身ロスの低減 作業効率向上                「 生産性」  規格外の不良品は剥身せずに「再生産」⇒ 出荷効率(生産性)の大幅改善     ◎近年の養殖生産物の海外輸出に関し、明確な規格(サイズ・品質・安全性)化は必須の取引要件 シングルシード 量産システム(形状・重量・グレーディングによる生物生産手法) 形状選別(形・サイズ) 形状・分級機 サイズ選別(大中小) サイズ別に育成 重量選別 重量・分級機 同一サイズなので殻付きのまま身入り度を判別可能 エラー品を再生産する事が可能で高い生産効率向上に寄与する ※ 殻付き牡蠣(生貝)の生産において、従来困難であった品質(身入りの精度)確認を剥身せずに達成可能となった 「数量」「質」共に不明な(粗放的)カルチベーション+裸吊り ホタテ貝殻に付着した「連」の状態で竹(コンポーズ)筏から垂下する養殖方法。 人工採苗による種苗生産 竹筏から連で垂下 ホタテ付着板で連組 貝殻に付着したまま成長 養生 機械による脱塊 厚種 密植状態 手作業による脱塊 ※ 問題点: ・「量」養殖実数の把握が困難( 養殖初期段階の食害 ・ 波浪時の脱落 )➡ 計画生産が困難 ・「質」付着状況に起因する外観および肉質の統一性が低い ・「手間」ホタテ板からの脱塊作業に手間がかかる ※ 出荷時まで養殖実態の把握が困難で計画生産性が低い 「数量」「質」共に明確な(集約的)シングルシード+防汚篭育成 一粒ごとにセパレートした種苗段階から、収容器に入れ、垂下する養殖方法。 FLUPCY 育成 殻体成長を優先 左殻は下 右殻は上 カラム内で高密度飼育 セパレート養殖 形状の平均化 篭養殖でリンペン成長 高密度でも集塊しない 形状選別後定数化 初期のキャップ形状形成 上下の整合性で固着無し 供擦りを必要としない ※ 問題点: ・牡蠣類は収容器の中で貝同士の付着により「集塊」を形成するので、物理的な成長阻害を起し易い ・種苗単価が高価な為、生産歩留まり次第では養殖初期段階から採算割れを起し易い ・収容器が必要な為、余分な資材償却経費が掛かる。 〇国際流通規格 (International Distribution Standards) 「国際流通に適した規格表示可能なマガキ」 ・急速冷凍:IQF( Individual Quick Frozen )ラインの構築 従来の緩慢冷凍 (Giftbook Quick Freezing) に比べ、食品細胞の破壊を抑制、鮮度維持に有利 ・異物混入検査(Contamination inspection )の前処理システム構築 ※ 生産ライン上の異なるメーカーの検査機器の処理スピードの同調(シンクロ)と搬送システムの構築が重要 搬入システム クリーンルーム化 IQFトンネルフリーザー 投入風景 異物検査装置 フリーザー制御盤 異物検査制御盤 セパレーター シンクロ装置 搬送機 重量選別機メーカー IQF重量選別機(供給装置付)150個/min×2乗 18,000個/h 選別(5ランク+規格外)DSG5500W-5R-P400-4K3-YAF07-HP 作動状況 動画 工事中 〇 新商品開発 (New Product Development) 「一口岩牡蠣・夏牡蠣」(従来品と競合しない新商品を安価に生産供給し市場を拡大) ・岩牡蠣の既成概念からの脱却➡小型=養殖期間の短縮=生産性向上➡真牡蠣と同価格帯で市場参入 ・既存の岩牡蠣(大型)との競合回避➡春で終了の真牡蠣の延長商品➡夏牡蠣食市場を新規形成 ・シングルシードにより計画生産及び安定供給形態を構築➡商品流通の「量」が確立 ・独自のグレーディング・キャップ形状により、均一性の高い養殖を実現➡商品流通の「質」が確立 (天然採苗による安価な自家生産のシングルシード種苗と養殖初期からのグレーディング) ・カキ礁➡劣化ホタテ貝殻で天然採苗➡防汚篭内で自ら剥離(省力化)➡疑似シングルシード ・食害防止網篭育成➡大小選別(機械篩)➡計画生産を実現 ・生産物の現状把握=準工業製品的な計画生産性➡「量と質」の明確化➡計画流通の実現 ・国際流通には価値観共有の為の明確なグレーディング規格構築が必須要件

  • トピックス | 株式会社 西海養殖技研

    ト ピ ッ クス 〇ナビキュール・ブルー   「フランスの高級ブランド緑牡蠣」(グリーンオイスター/クレールオイスター)  ビスケー湾オレロン島 ナビキュール・ブ ルー生息の塩田跡地に移植 エラが緑色 塩分が強い食味が特徴 ※長崎県産アコヤガイでの偶発事例 (フランスのナビキュール・ブルーと同様 日本にも分布確認 ) (可視可能な差別商品の作出) 特別な需要と特定地域での育成条件が揃えば日本国内でも「グリーンオイスター 」 の養殖は可能 〇 スマート養殖(水産コンサルティング事業)  弊社は長期にわたるアコヤ貝養殖における経験と自社製品を活用した二枚貝全般に有用な独自のノウハウを有しており、養殖物のみならず関連資材等に至るまで適切なアドバイスを行い、ソリュー ションを提供をしています。「ICT」で構築取得したデータ情報を「水 揚げ高向上」に繋がる「有用データ情報」とすべく評価分析をします。 当社は独自に生産性に直結する有用情報網(Society5.0段階に活用可能な)を整備し、水産物生産に準工業製品的な計画生産性を実現しPDCAによる改善情報を提供 データロガー データ集積 データ解析 〇 養殖技術支援事業(養殖期間 の短縮) 二枚貝類の「中間育成」業務などを得意としています。近年、海洋環境 の変化により、夏場の養殖初期段階での種苗の大量斃死が目立ちますが、弊社の中間育成済み大型種苗を導入する事で、養殖期間の大幅な短縮による斃死リスク対応と独自の抑制技術により、可食部分を短期肥育するノウハウをもって、新規参入業者の方々の養殖事業の技術支援をしています。 先端農商工連携事業(広島) 東日本震災復興支援(宮城) シングルシード講習会(鹿児島) 〇 無給餌養殖 (Non-feeding aquaculture) 次世代のタンパク質生産手段として、特別に給餌を必要としない洋上での有用二枚貝類養殖を推奨しています。給餌養殖は近年、グローバル化による為替変動や世界規模の温暖化などの気象 変動により、採算性に大きな影響を受ける時代となって来ました。給餌の採算効率ばかりではなく、残餌沈降に よる海底汚染も大きな問題となって来ています。(自家汚染)高水温時の海底の自浄能力は、海底土壌内の好気性細菌の活動によりますので、近年の温暖化による海水温の上昇は、海水中の溶存酸素の低下とともに大きく自浄能力を減じています。無給餌養殖は自然界に 存在する浮遊プランクトンを餌料として いますので、経済的にも技術的にも取組み易い養殖と言えます。 〇 温暖化対策 (Global warming countermeasures)  温暖化に伴う夏場の漁場水温上昇など、生存限界を越える夏場の水温上昇は、従来からの同一漁場で「通年漁場」として  の成立を困難とする時代を迎えつつあります。  ・水温上昇に連動する心拍数と呼吸活性の上昇に伴う「体力消耗」と海中溶存酸素量の減少が複合し影響大  ・短期間での急激な水温上昇時期の網篭掃除や分殖作業、密植は、体力の無い稚貝の大きな斃死原因に繋がる  ・夏場は大きな貝から斃死⇒ 呼吸活性>貧酸素 、高水温になり難い外洋性漁場での大型貝の越夏は生残率高い ・夏場の高水温対策(特に種苗生産)として、下記のアプローチで対策実績を上げています ①「負荷軽減」高水温時に貝の負担となる、網篭洗浄や分殖などの海事作業を回避する   ※網篭の防汚で、高水温時の洗 浄・篭替などの貝への負荷を回避。貧酸素対策として収容密度を低く設定 ②「漁場移動」適性水温漁場への「越夏」移動  生残重視の概念(餌料環境優先からの脱却)高水温時の溶存酸素量低下    ※高水温になり易い内湾奥などの浅海閉鎖環境から、急激な水温上昇変化の少ない外洋性 漁場へ事前に移動 ③「垂直移動」内湾でも水深が深く鉛直交換のある漁場では、同一漁場で深吊により避難   ※鉛直交換の少ない漁場では底部の貧酸素水塊の形成のモニタリング必須 ④「魚種変換」ヒオウギ養殖の北上(冬場の水温上昇で越冬が可能=温暖化対応)   ※ ホタテ養殖南限の代替へ期待 〇 炭酸固定反応 (carbon fixation) バイオミネラリゼーション (Biomineralization)   事業によって排出されたCO2などの温室効果ガスを、クリーンエネルギー事業(排出権購入)による削減活動として、排出企業自体が貝類養殖に乗り出す事で、CO2を貝殻として固定し相殺削減する事を推奨しています。自然界における炭酸固定反応一つとして、食用二枚貝生産の副産物(CO2削減)として新規の「有価性」に繋がる可能性があります。殻体形成時に海水中のCO2を吸収、殻体成分のCaCO3として固定するバイオミネラリゼーションとして活用することで、クリーンエネルギー事業の実益と生産コスト低減に直結し、競争力のある「優良な経営資源」に繋がる可能を秘めています。弊社は既に全国で多様な貝類養殖実績とフィールド情報を有しているので、スタート時から優位な事業展開が期待出来ます。 工事中 工事中 工事中

  • 網篭防御 | 株式会社 西海養殖技研

    網 篭 防 御 「食害防止目的の網篭素材について」 (必要要件) 「安価」・「耐久性」・「リサイクル性」・「軽量」・「入手」・「加工」    ・付着物が付き難い(フィラメント表面が平滑で自己潤滑性が高いポリエチレン系が最適)    ・網の水中抵抗が少ない(細い網糸:漁獲が目的ではないため、網糸の強度は重要ではない )    ・防汚塗料の含侵保持が可能(撚糸:複数のフィラメントの空間で塗料を保持  構造:ラッセル織編地が最適)    (防汚施工)      従来技術:「浸漬 保持」 が目的の 防汚「染料」     新規技術:「含侵 固着」 が目的の 防汚「塗料」 を新たに開発 シリコン系防汚塗料の「含浸保持」状態 対策資材- アサリ種苗 食害防止用「被せ網」(ワンオフ品) クロダイ対策 ※食害防止被せ網へアオサなどの藻類が付着繁殖すると、降雨期に比重低下で白腐れしたアオサが海底表面に密着し、物理的密閉を起こし、酸欠による大量斃死貝に繋がっていたが、網地に貝に無害なシリコン塗料を含浸する事で付着防御が可能となり、アオサが付着した被せ網が原因となる斃死を軽減する事が可能となった。   捕食:ナルトビエイ成魚・アイゴ・クロダイ稚魚・アナジャコ・テッポウエビ・タコ類・干出漁場では水鳥  被食:アサリ(時撒き放流)人工・天然種苗  ※潜砂可能サイズ 被せ網の構造改良により、防汚再生、設置簡素化、耐久強度を含め、リサイクル性を高め、導入コストが回収し易い。 対策資材- タイラギ種苗 侵入防御用「たて網」(ワンオフ品) ナルトビエイ対策 食害防止ネットのメンテナンス(付着物対策・設置・撤去作業)が課題 ※ノリ漁場と隣接する為、網の付着物対策には、「化学的」な忌避剤を使用しない事が条件、弊社独自の「物理的」な撥水性を持ったシリコン塗料を含浸させる防汚技術を転用し、漁場環境の保全に配慮しながら、 付着物抵抗による波浪時の網の倒壊防止 が対応可能となった。  捕食:ナルトビエイ成魚  被食:タイラギ(地植え)人工種苗・アサリ(地撒き放流)人工・天然種苗  ※潜砂可能サイズ 防御盾網(杭打ち式) 防御盾網(幹綱垂下式) シリコン含侵よる防汚処理 左:Blank   右:防汚処理 対策資材-アカガイ種苗の食害(アイゴ)防止「食害防止防汚外網」と「沖出し篭用 防汚網蓋」 ※浮遊幼生着底初期の極小サイズでの早期沖出しが目的。(陸上飼育中の給餌用餌料プランクトンの生産能力=生産貝数) 着底付着(付着器ごと移動可能)= 散逸しない量産技術の基本 = 早期沖出しによる陸上餌料生産(コスト高)からの解放 「放流事業成功の必須条件」:①絶対的な放流量 ②大型サイズでの放流 ③持続可能な安価な生産コスト 〇陸上飼育期間の短縮が生産数向上の最大命題(成長に伴い大量の餌料が必要➡飼育餌料の生産力=種苗生産能力) 〇早期沖出しの弊害:食害魚の繁殖期と重なれば防御網内に侵入する稚魚も小さいので、防御網内で食害しながら成長 ※食害稚魚の駆除:推奨は篭替え 短時間の干出は有効だが死魚の除去が必須 捕食:アイゴ幼魚 被食:「アカガイ」コレクター 付着人工種苗 沖出し時 ※ほふく移動活発(沖出し収容器内側への付着移動を防止) 防汚 極小目合い外網 沖出し篭+食害防止蓋 篭内部で食害魚も成長 付着藻類が食害を誘引 対策資材-トリガイ育成コンテナの 食害防止 「防汚網蓋」 (潜砂基質を使用したコンテナ養殖)  捕食:クロダイ・ブダイ成魚  被食:トリガイ人工種苗  ※潜砂可能サイズ 通水性無 コンテナ+網蓋 防汚通水性有 コンテナ+網蓋 シリコン防汚網蓋 目合別 +基質底面セパレーター 〇シングルシード 対策資材-シングルシード育成篭の食害(クロダイ)防止「防汚網篭+防汚食害防止網蓋」 イワガキ種苗(人工採苗)イワガキが網篭に付着しない様に網篭をシリコンで防汚処理  捕食:クロダイ稚魚  被食:「シングルシード イワガキ」 (中間育成済種苗) ※容器内で右殻と左殻の上下整合性を持たせる事で付着回避 フラプシー育成 60日育成 種苗段階でカップ形状を作る事が主目的  90日育成 集塊不能 クロダイ稚魚による食害防止対策として「シリコン防汚処理を施した網篭+網蓋」で対応 収容器の損傷も激減 150日 防汚2分目角型篭 殻体成長が主目的(ハサキを折らず伸ばす事を重視) 250日 防汚2分目角型篭 育成 付着物(藻類・多毛類・ヒラムシ)淡水処理容易 養殖実態の把握が容易 350日 右殻側のリンペンが残っている事に注目 除去作業は一回もしていない事に注目 フジツボ付着は防御出来ている  イワガキ=大型を変革 夏場の競合の無い新商品 「一口イワガキ」 として販売実績あり マガキ同等の価格を実現 対策資材-イワガキ食害防止ネット(ワンオフ品 マベガイ用) クロダイ対策流用  捕食:「クロダイ」 幼魚~成魚  食害防止 「ネット」  被食:「シングルシード イワガキ」 (中間育成済種苗) 表裏5 貝をオフセットして強制付着、1連×10枚で計100貝を一吊りとして、食害防止ネットでカ バーして垂下養殖。 強制付着 10枚×1連セット 1ヵ月経過 3ヵ月経過 6ヵ月経過 S60 ~ 鹿児島(奄美)温暖化で北上してきたナルトビエイ によるマベガイ 種苗の食害が多発 食害防止ネットで対応 R2 長崎(大村湾)イワガキ 種苗カルチのクロダイ による食害が増加、対応策としてマベガイ食害防止ネットを流用し対応 〇カルチ 対策資材-イワガキ食害防止ネット(ワンオフ品 ヒオウギ食害防止ネット) イシダイ対策流用 イワガキ1年貝を裸吊で沖出し直後、大型イシダイによる食害で全滅、イシダイ対策として金籠で食害防御  捕食:「イシダイ」幼魚~成魚 食害防止「金網 被食:「カルチ イワガキ」(中間育成済大型種苗) 粉体塗装金網 10枚×4連 1ヵ月経過 3カ月経過 8カ月経過 H22長崎ヒオウギ天然採苗時の食害防御用に開発した「防汚金篭」をイワガキのイシダイ食害対策に転用。 対策資材-イワガキ食害防止ネット(ワンオフ品 ) クロダイ対策流用  捕食:「クロダイ」 幼魚~成魚  食害防止 「食害防止角型ネット」  被食:「シングルシード イワガキ」 (中間育成済種苗) 人工採苗カルチ付着種苗の沖出し時の食害防止対策として、防汚アコヤ用角型篭にて沖出し 厚種は密植に注意! 食害が無いので密植になり易く早めの分殖(脱塊)が必須 カルチ付着は付着密度にバラつきがあり貝数把握困難 対策資材-アコヤ採苗器の食害(アミメハギ)防止「防汚食害防止網」 アコヤ(極小付着種苗)の早期沖出し生け簀用食害防止 陸上飼育時の餌培養が追い付かない 早期沖出しで成果 極細目合ナイロンメッシュを防汚処理 パイプ枠×3段 1.5m×1.5m×2.5m 専用の沖出し生け簀筏(4m×4m)にセット  工事中 防汚カキ縄(タイコー製 牡蠣一番) ムラサキイガイの移動拡散防止に効果

  • 事業実績 | 株式会社 西海養殖技研

    事 業 実 績 「防汚技術を採用した環境保全型養殖」 国 内 事 例 〇シングルシードマガキ養殖実証事業 「先端農商工連携実用化研究事業」 経産省 中国経産局 - 2012 課題名-「シングルシードカキ養殖法・流通の高度化によるかきオールジャパンブランド の確立」  (広島県・ヤンマー株式会社・かなわ水産株式会社とコンソーシアム)  「東日本震災復興支援」   岩手県(大船渡・三陸山田) 宮城県(仙台・気仙沼) 2012 ~ 課題名-「マガキシングルシード種苗中間育成」「新養殖施設の開発」 「環境保全型マガキ養殖試験」   宮崎(JF青島・内海・フィッシャーマンズ) 2016 ~ 課題名-「カキ類養殖適否試験」 閉鎖浅海地区 〇タイラギ養殖研究に採用  「環境保全型タイラギ種苗中間育成」   長崎(全国水産技術者協会・西海区水研) 2016 ~   課題名-「タイラギ種苗中間育成業務」委託事業 「環境保全型タイラギ養殖試験」 兵庫(高砂市役所・JF高砂・伊保漁協水産研究会) 2016 ~ 課題名-「タイラギ養殖適否試験試験」 浅海地区 〇外来付着生物防御対策に採用 「ヨーロッパザラボヤ対策事業」   北海道(函館・宗谷・室蘭・二海郡) 青森(拓新設計) 2014 ~ 課題名-「養殖篭」・「天然採苗器」への付着物対策 〇養殖浮体構造物への付着物防御に採用  「養殖施設の付着物防御対策」  2013 ~ 課題名-「 二枚貝中間育成装置へ の付着物防御」 ヤンマー造船 (株)岩手・広島・福岡・熊本・大分 課題名-「養殖筏の付着物防御対策」 水研機構 2010~ 「移動生簀」水工研 2011 〇養殖収容器の付着物対策に採用   課題名-「収容器への付着物対策」 水研機構 京大大学院 ヤンマー(株) 福岡県・熊本県 海 外 事 例 〇「物理的海棲生物付着防止塗料を活用した環境保全型養殖技術」の海外展開 「バーレーン王国の資源調査」FS事業に採用 「第1回 Bahrain 天然真珠 資源調査」   一般財団法人 日本国際協力センター (JICE)   2013   課題名-「Bahrain天然真珠産業再生プロジェクト」  Bahrain Mumtalakat Holding Company B.S.C. 「東アジアビジネス展開支援事業(実証事業)」  長崎県産業労働部 2015         THE DEVELOPMENT AQUACULTURE OF THE SOUTHEAST ASIAN FISHERIES DEVELOPMENT CENTER   課題名-「ミミガイへの穿孔性多毛類侵入防御対策」 フィリピン (東アジア漁業開発センター)   課題名-「クエ養殖池の鉛直攪拌装置へのフジツボ防御対策」  台湾 「力佳綠能生技有限公司」 調査研究委託事業 「第1回 U.A.E 養殖真珠技術調査」   アラブ首長国連邦 Ras AlKhaimah RAK PEARLS 2013   課題名-「Ras Al Khaimah,U.A.Eに於ける真珠養殖実態と養殖技術の調査」 「第1回 ミャンマー南部 漁業実態調査」 YMF   課題名-「ミャンマーに於ける漁獲漁業と養殖漁業の実態調査」 2013 「実証試験補助役務」   課題名-「実証試験フィールドの提供および保守作業補助業務」 海外大手バイオサイドメーカー 「防汚効果の持続性に関する実証試験」   課題名-「経過観察記録および周辺環境データの収集」 国内大手施工管理会社・国内塗料メーカー

  • 斃死対策 | 株式会社 西海養殖技研

    斃 死 対 策 斃死の分類について 斃死における「原因」と「要因」について ※ 斃死を、単純な一因性ではなく、「原因」と「要因」に分けて考える必要がある 〇「自然減耗」と「異常斃死」について  「自然減耗」 は生物としての強弱分散により、劣等遺伝形質の種苗から自然淘汰としてなだらかに減耗する。  「異常斃死」 は以下の2点の比較要件で、減耗が一度に大量に減耗した数量状態に分かれる。        : 「同一貝種」 の 時系列(過去) と の比較  過去 の生残率に比べ斃死率が異常に高い       :「周辺貝種」 の 時系列(現在) での 比較  周辺 の生残率に比べ斃死率が異常に高い 〇「原因」- 斃死を直接引き起こす「理由」  高 水 温 :溶存酸素量の低下・心拍数の増加・呼吸活性の上昇・生殖期間の長期化などにより体力低下、大型貝から斃死      :近年の高水温期間の長期化に起因する「環境対応力」の不足が要因 採苗要件で天然と人工で異なる       「天然貝」 :「遺伝形質の変化」 (自然界における人工貝との自然交雑などで変化)      「人工貝」 : 「近交弱性」 過度な選抜育種による種としての環境対応能力 「幅」 の狭小化 交配個体数の基本無視          : 「業績優先」 タンク内での淘汰選抜(受精率・分割異常・成長異常)を軽視 販売時点の貝数を優先  赤潮生物 :ヘテロカプサなどの貝への毒性・ノクチルカなどによる海水中の溶存酸素量低下による「酸欠」で斃死  食害生物 :魚類:ナルトビエイ・クロダイ・ブダイ・      :貝類:サツマボラ・      :扁形動物:ヒラムシ  穿孔生物 :ポリキータ(穿孔性多毛類)の殻体への穿孔寄生による閉殻筋損傷  酸素欠乏 :貧酸素水塊の形成による大規模な「酸欠」による大量斃死 〇「要因」- 斃死に至る可能性のある複数の「要素」  水温上昇 :28℃を超えるとミドリイガイの大量斃死により、沈降有機物が過多となり、高水温に起因する溶存酸素量の不       足から、酸素を必要とする好気性消化細菌の分解能力が低下、海底に硫化水素が発生、毒性で斃死       ※ 漁場環境の変化 :近年の高水温は「区画漁業免許」の設定時代に比べ、大きく変動している可能性が高い  塩分低下 :閉殻時間が長期化、呼吸・摂餌が困難になり、体力低下、衰弱時の開口による外水との浸透圧差により斃死  付 着 物 :付着珪藻:高透明度による光達で異常繁殖→通水阻害+呼吸困難・酸素不足・餌料不足で夏場に斃死      :脊索動物: 貝口付近のマボヤやヨーロッパザラボヤなどの 異常繁殖による通水阻害+呼吸困難   異常気象: (高水温・低水温・低比重・貧酸素:垂下層に至る高水温による貧酸素水塊形成 )  操作ミス:( 密植・付着物による収容器の通水阻害・過度な洗浄作業)要:高水温に対応する作業変化 過去に取り組んだ斃死対策の紹介 〇 タイラギの斃死対策 (貧酸素水塊・低比重・立枯:基質への潜砂困難) 【平成19年度先端技術を活用した農林水産研究高度化事業】    「大型二枚貝タイラギの環境浄化型養殖技術の開発」  潜砂性タイラギの垂下養殖技術  基質への潜砂困難(立枯) 対策    洋上浮体施設(竹筏・フロート筏)から底面付着器を使用した防汚収容器で垂下育成する事で、タイラギの安定   生産 を 達 成した。貧酸素水塊や低比重など環境変化の大きい海底から切り離し中層へ垂下する事で生存率を高める   技術を開発し た。 付着物対策としては貝に無害なシリコン系防汚塗料による収容器への防汚加工する事で対応した。    「立ち枯れ」と言われ る貧酸素などによる海底からの飛び出し斃死への対応は、収容器の基質内底面付着器を配す   る事で、タイラギ自体の潜砂 能力(環境変化時には基質に深く潜砂する事で回避)を高め、高い生残率を確保出来   る技術を開発した。    ※成長に伴い潜 砂の際に足糸が掴む粒度の大きい基質(サルボウなどの殻片など)が無い漁場で立ち枯れ多発。  「環境変化」  :育成環境を海底から切り離し、中層垂下育成する事で対応        ※気候変動に伴う貧酸素水塊や低比重などの環境変化に起因する大量斃死が多発 。  「付着防御」 : 垂下養殖における付着物対策として、貝に無害なシリコン系防汚塗料で防汚加工する事で対応。  「潜砂不能」 : 海底基質からの飛び出し斃死対策は、収容器の基質内底面付着器を配する事で対応。       : 潜砂に必要な、足糸が掴む粒度の大きい基質(サルボウなどの殻片など)が無い漁場で立ち枯れ多発。       ※タイラギ自体の潜砂能力(環境変化時には基質に深く潜砂する事で回避)を高め、高い生残率を確保 【関係知財 】Ⅰ 【 名 称 】 「タイラギを垂下養殖するための養殖用器具」特許番号第 5288546号 【 概 要 】  垂下養殖において、タイラギを基質内に確実に潜砂させ、タイラギ殻体への付着物を防御し、成長させるた めに使用するタイラギ専用のタイラギ養殖器具を提供する。基質を使用した防汚処理養殖用容器内にタイラ ギ専用の足糸固定器を設置する。かかるタイラギ垂下養殖用器具を使用すれば、基質中の足糸固定器によ      り、アンスラサイトなどの軽量基質を使用しても、砂や砂泥を使用しても、タイラギの基質上への飛出しを確      実に防止することができ、タイラギ殻体へのフジツボなどの海洋生物の付着を防御しつつ養殖を行なうことが      できる。      ※ 知財化、特許権者のFRAと「特許実施許諾契約」を締結し商品化 【 関係知財 】 Ⅱ   【 名 称 】 「海洋生物の付着防御器具」 特許第5521154号(P5521154) 【 概 要 】 食用貝であるタイラギの殻体表面に、フジツボ、イガイ、カサネカンザシや粘着ホヤ、複合ホヤ等の海洋性 生物 が付着するのを確実に防御する方法及びそれに使用する防御器具を提供すること。 事前に防汚効果を持たせた通水性素材 を貝の殻体に密着させて使用することで、 (1)付着時期にあるフジツボ浮遊幼生が付着基盤に付着する際の「好適付着流速」を阻害、 (2)付着基盤となる貝殻表面の微生物フィルム形成を阻害することにより、フジツボ、イガイ、カサネ カ ンザシ 等の蛋白質由来の付着「嗜好」を阻害 (3)加えて「粗密な形状」から平滑性を好む粘着ホヤ、複合ホヤ等を防御する      ※ 知財化、特許権者のFRAと「特許実施許諾契約」を締結し商品化 〇 真珠養殖における斃死問題  斃死率(生残率)について   「母貝養殖」 :母貝(重量)で事業成立 目的:「大きな貝」を如何に効率良く( 斃死なく)生産するか       :功利優先で自然の生理メカニズムを軽視する傾向(採苗技術の進歩:陸上水槽内)外の育成漁場とのズレ  「真珠産業」 :真珠(重量・サイズ)で事業成立 目的:「大きな真珠」を如何に効率(斃死なく)良く生産するか       :挿核施術後の斃死率増大 高水温ばかりではない使用母貝の弱体化( 抗 ウイルス耐性を含む)       :優良母貝  母貝生産段階で淘汰選別 核入れ後に減耗しない強い体質の貝で事業スタートは必須    稚貝 :温暖化対応の高水温耐性:近交弱性による弊害(選抜過多による生存バンドの狭小と均一化=大量斃死)      :先天的要因→人工採苗におけるの系統(交配:採苗個体数・継代:系統保存)が確立・後天的要因を排除      :早期採卵→大珠志向から大きな貝のニーズが増大→「早期採卵」傾向(冬場の採卵母貝の成熟漁場を開拓) 〇マガキ養殖における斃死問題  採苗手段で異なる養殖技法   ①「カルチベーション養殖」(裸吊)→ ホタテ貝殻に種苗貝を付着させて連結垂下育成   ②「シングルシード養殖」 (網篭)→ 単離種苗を網篭に入れて連結垂下育成  育成法で異なる「大量斃死」に繋がる直接原因 〇真珠養殖における斃死問題 夏季の高水温(中間育成)時の「適正養殖密度」と分殖時期について  〇マガキ養殖における斃死問題    ①「カルチ養殖」ホタテ貝殻への付着密度 やカルチ貝殻への付着藻類の増殖繁栄 (台風などの風波による付着藻類など    の剥離脱落が少ないためのカルチ周辺への通水阻害・海水の鉛直交換による浮泥が少ないために海水の透明度が上が    り光達深度が高くな り垂下層への付着藻類が繁殖)に起因する通水阻害(摂餌困難・酸欠)   ②「シングル養殖」水温上昇による収容器内部の溶存酸素量の低下と 貝の活性上昇に伴う収容器内部の酸欠(密殖)と    海水の鉛直交換による浮泥が少ないために海水の透明度が上が り光達深度が高くな り垂下層への付着藻類が繁殖)に    起因する通水阻害(摂餌困難・酸欠)  それぞれの対処法    ・藻類付着による通水阻害は収容器の網篭を防汚処理し通水を確保する事    ・高水温時の溶存酸素量の減少に伴う酸欠に関しては、従来水温時より収容器内部の養殖密度を低く(一篭当たりの     貝の入数)設定する事 工事中

  • 食害対策 | 株式会社 西海養殖技研

    食 害 対 策   有明海でのナルトビエイによる食害が表面化する30年前の1980年代に、奄美大島のマベガイ養殖でナルトビエイの食害被害を経験、2000年代以降、温暖化に伴う漁場水温の上昇を契機に、有明海でクロダイによる食害被害(海苔・マガキ・イワガキ・アサリ)が頻発する様になった。2020年代に入り、東北以北地域でも水温上昇による マダイのホタテ稚貝の 食害被害が深刻化している。 ・弊社は真珠養殖における母貝量産技術として、実戦的な食害対策の知見を蓄積しております。 ・近年は、真珠養殖で開発した貝類に安全なシリコン防汚剤を塗布した食害防御ネットを有用二枚貝の食   害問題に転用する事で実績を上げています。(約40年の経験が有ります。) ※食害防止ネットの導入⇒ネットの付着物対策⇒重量増加(ハンドリング困難)⇒網防汚で対応した実績 〇 食害対策 (Countermeasures against feeding damage)   「捕食-被食」関係 に進展 (気候変動で発生サイクルが重複) 「食害(捕食・寄生)生物」 「捕食-被食」 九州での被害例 ①養殖初期(種苗)   捕食:魚類(クロダ イ・ブダイ・アイゴその他)幼魚 メジナ・オヤビッチャ・アミメハギ 成魚 アイゴ アミメハギ メジナ オヤビッチャ  捕食: 貝類(サツマボラ・ニシ類などの肉食系の巻貝)幼貝~成貝 サツマボラ テングニシ(種苗時) アカニシ(種苗時) ウミニナ  捕食:甲殻類( カニ・エビ・ イシガニなど)稚魚 高水温や比重低下などによる主要な餌料枯渇に起因) イシガニ イシガニ 食害防止メッシュ アミメハギ食害防止メッシュ カモ・シギなどの渡り鳥 干潟 (春秋の渡り の中継地) 潜砂前のアサリ稚貝などを捕食 ②養殖後期(成貝)  捕食:魚類(クロダ イ・イシダイ・ナルトビエイ・ブダイその他)成魚 クロダイ イシダイ ナルトビエイ腹側 ナルトビエイ背側  捕食:生物 ( ヒラムシ:扁形動物 渦虫綱 多岐腸目類) 斃死貝発生時に誘引蝟集し被害大 ヒラムシ シングルマガキ食害 シングルイワガキ食害 カルチマガキ食害 工事中 食害防止 シリコン防汚網蓋  アサリ 防汚メッシュ篭 アカガイ 防汚メッシュ篭 トリガイ 防汚メッシュ篭 マガキ 防汚ヤサイPE篭 工事中 「間接防御」シリコン含浸網地(不織布)を接触させるだけで、直接塗布と同じ付着防御効果 ポリキータ(穿孔性多毛類)侵入による症状例 テキストです。ここをクリックして「テキストを編集」を選択して編集してください。 テキストです。ここをクリックして「テキストを編集」を選択して編集してください。 ヒラムシ(扁形動物 渦虫綱 多岐腸目類)による食害 扁形形状を生かし、開口部分から内部侵入し、内部組織を直接食害 遊泳能力が有り伝播拡散力が大きい ポリキータ(穿孔性多毛類)+稜柱層剥離によるブリスター

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